まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

鰻を食べに

2018-02-06 08:48:27 | くらし

昨日、夫は同級生の葬儀に出かけた。
亡くなってから8日目だから長かったわ、落ち着かなかったわ。

どうしようかなとぐずぐずして。このごろ迷うことが多いのよ、かったるくて。
でも、家にひとり居てもなんだからなと10時半過ぎに出かけた鎌倉。

ひとり精進落としと称して。
かっては、四十九日の忌明けに精進料理から通常の料理に戻す区切りという意味があったそうだが、
現代では個人の供養という意味があるということなので、勝手にひとり同級生の供養。

いやいや供養という名目で行きたいところへ、おっと食べたいお店へ。
『ツバキ文具店』に出てきた鰻の「つるや」さん。
鳩子さんは男爵に二段重ねの鰻をごちそうになったけれど、私は自前。

 

鎌倉駅西口を出て御成通りを歩く。T字路にぶつかったら右に折れて。

通りは新旧取り混ぜての小さなお店があって楽しい。
レンタサイクルのお店。緑の窓テントは THE BANK。蒲鉾屋さん本店・・・

駅からいくらも歩かないうちに小さなお店に。
中に入ると予約してあるかと聞かれ、いやあそんな一人でもあるし、ね。
予約してある人と相席になるけれど、50分くらいかかるけれどよろしいかと。
もちろん、そのために来たんだから待ちます、いつまでも。

 

 瓶ビール飲みながら(なんせ精進落としだから)

鎌倉の小冊子なんか読んでいたら前の席に予約の高齢女性がおひとり。
ほどなくしてすぐにうな重が運ばれてきた。
そうかひとり予約もありで、そうすると時間見計らって焼いた鰻が運ばれてくるのね、と合点する。
その間にもひっきりなしに予約の電話が入って。ふーーん。
予約の女性は黙々と食して、すっと出て行ったわ。お馴染みさんなのねきっと。

はいはい、やっと私が頼んだうな重がきましたきました。

今頃、と同級生を偲んで。久しぶりだなあ鰻。
ごめん、まことにおいしくいただきました。ふっくらさっぱりちょうど良い分量。
ああ、あなたはもう食べられないのねと思ったら、一瞬喉につかえて。

お寺にお参りして梅見て帰ろう、といちばん歩かなくて済む(なにしろこのところ膝の痛みがぶり返して)
江ノ電に乗って長谷寺へ。

つるやさんの脇から1,2分江ノ電和田塚駅へ。
和田塚駅は駅員さんがいない。
江ノ電の線路は真っ直ぐが多いかとおもいきや急カーブもありで。
駅のすぐ前に甘味のお店なんかも。

それではまた。

 

コメント
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