昨日の昼過ぎ、庭に出ていたらモリタサンがピンポンて。
ん、なになに具合でも悪いのか、とこのところ不調の人ばかりなのでついつい。
布団を干していたら私の姿が見えたんですって。
「ホウレンソウ、食べてもらえる?」って。
そりゃあ喜んでいただきます。いそいそと。
「いつも柿をいただいているでしょ。何か買ってお返しするのもわざとらしいし」
ああ、人生の先輩らしい含蓄のあるお言葉。
「家で作っているホウレンソウだから無農薬だし新鮮だからいいと思って。
ちょっと大きくなりすぎたんだけど」って。
いいいい、そんなこと気にしない。と、のこのこモリタサンについて行った。
と、ちょうどそこへシンチャンママが買い物に行く格好で出て来た。モリタサン、
「大きくなりすぎたけど、小松菜食べる?」と声をかける。
そりゃあ、シンチャンママも、何よりよねと大喜び。シンチャンママはとてもほめ上手。
二人して世間話しながら、モリタサンが摘んでくるのを待った。
(どう?このみずみずしさ。とてもプランター栽培とは思えない。お上手だ)
家じゃ、オリーブオイルかけて食べたり、もやしといっしょにナムルにしたりして
食べるのよ、とモリタサン、レシピまで教えてくれる。
お浸ししかしない私はちと恥ずかしくなって。
「こんど若芽のときにあげるね、サラダにして食べて」と言うから期待して待つわ。
「主人がね、プランターが空くと、なんかさびしいねって催促するのよ」
ご主人は寝たり起きたりの生活だ、だからご自分ではできない。
そのぶん、ベランダから指示する声がたまに聞こえてくる。
それにしてもモリタサンだって、三大疾病を抱えてよろよろしながら日々を送っている身。
ご本人曰く「低空飛行でなんとかやってるわ」って。
ちょっと体調がいいとすぐにお庭に出てひと仕事をしている。ほんとにお好きなんだ。
そして、その庭仕事がモリタサンに張りを与えているのかもしれない。
その夜のわが家の一品、お浸しとベーコン炒め。ままま。
昨日したコメントへの返信、どんな回答が来るかヒヒヒヒであった。
けも 期待に反したった一行。しかも、落ちがブーメランとなった。
三行半よりましだが、さすが姫にムムムム。
そういう時もある。