ちょっと戻った話になるけれど。
7日夜の地震、結構な揺れに怖かった、被害は何もなかった。
で、翌日乗る電車のことは何の心配もしていなかったのよ。能天気。
朝テレビを観て交通情報をチェック。京浜東北線は動き出しているなと最寄り駅へ。
この時点で京浜急行で品川まで行こうかとも思ったけれど、すさまじい混雑を予想してパス。
7時半過ぎの最寄り駅は混雑もなくスムーズに乗車したわ。あら大丈夫じゃないのと。
甘かった。
発車したはいいが歯がゆくなるほど。道路を走っている男性の方が速いんじゃないかという
くらいのスピードよ。おまけに根岸駅で線路安全点検のためにしばらく停車した。
私は車内中ほどで立っていて、ひたすらどこかの駅で座れることを念じて我慢していた。
けどね、駅には付属小学校に通う小学生が10人近くいたし、ホームでも待っている子がいる。
あの子たちは無事に学校にたどり着くことができるかしら、こんな時は休校にすればいいのに
と、他人事ながら気にかかって。私が親だったら欠席させるな、とも。
その間反対を走る大船行の電車は1本も走行していない。ホームではひたすら待つ人たちが。
それでも、ホームの放送案内で今どの駅に止まっている等の案内があったからまだ増しね。
ノロノロ運転は続いた。忍の一字。
横浜駅で私は座れた。自分の観察眼を褒めたわ。この人はそろそろ降りるなとふんで、
目の前の人は眠っているから横にずれてその人の前に移動したの。ほっとした。
それでも相変わらずノロノロ運転は続いたけど、神奈川県内の駅はそれほどの混雑を
見せず少しはゆとりがあった。車内放送はうるさいほど荷物に注意せよと繰り返す。
それが多摩川を超えたとたん、蒲田、大森、大井町駅からはすさまじいほどの乗客数。
押し合いへし合い。ソーシャルディスタンスなんて知ったこっちゃない。
横目で見ながら、私用で席に座っているのが申し訳ないくらい。
ホームの放送は、すぐ後に電車が来ているからそちらに乗るようにと呼びかけいる。
蒲田の時点で1時間半のおくれ、とも。
おかしいのはいつものように発車の際蒲田行進曲が流れたのよ。ふふふね。
救いは蒲田からは通常運転に戻ったこと。窓外の景色がいつのように流れて安心したわ。
東京駅に無事着くまでは実はいろいろと不安だったの。
また地震が来たら?なんて。
水を持っていなかった。結局いつもより1時間も余計にかかったのだから常に携帯すべき。
トイレ事情に悩まされずに済んだことは奇跡のようだったわ。
ほんと疲れたけれど考えさせられた。能天気はいけない、なんとかなるも、はた迷惑だと。
いつどこで出くわすか分からない災害、外出にも覚悟がいる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます