泊まったお宿が『武蔵坊』
その名前の由来さえ気がつかないほどの無知で。ホンとお恥ずかしい。
何もかもダメなのですが、歴史は興味ゼロ及び苦手。
そんな私が奥州藤原氏3代の足跡を訪ねるっていのですから、とんちんかんな事この上ないわけで。申し訳ないです、どなた様にも。
それでは。
まずは中尊寺本堂にお参りして
その後、金色堂に。
そこで、芭蕉の句碑
『五月雨の 降り残してや 光堂』
下って弁慶堂に
左外国の方が見ているおみくじは
こんなからくり人形
200円入れるとね、この方がくるりと後ろを向いてお堂に入って運んでくるの。
ケチだから、外国の人がやっているのを一緒に見ていました。
このご夫婦連れとはホテルも一緒。夕食も一緒。
日本語も箸使いも大変お上手で。
奥様とは朝風呂も一緒。
朝食も一緒。味噌スープにパン&ご飯てんこ盛り。
そのくらい食べないと身がもたないだろうな、と納得。
で、毛越寺。すみません、本堂参観はスニーカーを脱ぐのが面倒なので、夫に一任しまして、ベンチに腰を下ろしていました。不届き千万。
そこに、芭蕉の句碑が。
高館義経堂で詠んだといわれている一句。
『夏草や 兵どもが 夢の跡』
本堂を左に見て右側に楽しみにしていた浄土庭園が広がっていました。
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遣水(やりみず)
山水を池に取り入れるための水路で、平安時代の完全な遺構としては日本唯一のものだそうです。
右が州浜。左奥の石組みが出島石組と池中立石です。
浄土庭園鑑賞につきましては、もう少し修行して人間を奥深く磨いて出直します。
平泉の町中にはいたるところに芭蕉の句が。
バスの側面にも
観光案内のちょうちんにも
お店の壁にも・・・
芭蕉さまご一行、よくこんな遠くまで歩いて来たものだと思いを馳せました。