まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

芭蕉 2句

2009-10-11 12:33:37 | くらし

泊まったお宿が『武蔵坊』
その名前の由来さえ気がつかないほどの無知で。ホンとお恥ずかしい。
何もかもダメなのですが、歴史は興味ゼロ及び苦手。
そんな私が奥州藤原氏3代の足跡を訪ねるっていのですから、とんちんかんな事この上ないわけで。申し訳ないです、どなた様にも。

それでは。
 まずは中尊寺本堂にお参りして

その後、金色堂に。

そこで、芭蕉の句碑

『五月雨の  降り残してや  光堂』


 下って弁慶堂に

左外国の方が見ているおみくじは

 こんなからくり人形

200円入れるとね、この方がくるりと後ろを向いてお堂に入って運んでくるの。
ケチだから、外国の人がやっているのを一緒に見ていました。
このご夫婦連れとはホテルも一緒。夕食も一緒。
日本語も箸使いも大変お上手で。
奥様とは朝風呂も一緒。
朝食も一緒。味噌スープにパン&ご飯てんこ盛り。
そのくらい食べないと身がもたないだろうな、と納得。

 で、毛越寺。すみません、本堂参観はスニーカーを脱ぐのが面倒なので、夫に一任しまして、ベンチに腰を下ろしていました。不届き千万。

そこに、芭蕉の句碑が。

高館義経堂で詠んだといわれている一句。

『夏草や  兵どもが  夢の跡』

本堂を左に見て右側に楽しみにしていた浄土庭園が広がっていました。
(よかったらクリックしてください)

 遣水(やりみず)

山水を池に取り入れるための水路で、平安時代の完全な遺構としては日本唯一のものだそうです。

 右が州浜。左奥の石組みが出島石組と池中立石です。

浄土庭園鑑賞につきましては、もう少し修行して人間を奥深く磨いて出直します。

平泉の町中にはいたるところに芭蕉の句が。
バスの側面にも
観光案内のちょうちんにも
お店の壁にも・・・

芭蕉さまご一行、よくこんな遠くまで歩いて来たものだと思いを馳せました。


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北上夜曲

2009-10-10 19:02:55 | くらし

平泉の旅、帰りました。

『毛越寺』と『中尊寺』を見るだけでしたから、時間が余ってあまって・・・
せっかちな二人ですから、パッパッと眺めるだけで、少しも鑑賞にならなかったです、ハイ!
ま、行ったという事実だけでいいかってな具合です。困ったもんだ。

そんなこんななので、とりあえずの写真。



まだお腹が空いていないっていうのに、わんこそば24枚(間違った24枚も食べたらどうなる。正しくは24わんです)挑戦
念願だから、頑張って完食 満足満足



あちらこちらの田んぼでこんな風景に出くわしました
稲の干し方もいろいろあるのね



腹ごなしにと、訪ねた北上川
土手に座ってこんな景色を堪能していると
よくぞ日本に生まれたり と、思います
柄にもなく、青春しましたよ

♪におい優しいしらゆりの~

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1泊2日

2009-10-09 05:10:34 | くらし

夫が無事これ定年を迎えたので、優しい妻は計画を立てました。
40数年間働いてきてくれたお礼といってはなんですが・・・

私はそこらへんの温泉でよかったのですが、風呂は好きじゃない夫にはつまらんだろうと、平泉に。寺見物くらいは大丈夫だろうと。優しい!
本心はそれにかこつけて、毛越寺の日本庭園見学をひそかに楽しみにしているのです。

そして・・・
「昼ごはんは何食べようか」と相談を持ちかけて、あきれられています。
蕎麦に決まっているけれど。いちおうはね、立てないと。



蕎麦はそばでも 「ミゾソバ」

それにしても、1日違いでこの天気。よかった。
ではまた。

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諦める

2009-10-08 18:59:17 | くらし

台風18号の勢力はすごかったですね。皆様のところは大丈夫だったでしょうか。

正午のニュースに佐渡の両津港の様子が映し出されてびっくりしました。すごいことになっていたのですね。もうすぐ収穫のおけさ柿の被害が心配です。大したことがなければいいのですが・・・

夫が「ミモザがえらいことになっている」と騒いでいたので下りてみると。
あれま、あんなにふさふさと茂っていた下のほうの枝がすっぽりと切られているのです。
来春、枝いっぱいに黄色の花が咲く様子を想像して楽しみにしていたのに。
見ているまに、風で枝がぽきっと折れたんですって。だから切ったんですって。
ほんとか?
いつも大げさだからなあ。ちょろっと折れたに違いないとは思っているんだけれど。
でも仕方がないのよ、私はここにいないんだから、お手入れできないんだから。
と、あきらめるのです。

この時期は、球根を買ったり、来春の宿根草の苗を買ったり、コンテナにはどんな寄せうえをしようか考えたり。楽しみはたくさんあるはずなのに。
見られない、手入れできないのため、全て泣く泣く諦めるのです。

これなら大丈夫かなと植えたイネ科の植物も、狭い庭ではむさくるしいだけ。
センスがないから、雑草状態よ。
もう土を育てると腹をくくるしかないわ。ああああ。

先月の花です。

 ジンジャー

 ヤブラン

この二つはまだいいほう


ルリタマアザミなんか哀れなものです。

全てがこんな調子で。トホホです。
思い切ってこうなったら整理整頓。やりますよ、ばっさり。できるのか?!

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一度にひとつ

2009-10-07 13:05:07 | くらし

認知症検査して貰ったのに。あれは間違いだったのか!
ほんと、我ながらあまりのあまりにいやんなっちゃうわ。

せっかくデジカメ持ってきたのに、SDカード入れ忘れたのはまだ良し!
自分の行動にめげている皆さん、安心してください。うわてがいますから。元気が出ますから。


(先月お出迎えしてくれました)

この雨の中、いや雨の中だからこそやってしまおう、と思ったわけですよ。
・切符を買う
・銀行でお金を下ろす
・スーパーで買い物する
たった3つのことね。

駅→銀行→本屋→スーパー 段取りもしっかりとった。うーん、素晴らしいわが頭脳と自画自賛して。

切符はスムーズにことが運んだ。

次、銀行のつもりが足は本屋へ。いつもは立ち読みのみなのに、今日は血迷って文庫本を手にレジへ直行。本を渡そうとした途端思い出しましたよ。下ろしたお金を使おうと思って、財布のお金を全て抜き取って出てきたことを。
「財布空っぽなので・・・」
もちろん店員さんは笑っています。

気を取り直して、さ、さ銀行銀行。
張り切ってカードを入れたら使えませんって。
よくよく見たら、銀行のものでも違うカード。
はあああ、力抜けるねえ。
通帳を持っていたから、仕方がない、手数料がかかってもこれでやるかと書き込んでから、あれま、印鑑が要るんだったわ。
案内係の人に「要るんですヨねえー」と無駄な抵抗なんかしちゃって。

結局、夫に電話して全て持ってきてもらったけれど、疲れが倍増したわ。
もう、用事は一度にひとつにしろって事なのね。
つくづくしみじみ分りました。はああ。

昼寝します。

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秋野

2009-10-06 08:15:12 | くらし

タイトル、ちょっとちがうなという気がするけれど・・・

先月帰ってきてから、私の携帯は、マサチャンからのヨガ連絡1件のみ。
薬局ご主人が、
「おめえ、姿見えんでも誰も何ともいわせんが、存在感、ねえの」と言ったけれど・・・
いいんだ!

そんな私に似て地味な秋の草花(ごめん、怒らないで)













なぜか群れをなしていることが多いよね。

父を送り出したら、横浜に帰ります。そちらは雨なんだろうなあ。

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サラシナショウマ

2009-10-05 12:55:13 | 佐渡の花

国体バスケを応援して帰ってきたところ。
新潟県は決勝で山形に敗れ準優勝。惜しかった。

トキも全員ケージから飛び立ったようで・・・
今回のソフトリリース方式はいいわ。去年のようにお尻を押されて無理やり飛ばされるのではなくて、「そんならおいら、この辺で飛ぼうかな」というのんびり加減がうれしい。
関係者の方々は、5日もかかったことに気をもんだでしょうが、トキの気持ちを考えたらね、素敵な方法だったわ。
もしかしたら群れ形成、成功するかも・・・

で、何か月ぶりかのニリンソウおじさんの田んぼで

サラシナショウマ発見。
大好きです、穂先が出てふわふわしているやつは。




そしてむりやり  『BALLD』2回目観賞感想

ごめん、山崎監督殿。

うーーんだの、好みじゃないだの感性の問題だのふざけたこと言い散らかして。
又兵衛さんが最後に銃に打たれて死ぬところが、どうにも腑に落ちなかったのよ。

真一に助けられたところから、そういうことだって言ってるじゃないの。なにを観ていたんだろうね、ほんと。
廉姫だって最後に言ってるじゃないの。「又兵衛はそれまでの命だった」って。ね。
ほんと又兵衛だけを見ていたんだな、きっと。

それがわかると、戦いの前夜の、戦いの日の朝の人々の心情がより鮮明になり切なさが増してきて。
文四郎が戦の身支度を手伝ってくれた母に「ありがとうございます」という言葉。
又兵衛が「「みな、子供の時から見た顔じゃな」という言葉。
泣ける。

戦国時代の春日の国でただただ日々を生きようとした人たち、大切なものを守ろうとした人たちの思いが切々と伝わってきて、見終わった後静かなあたたかい余韻が胸に残って。

良い映画でした。

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晴れた日には・・・

2009-10-04 13:17:51 | くらし




こんな朝焼けを見たり



朝日に輝くこんな光景を見たり



黄金色の向こうに見える山々を眺めたり



初対面のおばさんから 「持って行けや」と頂いたりすると

佐渡に両足で立って暮らしてもいいかしら、と思うわけよ。

そして、「ちょっと横浜友に会いに行ってこよう」とか、
展覧会が見たい、映画が見たい、ハイカラなご飯が食べたいとか思ったら、
「行くか」てな気軽な調子で横浜に行っちゃう。
なんて妄想するわけ。

でもなあ、父の「去年は11日にこたつを出したが」を聞いちゃうといっぺんに冷めてしまうって。

せいぜい佐渡の秋を満喫しよう、今のうち。

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新潟国体 バスケット

2009-10-03 12:41:25 | くらし

今日から両津体育館で、成年男子バスケットの試合開始。
朝の雨は、試合の始める頃には上がって。屋内だから関係ないと言えど、天気が良いと気持ちがいいものね。

 
                            そのとおり!


両チームの練習風景を見ていると、ブザービートの意味も知らなかったど素人でもなんとなく、こっちのチームが勝つなって分かるような気がする。
(この試合は当たったから声を大きくして言うよ)

ユニホームが似合う。
バスケットの体をしている。
体の切れ、動き、遠目でも見える気迫、顔つき。
これらがあいまって、瞬時にこっちだなって。上手オーラって出るのね。

 
小学生も応援参加            マスコットのトッキッキも駆けつけてきて


練習も気合が入って
それにしてもなあ、このズボンがどうもだらしなく見えるのはおばさんだからかしら。
つるっつるの方、お上手でした。




バスケって結構肉弾戦ありなのね。いいのか?と思うくらい激しいときあり。
それにしても負けているときって、シュートが不思議なくらい決まらないもの。
入って当然、が後ろやゴールの輪っかにぶつかってことごとく外れて。

そんなわけで、白チームの圧倒的勝利。面白かったです。

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才覚

2009-10-02 11:01:18 | くらし



新潟での診察後の昼ご飯。


広くない店内は、二人の若いお嬢さんがフロアを仕切っている。
たばこを吸うか聞かれて。
空いている席は、盛り上がっている奥様グループと、
たばこを吸っている若いサラリーマン氏の間。か柱の陰。
時間がなく、柱の影はいやだからそこでもよいと言って。

で、両方に挟まれてぼんやりとしばらくパンとサラダを食べていたら、
フロアスタッフが気の毒に思ったのか、
なかなかお客さんが来ないから0Kとみたのか、入口付近角の4人席にどうぞ、
と気を利かせて案内してくれた。

うーーん、気に入ったわと感心してゆっくりパスタを食べていたら、二人連れの男性客が案内をこうている。

見るともなくみていると、スタッフの方説明やら何やらしていたけれど、彼らは結局店には入らず。

私がそのままひとり席に座っていたら、二人のお客は4人席にゆったり座れて入ったかも・・・
ちょい前のお一人様を一人用に案内していたら・・・
なんて考えていたら、
席一つ案内するのにも見極めがいるんだ、裁量がいるんだと今更ながらに気がついた。ただ空いているからって案内するだけじゃだめなんだ。
こんなところにも才覚が必要なのね。

と、会計の時に感想を言ったら、そのお嬢さん、
「そうなんですよ、ここ、分煙されてないから、難しくて。たばこが吸えないからって帰ったり、たばこを吸っているからいやだって帰ったり。私なんてまだまだ勉強しなくては」
なんてもう立派にプロの姿勢。
チップを置きたいけれど私じゃあ様にならないからね。
でも、また来たくなるお店だ。

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