7日、極楽寺に自転車散歩に行った時の風景。
老夫婦が苗の補植に励んでいました。お二人にとっては難儀なお仕事でしょうが、いつまでもお元気でと願わずにはいられませんでした。
報告
母の手術は無事に終わりました。95歳での手術とは・・・複雑です。
いまのところ容態も安定していて、ようやくほっとして家に帰ってきました。
7日、極楽寺に自転車散歩に行った時の風景。
老夫婦が苗の補植に励んでいました。お二人にとっては難儀なお仕事でしょうが、いつまでもお元気でと願わずにはいられませんでした。
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母の手術は無事に終わりました。95歳での手術とは・・・複雑です。
いまのところ容態も安定していて、ようやくほっとして家に帰ってきました。
うかうかしていたら5月ももう10日。
ちんたらちんたら作っていたデジブックをそろそろ完成させねば、と焦った次第です。
今年は、花木がいちだんと美しく見えます。白い花をつけるそれらをお見せしたくて・・・
梨
林檎
*白*をご覧くださいませ。
といっても、毎年変わらなくてちと(ーー;)ですが・・・
デジブック 『春、白い花たち』
珍しく気持ちよく目覚めたらの日の出。タンク左はじからがまぶしい。
布団の中で、「そうだ!アオネバ行こう!」と。
どうせ長い1日なんだからさ。そして、こういう時が一人身の気楽さ、贅沢さ。速攻で実行。
8時10分のバスに乗って、往路は10時半乗車。都合約2時間ぶらり散歩。
今回は長野からの5人連れの方たちが一緒。
ほんのさわりのガイド。
「佐渡の山草は大きいですねえ」と感心していた。ヒトリシズカもイワカガミも・・・だそう。
木々も芽吹いてきて、青葉が目にやさしい。
ふらりふらりマイペース、流れる水の音を聞きながら、心地よい風に吹かれながら。
わずか小半日で高山の花たちに触れることができる。なんて贅沢な散歩か。
昨日の散歩道。おけさ柿の畑に2本のりんごの木。
花びらの白さに惹かれて・・・
王林
ふじ
報告です。
昨日あんなことを書いたら、今日その通りの出来事が起こりまして。
今度は母が私を引き止めました。あるんですねえ、入院です。
骨折です、手術です。
もう何回救急車に乗ることやら。
落ち込んだり泣きべそかいている暇がなくなりました。
「止めてくれるな、おっかさん!」と頼んでも無駄。よほど横浜に帰したくないようです。
せっかく独活やら蕗やら筍やらの餞別までいただいたのに。
そういうわけで、佐渡生活がもう少し続きそうです。
5月7日 町外れの八重桜
本来の予定なら、今日は父が退院して自宅に帰ってくる日でした。
それに備えて私は経管栄養の取り換えの練習を4回、痰の吸引器を購入して吸引の練習もしました。
来週からおむつ替えと着替えの練習ね、と段取りをつけていました。
4月20日に施設の方から、22日に入所が決まりました、との連絡を受けました。ありがたいことに母と同じ施設に入所できたのです。両親は、施設で、部屋は一緒でなくても、物は言わなくても夫婦として過ごすことができるようになったのです。
一瞬、何もかもの力が抜けてしまいました。
入所してから2週間、父の様子を見守ってきました。
その間、私の胸の内にはもろもろの感情が渦巻き、毎日暴風波浪警報を発令していました。致し方のないことです、自分が選択したことですから受け入れなくてはいけません。
これからは、今までとは逆転して軸足を横浜に置き、ひと月を横浜3週間佐渡1週間の生活にしようと考えています。
この4年半、夫を始め、多くの友人知人ご近所に支えられていたことを改めて実感しています。いくら感謝してもし足りません。本当にありがたかったです。
これからも、急な出来事が多々起こるに違いありません。心しておかねばと覚悟しています。一応は、はい!
そのままでも十分に美しいけれど、光を受けるとさらに輝きを増し、いちだんと明るく気持ちを高揚させてくれる。
白い花はアズマイチゲ
アケビ
ウスバサイシン
被災地の方々にも私にも、光は惜しみなくたっぷりと降り注いでいただきたい。
遅刻友からは、ときどきお手製のこんな紙袋に物品を入れて手渡される。
素敵なカレンダーを使ってそりゃあそりゃあ丁寧に仕上げてある。
そんな人なのに・・・
片付けられない。
そして、これを見たマサチャンママは、
「私もの、カレンダーの裏を使ってメモ用紙を作ろうと思って取って置くと、いつのまにか夫と娘に捨てられてしまうんだが」
と嘆く。
夫と娘はなんでも捨てるのが大好きだから、マサチャンママの取っておいたものはごみに見えるらしい。かくして、マサチャンママは、大事なそれが捨てられたかとごみ箱を引っくり返して探し出すそうだ。
あれはどこにやったと聞いても、知らん知らんって言うけど、私はあのもんたちが捨てたと確信しとるんだがさ、と憤慨するから大笑いするわけ。
遅刻友なんか、旅行で2,3日家を空けたら夫によって冷蔵庫が買いかえられてたと言うから何とも豪快な話で、ひっくり返ったわ。
「かあさん、どっかに行ってくれんかっておもっとるんじゃないの?」
そうすれば、夫はその間にそこら辺にある山のようなものが皆捨てられてさっぱりすると。
私は何といっても捨てる方だからね、ニヤニヤしながら聞いているしかないわけで。
それにしても、もう5月も5日になったのね。子供の日か!
バスの車窓から見た山桜の美しさが忘れられなくて・・・
空もよく晴れたことだし、夫を見送ったことだし、と自転車に乗ってアオネバ口目指して行かれるところまで自転車でぎこぎこ。
ここが限界、と降りて田んぼ道を歩いていたら、なんと遅刻友ご夫妻が見つけてくれて同乗させていただきました。何たる幸運。山桜堪能。(写真では伝えられなくて歯噛みしています)
途中の田んぼでは田植えが真っ盛り
アオネバ登山道の脇。割り箸1本の太さの細っこい幹がしっかりと大地に根を張り、こんな見事な花を咲かせていました。
帰り道はいつもの清々場所を通って。八重桜、山桜が見事に満開、咲き誇っています。
充分過ぎるほど日本の春を満喫しました。なんと言っていいのか・・・満ちて来ています。
やはり、春はシラネアオイにお目にかからなければ、その気になれない。
バスの車窓からはピンク濃淡取り混ぜた山桜が花開いて、淡い緑に染まった山を彩り、それはそれは美しい。
それにしても、帰りのバスでは、終点の佐渡汽船じゃなく途中のアオネバ登山口で下車するご夫婦連れが4組も。なんでこんなところで降りるのだろうと不思議に思っていると、駐車場に車を止めてある、4台とも県外ナンバー。
そっか。
アオネバ登山口まで車で来て駐車する。
そして、山野草を楽しみながらゆっくり山荘まで登る。十分な時間。
昼食を食べ、周辺を散策しながら帰りのバスで駐車場。それから、めいめい次の行動か!
もう、その緻密な計画にうなってしまった。実に私好み。いいわあ。
さて、シラネアオイに会いたい。
雪解けの水は、水量たっぷりでゴーゴーと流れていた。
ニリンソウも流れに顔を向けて。よく似た葉をもつトリカブトが背を伸ばしている。
お目当てのシラネアオイ。
やっぱり、山草の女王にふさわしい佇まい。
やはり、春はカタクリの花にお目にかからないと、その気になれない。
夫が来ていたので、ライナーバスでドンデン山、アオネバ登山口から頂上を目指す。バスの中は県外客の皆さん、ご夫婦連れが多い。
もちろん、頂上付近はまだまだ残雪あり。長靴登山はこういうときに強い。
アオネバ登山口からゆっくり登って2時間、登りっぱなしだから結構きついわけ。
両津育ちはこの景色を見ないと山に登った気がしない。
大佐渡のドンデン山から小佐渡を望み、左両津湾、右加茂湖。
陽がさしたり曇ったり、しかも風が強く寒かったけれど、満足満足。スカッとする。
で、アオネバ登山道。茶色はヤグルマソウの芽だし。
そして、お目当てのカタクリたち。
10時ころ、曇り、寒さの3拍子が揃っているから、花は開かないけれど、それはそれで可愛いからいいの。
エンゴサク、エンレイソウと一緒に記念撮影。
コバイケイソウの葉、オオイワカガミの葉が見え。