気ままに

大船での気ままな生活日誌

熱戦中日 白鵬40連勝

2010-07-18 22:19:17 | Weblog
大相撲名古屋場所も、早くも中日を迎え熱戦が繰り広げられた。
いずれも、手に汗握る熱戦だった。有力力士はいずれも辛勝だった。

白鵬が、昭和以降では双葉山の69連勝、千代の富士の53、大鵬の45に続く、40連勝の快挙を成し遂げた。ぼくは、相撲協会のネット映像配信でみていたので、画像も悪く、一瞬、白鵬が負けたのではないかと思った。それほどきわどい勝負だった。白鵬自身も、物言いがつくのではと、不安な表情で審判委員席に目を向けた。物言いもつかず、ほっとした表情をかすかに浮かべた。あとで、NHKのダイジェスト版をみて、わずかに、白鵬の足が残っていることを確認した。本当によかった。

ぼくは稀勢の里のフアンだから、白鵬のことについては、あまりこのブログにも載せていないが、大鵬の再来かと思わせる、安定した取り口と”品格”のある容貌に陰ながら、応援していたし、ぼくの星取り予想(今場所はあほNHK等マスコミに腹をたてて、止めてているが;汗)では、ほとんどが白鵬優勝だった。この分だと、大鵬を追いぬく可能性が強くなってきた。今場所では、あとは、対稀勢の里戦だけだろう。わるいけど、その日だけは稀勢の里を応援します。


さて、稀勢の里も前半戦は6勝2敗と、まずまずの成績を残した。これから、上位陣との対決ばかりだが、できれば、1横綱、3大関を2勝2敗で乗り切り、11勝4敗で、大関の足がかりをつくってもらいたい。今日の、栃煌山戦は薄氷を踏むような、きわどい勝ち星だった。でも勝ちは勝ち。気をよくして、突っ走ってもらいたい。


そして、稀勢の次に応援している、礼儀正しい、豊真将も好調。今日は、辛勝だったけれど、見事、8連勝。平幕優勝の可能性もないわけではない。頑張って欲しい。

ぼくが3番目に応援している、豪栄道豪太郎は、残念ながら、花札とばくぐらいで出場停止という、あほ調査員の裁定に、大損をしてしまったが、損して得とれということわざもある。来場所は、全敗扱いで大幅に番付が下がるので、平幕全勝優勝という可能性もある。その間、テラ銭25%の公営賭博の競馬か競輪、あるいは私営賭博(?)のパチンコやスロットぐらいで我慢して息抜きをしてほしいと思う。


それにしても、今場所の白鵬対稀勢の里戦は見逃せない。満員御礼も2日間つづけて出た。がんばれ、お相撲さん。応援しているぜよ。今日の龍馬伝も面白かったな。7時からの韓ドラも面白いな。あのアホ息子をみていると、身勝手な、あほマスコミを思い出すよ。

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祇園祭 宵々山を歩く

2010-07-18 13:23:19 | Weblog

去年は、母さんの新盆だったので、行けなかったけど、今年はお盆(この辺りでは7月なのだ)で家に帰ってきている母さんにお留守番を頼んで(汗)、京都へ出掛けた。母さんのおかげで、いい天気に恵まれた。ありがとう、母さん。

祇園祭は八坂神社(京都の人は祇園さんと呼ぶ)のお祭りで、7月はじめから始まり、諸儀式を済ませ、17日に、山鉾町の山や鉾が巡行する。この日がお祭りのハイライトで、前日と前々日の夕方(昼間からでもいいが、夜がきれい)、町内の山と鉾が駒形提灯をつけて華やかにお披露目する、宵山と宵々山も見逃せない。この3日間は観光客で賑あうが、山鉾巡行が終わっても、まだ祭りの儀式は月末まで続くのだが、17日を最後に、ばったり人出は途絶える。”あとの祭り”はここから来ているそうだ。

ぼくらも、”宵々山”の日から山鉾町に入り、昼間から、あちこちの山や鉾をみて、町屋の宝物がのぞける屏風祭をみたり、南観音山の前の百足屋でおばんざい料理をいただき、その後は、駒形提灯が灯って、うつくしい夜景の山鉾町を観て廻った。定年退職後、5年間で3回目だから、6割の祇園祭出席率だ、えへん(汗)。もうだから、あの山はどこにあるとか、あの鉾は四条通りにあるとか、町屋の松坂屋はあそこだとか、だいたい頭に入っているので、効率的にみられる。ワイフは屏風祭が好きで、まだ入っていなかった、町屋の杉本家に今回は是非入りたいと言っていて、それも宵山の日に実現した。

山や鉾には、入場料を払って、観覧させてくれるところが結構あり、それもいくつか見学させて貰った。動く美術館といわれるだけあって、内部の天井絵や壁絵もうつくしく、そして前懸、胴懸や後懸も、まるで能装束のように華やかだ。左甚五郎作の彫刻や円山応挙の絵などもある。

祇園さんの神様スサノオノミコトは、さまざまに知恵をはたらかせ、”あそぶ”ことに興じた神様であるという。ぼくも神様に見習って、おおいに遊んできた(大汗)。一度ではとても紹介しきれないので、今回は、第1日目、宵々山の風景を中心に載せたいと思う。

新町通りのむかで屋というおばんざい料理店での食事から、”酔々山”あそびが始まった。1000年以上も続いてきた祇園祭だから、洛中洛外図には必ず祇園祭は描かれている。ここの御主人が”むかで屋”と、お店の名前をつけて、あとで狩野永徳の洛中洛外図のこの辺りに百足の看板をつけたお店があることを知り、驚いたそうだ。

おいしいお料理だった。もちろん、鱧料理もあった。写真を撮ったがボケてしまい、百足料理みたいになってしまったのでみせられない。お酒は伏見のお酒(京のお酒は女酒と言われ、甘口どす、でも京の女は辛口どす(爆)、ちなみに灘の酒は男酒と言われていて辛口どす)で、1合頼んだのに、2合くらいあって、うれしかった(汗)。ビールも飲んで、まず、身体から”酔々山”にした(大汗)。

まず、お店の前の南観音山を見学した。これは、巡行のとき、順番のくじを引く必要のない(”くじとらず”という)山で、一番の長刀鉾と、このしんがりを受け持つ南観音山しかない名門の山である。

山の上からみた新町通りの風景

下からみた南観音山の風景

コンチキチンの祇園囃子が。加山又造画伯の絵も。


あれもこれもの山や鉾

放下鉾

鯉山

長刀鉾 くじとらずでいつも先頭を行く有名鉾


そして、宵々山を酔い酔い、歩いて帰ってきたら、八坂神社近くの、ぼくらのホテルのそばで、舞子さんが、お相手してくれるビール飲みコーナーがあるではないですか。スサノオノミコトさまのお相手して、楽しんでいただこうということなのだろうか。こんな機会はめったにないと近づこうとしたら、うちの山のカミ様に、手をひっぱられてしまった。


こうして第1日目は終わったのだった。(つづく)
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