気ままに

大船での気ままな生活日誌

イチロー 10年連続オールスター出場

2010-07-14 18:29:11 | Weblog
イチロー、10年連続の大リーグ・オールスター出場。すごいことですね。そして、いつも一番ライト、イチロー。無事これ名馬、のことわざの通り、怪我もせず、メジャーですばらしい成績を残し続ける、現代日本人の最高峰ですね。

いきなり、一回表、長打となりそうなフライを好捕、イチローらしい見事な守備を披露して、大歓声。今回はヒットはなかったですが、これだけで十分です。

いつもは、笑顔をみせないイチローの、試合前のインタビューではにっこり。今日だけは、いつも、もっと勉強してから質問してください、と睨まれる、あほ記者さんにも大サービス(笑)。
松井選手に、いつも言ってからかっていた、”赤いユニフォーム、似合わないよ”と自分にも(笑)。


晴れの先発出場コール。



1回表のファインプレー。

一番ライトイチロー 指定席になった

初打席


できれば、地元エンジェルスの松井選手にも出て欲しかった。それに松坂投手も。後半戦頑張ってください。イチロー選手は、当然のように10年連続200本安打を達成するでしょう。

。。。。。

スポーツ関係で一言。

毎場所、やっていました星取り予想は今場所に限り中止します。あほマスコミにかぎつかれ、相撲賭博をネットでやっているなんて、調査されると厭ですからね(爆)。

できれば、花札トバクをやっていた白鵬と稀勢の里が好調ですので、優勝争いをしてもらいたいです。優勝したら、”月見で一杯”ごちそうします。
 
猪鹿蝶(いのしかちょう)、花見で一杯、月見で一杯、赤短 、青短などの役、憶えています。むかしはよく家族や職場でも花札やってましたね(ときには賭けたりして)。最近は、あまりみなくなりましたね。こうゆう伝統ゲーム是非、残したいです。トランプもあまりやらなくなってしまったし、双六やカルタも・・どんどんすたれていきます。仲間で楽しむゲームでなくて、ひとりでPCやゲームセンターで、やるものばかりが栄えています。これじゃ、日本の将来がじゃないですか。
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オルセー美術館展2010 ポスト印象派

2010-07-14 12:07:44 | Weblog

オルセー美術館は、ぼくにとって思い出の美術館である。1990年前後、ぼくはパリのパスツール研究所にいて、3ヶ月間という短期間で、ある研究テーマにめどをつけなければならない緊張感の中にいた。だから土日のパリ市内の散策が、何よりの息抜きであった。とくに、この印象派の作品があつまるオルセー美術館には何度も足を運んだ。

展覧会案内をみて驚いた。オルセー美術館はなんと1986年に開館したとのことだ。ということは、ぼくは、まだ開館数年後の美術館に出入りしていたのだ。当時は、とてもそうはおもわなかった。もう何十年も経ったような、貫禄のある美術館だった。1900年、パリ万博のときにセーヌ川畔に出来たオルセー駅の駅舎をそのまま利用した美術館だったことも、そういう感じを受けた理由かもしれない。

そのオルセー美術館が、来年3月まで改修工事をするため、その間、絶品の絵画を海外に貸し出しているのだ。「これらの絵画がまとめてフランスを離れることは2度とない」と、サルコジ大統領のコメントも載っていた。たしかに、そうだろう、空前絶後のこの展覧会に行かないわけにはいかないのだ。”ポスト印象派”の作品を中心に展示してある。

ぼくはほとんど予備知識なしに(たいていそうだが)、美術館に飛び込むが、第1章”最後の印象派”で、この作品が見られると思わなかった。モネの”日傘の女”である。ぼくはこの絵が西洋画で一番好きなのだ(”日の出”も同程度に好きだが)。これがみられただけで、ここへ来た甲斐があった、と思わせるほど、うれしい気持ちだった。ここには、モネの作品が、その他、4点あり、それぞれ良かったが、”ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光”が、印象に残った。ドガの階段を駆け上がる踊り子を描いた、踊り子シリーズの一品も良かった。

第二章は”スーラと新印象主義”。点描技法のスーラの絵は、それなりに、うつくしいが、特にこれはという絵(ぼくにとって)はなかったが、1枚、絵ハガキを買った。第三章はセザンヌとセザンヌ主義。セザンヌは少しずつ、好感をもつようになってきている(汗)。セザンヌのよく描く山の絵や、”水浴の男たち”の色使いも好ましく思った。絵ハガキも買った。ひとつ面白い絵があった。モーリス・ドニの”セザンヌ礼賛”という絵で、セザンヌの絵を囲んでボナールとかルドンとか、自分自身ドニとかが、セザンヌ論を展開しているような場面の集団肖像画だ。

第4章はロートレック、第5章にはゴッホとゴーギャンである。よくみるゴッホの自画像はあったが、向日葵はなく、その代わり、オウカンユリがひそかに咲いていた。ゴッホらしくないと思ったが、”星降る夜”が良かった。夜空に北斗七星が輝き、ローヌ河畔のガス灯が水面に映る、そして湖畔の男女がささやいている。ゴーギャンは、やっぱりタヒチの女。

第6章がポン・タビン派で、第7章はナビ派、第8章、内面の眼差し、第9章、アンリー・ルソー、第10章 装飾の勝利、はさらりと、観て回った。もちろんどの絵も一級品ですばらしいものばかりであろうが、ぼくのような素人にはわからないので、さらりとみたが、もちろん、どの絵もやさしい気持ちにさせてくれた。いくつか、印象に残ったものの絵ハガキを買った。

会場をぐるぐる廻っているうちに、オルセー美術館を回っているような気になってしまい、あの頃のことをちょっと思いだしたりして胸が少しあつくなった。あれから20年か、”ミニオルセー美術館”を東京でみられるなんて、夢にも思わなかった。

ぼくは、パリが外国では一番好きな街で、もう一度、10日間ほど滞在してみたいと思っている。オルセー美術館が再開する、来年3月以降にしよう。 

モネ 日傘の女性

モネ ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光 

ゴッホ 星降る夜

セザンヌ サント・ヴィクトワール山

スーラ ポーズをする女
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