大地震から二週間がたった。被災者数はさらに増え続け、死亡者9,811名、安否不明者19、806人(朝日新聞)にもなっている。これでも、まだ全貌がわからないという。再度、ご冥福をお祈りします。
加えて、福島原発事故はいまだ深刻な状況で、原子力安全委員会は、昨日、スリーマイル島事故以上のレベル6と認定した。チェルノブイリ事故のレベル7に迫る、大変な事態となった。2日目に、ぼくのブログで、スリーマイル規模かと書いたが、どなたかが、海外では二段階上のチェルノブイリ規模といってますよ、とのコメントを頂いた。その通りになってきた。放射能汚染も野菜、水と拡がり、広範囲の人々に影響を与え始めた。
ストップザ放射能、と現場で決死の作業をつづけておられる皆様には本当に頭が下がる。昨日はとうとう2名の方が放射線障害を受けてしまった。まさに命がけで、日本のために頑張っておられるのだ。それに引きかえ、東電上層部、監督官庁、原子力安全委員会、原子力(関連)学会の学者さんたち、もちろん官邸も、これまでの対応をみてると、とても頑張ってるとは思えない。ただ楽観的解説や希望的観測(ふたりのNHK解説者の方がよほど正確な分析をしている)をしているだけだ。やはり、みんな、原発を中心にした、むかしからの仲良しクラブだから、強くいえないのだろう、(廃炉になると困るからと)思い切った”初期消火”もできなかったのだろう。いよいよ、最終盤に入った。そろそろ眼を覚ましてください。
。。。。。
昨日、野毛山動物公園でみてきた、動物たちの眼。こちらの方がよほど知的で、やさしいな。
ライオンの眼
キリンの眼
レッサーパンダの眼
ふたこぶらくだ、ツガルさんの眼はつぶっていました。人間でいえば100歳なので、いつも寝ているのです。みんな、大地震を乗り越えました。