先日、向島百花園で大輪朝顔展をみたばかりだが、今日は、日比谷公園の朝顔展(汗)。こちらの方は、大輪朝顔だけではなく、変化朝顔も。明治40年創立の東京朝顔研究会と変化朝顔研究会が共催。すばらしかったですよ。
日比谷公園の会場に到着したのは午前8時半頃。もう、結構、人が集まってきている、さすが都心の公園。手前のシート上の鉢植えの奥に大輪朝顔の品評棚。
こんなふうに並んでいる。手前の高い仕立ての鉢植えの向こうに低い仕立てのもある。
低い仕立ての大輪朝顔。ちょうど審査をしているところだった。
あとで、品評会の審査基準を教えてもらった。高い仕立てのは、花の直径が22センチ以上が金ラベル(優)で、21センチが銀ラベル(秀)、20センチが銅ラベル(佳)とのことだった。低い仕立てになると、20センチを超えると逆に失格で、それ以下で競うらしい。30分ほどすると、審査がだいぶ進んできた。では、まず、高い仕立ての、金ラベルからご紹介しましょう。
そして銀ラベルは浦霞。宮城の銘酒と同じ名前。ごくり、冷でお願いします(汗)。
銀ラベル。團十郎の色でんがな。
これまでの最高は25センチを超えたものがあったとのこと。これは最高度の技術と運がないとつくれないとのこと。写真が飾られていた。
では次は小さな仕立ての方へ。
金ラベルから。待ってました!團十郎!新團十郎?海老蔵のことかな。
銀ラベルは那須の夢。
銅ラベルにもいいものがいっぱい。
朝顔会の人から伺った話。5月に種を蒔いて、今日の日まで、毎日、ときには時間単位で、水遣りや施肥など手入れが大変らしい。奥さんの手助けが絶対必要とのこと。自営業の人や定年退職の人しかできませんね、と。うちでは絶対無理だね、と家内とうなづきあった(汗)。定年退職者でも出好きには無理。
そして、別の棚では変化朝顔展。二、三年ほど前、えど博で”江戸の園芸展”をみたが、その中に武士たちが好んで栽培していた”変化朝顔”のコーナーがあった。そのときにも実物があったような気もするが、ここでは、たっぷりとみせてもらえる。これが、朝顔?と訝しげに思うほど、花も葉も変わっている。突然変異によるものだそうだが、まるでウイルス病にでも罹ったみたいな奇形。でも、こういうのを面白がるのも、日本人ならではの文化でしょうね。
撫子咲牡丹
台咲牡丹
石化
ポスターから。まだ、いろいろな花があります。
では、オオトリに蓮咲き朝顔 究極の変化朝顔!座布団三枚!
実はトリックでして・・
手乗りハスでがんす。座布団5枚とれ!水浸しの刑だ!
日比谷公園はヒマワリが満開でしたよ。そのあと、日比谷図書館で企画展をみて、松本楼で食事。午後は画鬼・暁斎だぁ!
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