気ままに

大船での気ままな生活日誌

上野東京ライン初乗りからはじまった豊穣な一日

2015-03-15 12:29:20 | Weblog

昨日、3月14日は、北陸新幹線開業の日ばかりでなく、上野東京ラインの開業の日でもあった。初日に初乗りする、これがぼくのかねてからの念願であった(汗)。

これまで東京駅が終着駅であった東海道線の電車が上野を経由し、さらに、高崎線、東北線に繋がるというのだから大変革である。大船駅の電光掲示板をみて、びっくり。東海道線が上野東京ラインに代わり、その行き先は、小金井、高崎、上野、宇都宮となり、東京駅が消えている!ひとつだけ、横須賀線にあるだけ。小金井等の行先は、従来の湘南新宿ラインの行き先と全く同じなので、ちょっと、ぼーとした人(もちろんぼくも入るが)は、間違えて乗ってしまうのではないかと思った。

 そして、ぼくは、間違えないように、9:23発の上野東京ラインの高崎行きに乗った。お祝いの日だから(笑)、グリーン車にした。ここで問題が生じた。休日料金で東京駅なら500円台だが、上野駅までだと700円台となる。東京駅はボーダーラインだったのだ。
上野東京ライン初日、初乗りの記念すべき電車。高崎行き。

そして、上野に到着。東京駅での乗り換え時間がないから、いつもより早く到着。50分ほどか。上野に行くことが多いぼくには、たしかに、便利は便利。でも、たぶんこの線は使わない。そんな急ぐ旅ではないし、横須賀線の方が空いているもの。東京駅で降りて、構内のお店を見学したりしながら、山手線に乗り換えればいい。でも、帰りは、東京始発の東海道線で座って帰るのが定番だったが、今回から東京始発が激減するようなので、かえって不便になりそう。大変革はなんでもそうだけど、喜ぶ人もあれば、悲しむ人もある。

さて、この初乗りの日は、ぼくの遊びの神様が乗りに乗って、なんとも楽しい、豊穣の一日となった。

上野公園では、まるごと南会津観光PRフェア。楽しいイベントや会津名物のお店がいっぱい。きのこ蕎麦を頂きながら、歌舞伎や神楽を鑑賞。じょうずなこと!

会津田嶋祇園祭屋台歌舞伎保存会による”一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)”

須磨浦の段:玉織姫は、敦盛の姿を求めて須磨の浦に。そこに現れた平山、姫に自分の妻となるよう迫る。姫が罵るので、平山は怒り姫の胸に刀を突き刺す。

組討ちの段:騎馬の熊谷直実と敦盛の対決。

敦盛は熊谷直実のような立派な武士に斬られて、死にたいという。

ゆるきゃらも全員集合!

そして、あそびの神様が耳元でささやく。上野東京ライン初日には、科博の”大アマゾン展”の初日はどうか、と。それはいいね、と入った。素晴らしいアマゾン!素晴らしい多様性!カンドウ!

そして、常設で、世界一大きい花、ラフレシアRafflesia)を観る!シンガポール旅行のとき知った、建国の立役者、ラッフルズがみつけた植物。腐臭を発し、ハエ類を呼び、受粉する。


科博をで出ると、あそびの神様が今度は、日暮里、日暮里という。ああ、あの橋かと、ぼくは気づき、山手線で日暮里へ。あの橋はトレインミュージアムと呼ばれるほど、いろんな電車がみられる。

かがやきの、初日、初見

おうつくしいお背中!

そして、また上野東京ラインに乗って東京へ。上野しか止まらない。これは便利!日本橋高島屋へ!

なななんと!高島屋は植物園になっていた。

珍しい植物も。ブラックボーイ。この植物園はプラントハンター西島清順による設計。


8Fでは、高野山祈りの美展。中島千波の桜の襖絵など。もう声も出ないほど、すばらしい展覧会。

向かいでは大近江展。滋賀県の名産がいっぱい。大津絵も。

高島屋の向かいの丸善では内田正泰”こころの詩”作品展が。以前観ているが、新たな感動!

帰りに東京駅で、かがやき弁当を買おうとしたが、完売のようだった。

上野東京ラインの初日に初乗りしたおかげで、めったにない豊穣の一日をすごすことができた。そうそう、高島屋で日本橋芸妓さんと一緒に、両手に花の写真を撮らせて頂いたことも、豊穣な一日の中での忘れられないワンシーンであった

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