Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

結婚記念月間

2012-11-15 23:49:57 | 日記
時間が過ぎるのは早いもので、あと10日程で結婚して丸一年が経ちます

去年の今頃は結婚式の準備に追われていて、夫も私も忙しい毎日を過ごし
ながらも、ようやく日に日に実感が沸いてきて、嬉しさと期待とちょっぴりの
不安とで、なんだかくすぐったいような幸せを感じていました

そういえば去年の年末調整の用紙の氏名欄で、旧姓から新姓に書き換え、
世帯主の欄に夫の名前、続柄を「夫」と初めて書いたとき、「本当に結婚
するんだぁ…」と、感動してしまった記憶があります。
※会社の年末調整は11月中旬締め切りなので、当時は結婚前でした。

初めて書いた夫の姓での自分の名前は不思議な感じで、でも嬉しくもあり、
写メを夫に送ってしまいました(笑)

よく結婚式の準備をしている期間が一番幸せだと言いますが、確かにあの
期間はすごく幸せな時間だったと思っています。でも私にとっては結婚して
からの日々の方がもっと幸せで、その思いは日増しに強くなっています

それも全ては、夫の優しさと思いやりのおかげだと、日々感謝しています。
もともと優しかった夫ですが、結婚してから2人でたくさんの時間を過ごして
色々な出来事を共有していく度に更に優しくなっていって、以前にも増して
私のことを大切にしてくれています

今では家に帰ってきて2人で過ごす時間が一番楽しいようで、仕事の後に
飲みに行ったりもほとんどせず、まっすぐに家に帰ってきます。お休みの日
に別の用事を入れることもあまりなく、出来る限り一緒にすごせるようにと
予定を調整してくれているようです。

私自身は自分もやりたいことがたくさんあるので、夫が仕事の後に飲みに
行ったり休日にお友達とおでかけしたりするのは全然気にしないほうなの
ですが、夫がこうして2人の時間を大切にしてくれることが嬉しいです

そんな夫ですが、先日、結婚式で使ったウェルカムボードを玄関に飾って
いました。どうしたのかと思ったら、「結婚記念月間だからね」とのこと。

たしかに、毎年11月にこのウェルカムボードを飾るのはとても良い習慣かも
しれませんね。このボードには夫の結婚に対する思いが込められた言葉が
書かれていて、これを毎年見るたびに、初心に帰ることが出来る気がします


こちらのウェルカムボードは、ご縁のあった書道家さんに書いて頂きました
五代目市川団十郎(狂歌名:花道つらね)による、江戸時代の狂歌です。

「楽しみは 春の桜に 秋の月 夫婦仲良く 三度食ふ飯」

ウェルカムボードにはこの狂歌を書きたいのだと、夫が言ってくれました。
この狂歌を書いた下に、私達2人の名前を並べて書いていただきました。
(画像では名前を消してあります)

なんということのない季節の移り変わりや毎日のご飯を一緒に楽しむことが、
2人の一番の幸せになるような、そんな夫婦でいたい。ということでしょうか

この1年を振り返ってみると、確かにその通りの毎日を過ごしてきています。

の季節には一緒に花巡りをして、満月の綺麗な夜にはどちらからともなく
「今日は月が綺麗だよ」と教えあって一緒に見たり、雪の朝には木々の上
に積もった雪がキラキラと輝くのを見て感動したり、2人のお休みの日には
おうちでご飯を作ってゆっくり食べながら「楽しいね~」と笑い合ったり。

同じものを見て同じように感じられること、小さな幸せをお互いに大切にして
感謝できること、そしてお互いを一番大事と思い合えることは、本当に何より
大切で幸せなことだと思います

もちろん違う人間同士、時には意見があわなかったり、ちょっぴり言い合いに
なってしまうこともありますがすぐに仲直りして、お互いが納得できる答えを
話し合って探します。

まだ子供がいないせいか恋人気分が抜けず、お互い一緒にいられる時間が
少ないこともあり、仕事の休憩中に「会いたいね」とメールを送り合います。

夫婦としては良い形でいられていると思いますが、今後子供が出来たり
したらまた変わっていくのかなでもきっと、お互いに大切に思いやり合う
ことが出来ていれば、それも良い方向への変化になると信じています