前の記事からの続きになります。
先週に引き続き「結婚1周年記念デート」ということで、ホテルステイを楽しむ
ため、私達が披露宴をした場所である椿山荘へやってきました。式の当日も
泊まったフォーシーズンズ椿山荘にて、スイートルームでのお泊りです
ホテルの周りの木にはたくさんの小さな小さなライトが取り付けられていて、
エントランスに入る前からワクワクさせてくれました。最近は多彩な色使いの
イルミネーションがありますが、私はこの昔からの温かな白熱球の色だけの
シンプルなものが一番好きです
エントランスにあるホテルロゴも、大きな華やかなリースで飾られています。
少し遅くなりましたが、夜に到着して大正解でした
エントランスを入るとロビーの大きなツリーと、その前に広がるミニチュアの
とっても可愛らしい街が目に飛び込んできます。教会があったりサンタさんが
ソリに乗っていたり観覧車やメリーゴーランドがあったり。雪降る小さな街は
とても素敵でした。
エレベーターホールは重厚な大理石造りで、いかにも「ホテルらしい」雰囲気
の漂う空間でした。シャンデリアの柔らかい光が壁に綺麗に反射しています
記念日なので、スイートルームを予約しました。ゆったり落ち着けるソファーの
置かれたリビングと、その隣にキングベッドの置かれたベッドルームがあって、
ホテルステイを楽しむのにはちょうど良い大きさのお部屋でした
最近よくあるモダンな内装ではなく、ホテルらしいクラシックな調度品を使った
温かみのあるしつらえで、ゴテゴテし過ぎていなくて、私はとても好きです
フォーシーズンズの良いところは、シャワーブースが独立タイプというところ。
髪が長いのでシャワーブースでないと周りがびしょびしょになってしまうので
アメニティは大好きなロクシタンです。ただ、香りは良いものの洗浄力がとても
弱いので、シャンプーだけは自分で用意しています
リビングのテーブルの上には、記念日を祝うメッセージカードと、ちょっとした
お菓子をホテルがご用意下さっていました。さりげない心遣いが嬉しいです
あまり時間が無かったので、荷物を置いてすぐにレストランへ向かいました。
今日のディナーは文京区白山にあるイタリアンの名店「ヴォーロ・コズィ」。
隠れ家のような雰囲気のお店ですが、ZAGATにも掲載され、イタリアン好き
の人たちの間では有名なお店なのです。かなりリピーターが多いそうです。
通算9年間イタリアで修行をされた西口シェフの作る料理はとても魅力的で、
最後のイタリア修行の際は、西口シェフの料理を食べたくて、イタリアにまで
足を運んだファンの方々もいらっしゃったとか
現在も常に予約の絶えないお店で、今日も満席でした。ディナーをこちらに
決めたのは数日前だったのですが、結婚記念日だということをお伝えして
あったからか、一番良い席をご用意くださっていました
テーブルにはポピーを描いたビレロイ&ボッホの可愛らしい絵皿あったりと、
お料理とサービスはグランメゾン並でありながらも、全体的に気の張らない
優しい雰囲気のお店でした。
まずは前菜の前に4皿、小さなお料理が出てきました。全て一口サイズで、
スプマンテを楽しみながら、おしゃべりをしつつ食べるのにちょうど良いもの
ばかりで、お味もさりげな~く美味しくて、次のお料理が楽しみになります
スプマンテは「FERRARI」でした。
(実はこれ以外にも、小さい小さいチーズやフォカッチャが出てきました)
まず前菜1皿目は、盛り合わせが出てきました。これはこちらのお店の定番
なのだそうで、海の食材がたくさん使われています。見た目にも可愛らしく、
小食の方はこれだけでお腹いっぱいになってしまいそうなボリューム(笑)
タコがとっても柔らかくてびっくりしました。イタリアンでウナギを食べたのは
初めてだったのですが、意外と合うものなのですね
前菜2皿目はフォアグラのテリーヌがメインでした。私達2人ともフォアグラの
テリーヌと甘口ワインの組み合わせが大好きなので、グラスで甘口ワインを
頂きました。甘口ワインはトスカーナの「FRESCOBALDI」のビンサントです。
前菜3皿目はカルチョーフィ(アーティチョーク)のマリネ。とっても柔らかくて
ビネガーの量もちょうど良く、さっぱりと美味しく頂きました。
パスタの前に白ワインをボトルでお願いしました。2人だけで1本を飲みきる
のはなかなか難しいのですが、こういう日には多少無駄になってもボトルで
お願いしたほうが楽しいです。
ワインは「Nova Donus」というアルプスの麓、北イタリア地方のもので、
温度が低いときにはまるでバラのような、お花の香りがしていたのですが、
温度が少し上がってくるとフルーティーな香りに変化してきました。
前菜が終わり、ここからやっとパスタやメインのお料理へ移ります。まずは
魚介のダシを使ったリゾットが出てきました。これまでのお料理が品数が
多かったので、ここからは量を少なめにお願いしました
次はトリュフをたっぷりとかけたチーズのラビオリ。トリュフの香りが豊かで、
チーズとの相性もバツグンでした
魚料理は金目鯛です。横に添えてあるものはオレンジのように見えますが、
実はレモンなのだそうです。お魚にかけてみると確かに味はレモンでした。
初めてみる色のレモンにびっくりお魚は塩加減がちょうど良く美味しいです。
メインは鴨でした。お肉は柔らかくレアな焼き加減で、バルサミコソースとの
相性も良く、とっても美味しかったです。夫は赤ワインをグラスでお願いして
いましたので、私も少しだけ頂きました
お料理はいずれも塩加減が絶妙で、イタリアンでもこんなに繊細な味付けを
するのだとびっくりしました。どのお料理も嫌味がなく美味しくて、リピーター
が多いというのもわかるお味でした
デザートにはシャーベットをお願いしたのですが、2人のお皿にはそれぞれ
チョコレートでメッセージを書いた薄焼きのクッキーが載せられてきました。
2枚あわせると「結婚1周年おめでとう」とイタリア語で書いてあります
せっかくなのでそれぞれにお皿を持って、ツーショットの記念撮影をして頂き
ました。メッセージがチョコレートのプレートではなく薄焼きクッキーに書かれ
ているというところから、もう満腹に近い人への配慮が感じられて、こちらの
お店のお気遣いのさりげなさが嬉しかったです
そして最後に、ハーブティーを楽しみながら小さなデザートたちを頂きました。
小さなチョコレートカップのお菓子やゼリー、飴細工やヨーグルト風のものなど、
たくさんお料理を食べたあとでも無理をせずに食べられるものばかりでした。
最後のデザートも出てきたのでそろそろ...と、夫にプレゼントを渡しました。
結婚一周年は「紙婚式」なので、「紙」に関連するプレゼントを...と考えて、
夫が欲しがっていた本と、先日無くしてしまったお茶席用の扇子、そして
日ごろの感謝を伝えるメッセージを書いたカードを渡しました
(画像ではメッセージは消してあります)
本はマイケル・サンデルの「これからの『正義』の話をしよう」というもので、
夫がこの本を「通勤中に読みたいけど大きくて持ち歩けないな」と言っていた
ので、通常版の大きいものではなく、文庫版を選びました。
本当に小さなプレゼントですが、いずれも夫が欲しいな、と思っていたものを
タイミング良く選べたので、喜んでもらえたようです
食事のあとはタクシーでホテルまで戻り、お部屋でゆっくりと過ごしました。
夫は「一年間どうもありがとう。これからもずっと、大切にします」と言って
くれて、また来年も素敵な記念日を過ごそうと約束してくれました。
とっても素敵で楽しいディナーとホテルステイ、どうもありがとう
先週に引き続き「結婚1周年記念デート」ということで、ホテルステイを楽しむ
ため、私達が披露宴をした場所である椿山荘へやってきました。式の当日も
泊まったフォーシーズンズ椿山荘にて、スイートルームでのお泊りです
ホテルの周りの木にはたくさんの小さな小さなライトが取り付けられていて、
エントランスに入る前からワクワクさせてくれました。最近は多彩な色使いの
イルミネーションがありますが、私はこの昔からの温かな白熱球の色だけの
シンプルなものが一番好きです
エントランスにあるホテルロゴも、大きな華やかなリースで飾られています。
少し遅くなりましたが、夜に到着して大正解でした
エントランスを入るとロビーの大きなツリーと、その前に広がるミニチュアの
とっても可愛らしい街が目に飛び込んできます。教会があったりサンタさんが
ソリに乗っていたり観覧車やメリーゴーランドがあったり。雪降る小さな街は
とても素敵でした。
エレベーターホールは重厚な大理石造りで、いかにも「ホテルらしい」雰囲気
の漂う空間でした。シャンデリアの柔らかい光が壁に綺麗に反射しています
記念日なので、スイートルームを予約しました。ゆったり落ち着けるソファーの
置かれたリビングと、その隣にキングベッドの置かれたベッドルームがあって、
ホテルステイを楽しむのにはちょうど良い大きさのお部屋でした
最近よくあるモダンな内装ではなく、ホテルらしいクラシックな調度品を使った
温かみのあるしつらえで、ゴテゴテし過ぎていなくて、私はとても好きです
フォーシーズンズの良いところは、シャワーブースが独立タイプというところ。
髪が長いのでシャワーブースでないと周りがびしょびしょになってしまうので
アメニティは大好きなロクシタンです。ただ、香りは良いものの洗浄力がとても
弱いので、シャンプーだけは自分で用意しています
リビングのテーブルの上には、記念日を祝うメッセージカードと、ちょっとした
お菓子をホテルがご用意下さっていました。さりげない心遣いが嬉しいです
あまり時間が無かったので、荷物を置いてすぐにレストランへ向かいました。
今日のディナーは文京区白山にあるイタリアンの名店「ヴォーロ・コズィ」。
隠れ家のような雰囲気のお店ですが、ZAGATにも掲載され、イタリアン好き
の人たちの間では有名なお店なのです。かなりリピーターが多いそうです。
通算9年間イタリアで修行をされた西口シェフの作る料理はとても魅力的で、
最後のイタリア修行の際は、西口シェフの料理を食べたくて、イタリアにまで
足を運んだファンの方々もいらっしゃったとか
現在も常に予約の絶えないお店で、今日も満席でした。ディナーをこちらに
決めたのは数日前だったのですが、結婚記念日だということをお伝えして
あったからか、一番良い席をご用意くださっていました
テーブルにはポピーを描いたビレロイ&ボッホの可愛らしい絵皿あったりと、
お料理とサービスはグランメゾン並でありながらも、全体的に気の張らない
優しい雰囲気のお店でした。
まずは前菜の前に4皿、小さなお料理が出てきました。全て一口サイズで、
スプマンテを楽しみながら、おしゃべりをしつつ食べるのにちょうど良いもの
ばかりで、お味もさりげな~く美味しくて、次のお料理が楽しみになります
スプマンテは「FERRARI」でした。
(実はこれ以外にも、小さい小さいチーズやフォカッチャが出てきました)
まず前菜1皿目は、盛り合わせが出てきました。これはこちらのお店の定番
なのだそうで、海の食材がたくさん使われています。見た目にも可愛らしく、
小食の方はこれだけでお腹いっぱいになってしまいそうなボリューム(笑)
タコがとっても柔らかくてびっくりしました。イタリアンでウナギを食べたのは
初めてだったのですが、意外と合うものなのですね
前菜2皿目はフォアグラのテリーヌがメインでした。私達2人ともフォアグラの
テリーヌと甘口ワインの組み合わせが大好きなので、グラスで甘口ワインを
頂きました。甘口ワインはトスカーナの「FRESCOBALDI」のビンサントです。
前菜3皿目はカルチョーフィ(アーティチョーク)のマリネ。とっても柔らかくて
ビネガーの量もちょうど良く、さっぱりと美味しく頂きました。
パスタの前に白ワインをボトルでお願いしました。2人だけで1本を飲みきる
のはなかなか難しいのですが、こういう日には多少無駄になってもボトルで
お願いしたほうが楽しいです。
ワインは「Nova Donus」というアルプスの麓、北イタリア地方のもので、
温度が低いときにはまるでバラのような、お花の香りがしていたのですが、
温度が少し上がってくるとフルーティーな香りに変化してきました。
前菜が終わり、ここからやっとパスタやメインのお料理へ移ります。まずは
魚介のダシを使ったリゾットが出てきました。これまでのお料理が品数が
多かったので、ここからは量を少なめにお願いしました
次はトリュフをたっぷりとかけたチーズのラビオリ。トリュフの香りが豊かで、
チーズとの相性もバツグンでした
魚料理は金目鯛です。横に添えてあるものはオレンジのように見えますが、
実はレモンなのだそうです。お魚にかけてみると確かに味はレモンでした。
初めてみる色のレモンにびっくりお魚は塩加減がちょうど良く美味しいです。
メインは鴨でした。お肉は柔らかくレアな焼き加減で、バルサミコソースとの
相性も良く、とっても美味しかったです。夫は赤ワインをグラスでお願いして
いましたので、私も少しだけ頂きました
お料理はいずれも塩加減が絶妙で、イタリアンでもこんなに繊細な味付けを
するのだとびっくりしました。どのお料理も嫌味がなく美味しくて、リピーター
が多いというのもわかるお味でした
デザートにはシャーベットをお願いしたのですが、2人のお皿にはそれぞれ
チョコレートでメッセージを書いた薄焼きのクッキーが載せられてきました。
2枚あわせると「結婚1周年おめでとう」とイタリア語で書いてあります
せっかくなのでそれぞれにお皿を持って、ツーショットの記念撮影をして頂き
ました。メッセージがチョコレートのプレートではなく薄焼きクッキーに書かれ
ているというところから、もう満腹に近い人への配慮が感じられて、こちらの
お店のお気遣いのさりげなさが嬉しかったです
そして最後に、ハーブティーを楽しみながら小さなデザートたちを頂きました。
小さなチョコレートカップのお菓子やゼリー、飴細工やヨーグルト風のものなど、
たくさんお料理を食べたあとでも無理をせずに食べられるものばかりでした。
最後のデザートも出てきたのでそろそろ...と、夫にプレゼントを渡しました。
結婚一周年は「紙婚式」なので、「紙」に関連するプレゼントを...と考えて、
夫が欲しがっていた本と、先日無くしてしまったお茶席用の扇子、そして
日ごろの感謝を伝えるメッセージを書いたカードを渡しました
(画像ではメッセージは消してあります)
本はマイケル・サンデルの「これからの『正義』の話をしよう」というもので、
夫がこの本を「通勤中に読みたいけど大きくて持ち歩けないな」と言っていた
ので、通常版の大きいものではなく、文庫版を選びました。
本当に小さなプレゼントですが、いずれも夫が欲しいな、と思っていたものを
タイミング良く選べたので、喜んでもらえたようです
食事のあとはタクシーでホテルまで戻り、お部屋でゆっくりと過ごしました。
夫は「一年間どうもありがとう。これからもずっと、大切にします」と言って
くれて、また来年も素敵な記念日を過ごそうと約束してくれました。
とっても素敵で楽しいディナーとホテルステイ、どうもありがとう