Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

ゆっくりブランチ / おうちごはん(鰻丼)

2013-07-21 23:48:38 | 日記
今日も涼しくとても気持ちの良い朝だったので、危うく寝過ごすところでした
お仕事へ行く夫のために、夫よりも30分早起きしてブランチを用意します。


今日はクロックムッシュをメインに、グリーンサラダ、人参とレーズンのラペ、
目玉焼き、プレーンヨーグルト、デザートには桃を添えて

クロックムッシュはハムとチーズを挟んだパンにホワイトソースを塗り、さらに
チーズを乗せて焼いたもの。あると思っていたシュレッドチーズが無かったので
急遽スライスチーズになってしまったのが残念です


ホワイトソースを少量だけ作るのは難しくて、使わなかった分は製氷皿に入れて
冷凍しました。こうしておくとグラタンやシチューに簡単に使えて便利です

そういえば、離乳食も製氷皿を使って小分け冷凍しておくと便利なのだと雑誌に
書いてあったので、離乳食が始まったら製氷皿が大活躍しそうですね

今日は昨日の疲れが出てしまったのか全く何もやる気がおきなくて、3時近くまで
グダグダと過ごしてしまいました。自分では大丈夫だと思っていても、やっぱり
妊娠中は疲れ易いものですね。夕方には心配した夫が電話をくれたのですが、
「一日中出かけたから疲れちゃったんだね無理をせずゆっくり過ごして」と
言ってくれたので、夕方からはお掃除とお洗濯だけして、お夕飯は手抜きに。


明日は土用の丑の日ということで、今夜のメニューは鰻丼、きも吸い、香の物に
しました。今日はご飯を炊いて、鰻をトースターで焼くだけの手抜きメニュー
香の物は実家で母が漬けたぬか漬けで、原材料のキュウリは父の趣味の畑から。
夫には明日の朝食べてもらうので、土用の丑当日に食べられますね

本当は、いつもお伺いしている日本橋の「喜代川」さんへ食べに行きたかったの
ですが、夫が一緒に行けないのはかわいそうなのでまた日を改めて食べに行こう
と思っています


ダイニングテーブルを購入しました / お茶のお稽古 / おうちごはん(イタリア料理教室の復習)

2013-07-20 23:39:25 | インテリア&食器
今日も涼しくて過ごしやすい一日でしたね

今朝はお菓子作りはお休みをして、夫がジムに行っている間に身支度を整えて、
簡単にランチを済ませてから車でお出かけしました。

先々週見に行ったローラアシュレイで気に入ったものが見つからなかったので、
今日もダイニングテーブルを探しに家具屋さん巡りをすることに

ずっとヨーロッパのアンティーク家具調のものを探していたのですが、なかなか
気に入るものがなくて…夫のストライクゾーンはとっても狭いので、結婚して
から1年半以上も経つのにまだ家具はほとんど買っていなくて、それぞれの家から
持ち寄ったもので過ごしていたのです

今日もアンティーク調家具路線で探していたところ、全く違うテイストですが、
とある家具屋さんでとっても気に入るテーブルを見つけてしまいました


それが、こちらのイタリア製の大理石のテーブルです。ずっと木製のテーブルを
探してきたのですが、突然夫がこれに一目惚れをしてしまいまして…(苦笑)

優しいベージュ系の模様の美しい大理石をベースに、両サイドにのみ焦げ茶色の
大理石がはめ込まれていて、シンプルなのでモダンにもクラシックにも使えそう
な雰囲気です


展示用に合わせてあった椅子が好みではなかったので、もっとかっこいい感じに
したいなぁと思って、別の椅子を合わせてみました。こちらの方が断然素敵~
ベージュ系のスウェードのシートに、鏡面仕上げになっている木のフレームで、
テーブルの色合いともぴったりな上に、形もとても良いです

ただ、こちらの家具屋さんでも一番高い椅子だそうで、4脚でテーブルよりも高く
なってしまうのですけれど…

今日はテーブルを見てまわるだけでもかなり疲れてしまったので、とりあえずは
テーブルのみ購入して、椅子はまた来週見に行くことになりました。

1年半以上も、何度も家具屋さんを見に行ったりインターネットで探したりもして
いたのですが、夫が気に入るものにようやくめぐり合えました

総大理石なので重さ170kgというところだけがネックですが、大人の男性2人いれば
動かせるということなので、もし模様替えとなったら、父や兄にも応援をお願い
しようと思います

このテーブルはいずれ家を建てたときにも使えることを想定して購入したので、
今のマンションには少し合わないのかもしれませんが、こうして少しずつ、家を
建てるまでに気に入った家具を揃えていきたいです

家具屋さんをあとにして、夕方からはお茶のお稽古へ。

今日のお稽古は名水点ての濃茶点前でした。名水点てとは、名水と言われるお水
を亭主が汲んできて、注連縄飾りをした釣瓶の水指に入れ、それを使ってお茶を
点てておもてなしするお点前です


名水をわざわざ用意してくださったということで、客側はお茶を頂く前に名水を
所望するのがお決まりです。都心から少し離れると大丈夫なのですが、都内では
名水を用意するのが大変ですよね。まさか「六甲のおいしい水」を使うわけにも
いきませんし…

お菓子はツルっと食べられる夏らしく涼しげな「水饅頭」で、「ふじた屋」製。
お軸は「喫茶去(きっさこ)」と書かれた横もの(横書き)の墨跡でした。
茶花は桔梗と半夏生が籠の花入れに活けられていました。

お稽古が終わってからは買出しをして帰宅し、早速お夕飯の準備にかかります。
昨日のうちにパスタの下準備をしておいたので、今日はそれほど手間がかかり
ません。おでかけして帰ってきてから、2時間も準備にかけられないですものね


ラビオリに入れるリコッタチーズは普通のスーパーではなかなか手に入らないと
先生に聞いていたのと、今回は使うグラム数が少量なので、せっかくならば一度
手作りしてみようと思って、牛乳から作ってみました

お鍋に牛乳とレモン汁と塩を入れて軽くかき混ぜ、火にかけます。鍋の縁に塊が
出来てきたら軽くかき混ぜて、牛乳全体が分離したら火からおろします。


ザルやガーゼもしくはコーヒーフィルターなどを使って漉し、そのまま30分ほど
水気を切ったら完成です。ザルの上にはリコッタチーズ、下のボウルにはホエー
が出来上がりました。このホエーを使って、お菓子やパンケーキなどを作ると、
ふんわりしっとりしたものが出来るそうです


これが届いたばかりのパスタマシーン。イタリア料理の教室で使っているものと
同じメーカーのものを購入しました。家族分を作るくらいならば手動式のほうが
壊れなくて良いですね。ハンドルの取っ手部分が木製で、可愛らしいデザインな
ところが気に入っています


お教室と同じようにパスタマシーンを使って生地を伸ばし、詰め物を絞り出して
生地で包みます。2度目ともなれば要領がわかってきたようで、かなり手早く作る
ことができました


最後はパイカッターで可愛くカットして出来あがり。翌日使う場合や保存をする
場合には、クッキングシートを敷いたバットに綺麗に並べてラップをしておき、
冷凍庫で凍らせておくのがベストです。茹でる時は冷凍のままで。

生地や詰め物を準備しておいて、楽しい形成作業のみ夫にやってもらいました。
夫にとってははじめての手打ちパスタ作り。とても楽しんでいたようです

今回は詰め物を全て使いきるべく、小麦粉200g分を使って生地を用意したので、
全部で55個のラビオリができました。一度に2人で15個を使うので、残り40個で
あと2回以上楽しめますね

ここまでの作業を昨日のうちにしておいたので、今日は前菜を準備し、パスタの
ソースを作り、メインのナスを巻いてオーブンで焼くだけ。30分で出来ました


イタリア料理教室では前菜はイカのインズィミーノだったのですが、夫がイカや
タコが苦手で食べてくれないので、こちらのメニューは却下となり…代わりに
実家でとれたフルーツトマトを使ってカプレーゼを準備しました。


パスタは魚とリコッタチーズのラビオリのフレッシュトマトソース。ラビオリは
詰め物に使うリコッタチーズから手作りしたので、オール手作りです。これには
夫も感動して、「家で手作りのラビオリが食べられるなんて思わなかった」と
とっても喜んでくれました

こんなに喜んでもらえると、パスタマシーンを買った甲斐がありますね。冬には
リコッタチーズとほうれん草のラビオリを作ってクリームソースで食べたりと、
他にも色々な生パスタに挑戦してみたいです


メインはナスと鮮魚のインヴォルティーニ。今日は米茄子ではなく丸茄子を
使ったので、巻く長さが足りず、ちょっと見栄えが悪くなってしまいました…
添えてある赤いソースは基本のトマトソースです。先週のパスタで作った残りを
冷凍保存しておいたもの。

今日はお昼からずっとおでかけだったので疲れてしまって、食後は少し録画した
番組を見るだけで、早々に寝ることにします


【小紋の別誂え(フルオーダー)第4弾・単衣】《彩色見本編》

2013-07-19 23:43:44 | 着物
先日送り見本(染めのパターン)も決まり、地色も決定した単衣の御所解き柄の
小紋ですが、その2つをベースに、PCを使って彩色見本を作って頂きました


柄は菖蒲・芥子・撫子・桔梗・萩・二人静などの初夏~初秋の花を、岩と流水、
波に葦、雲などと組み合わせて、無地場を多めに設けた御所解き柄にしたもの。

少し赤みがかったごく淡い藤色を地色として、基本的にはほとんどの柄を胡粉を
使った白上げにし、ポイントで紫・橙・利休・淡い水色で彩色してもらいます。
単衣は涼しげで上品であることが大切ですので、良いバランスになりました

全体で見ると今の私が着るには少し地味な色合いかもしれませんが、着用機会の
少ない夏物は「出来る限り長年着てモトを取る」が鉄則ですので(笑)、多少は
地味目でも、長い目で見ればとっても活躍してくれる一枚になると思います

6月には、白や卵色や淡い黄緑色の帯を合わせて爽やかにすっきりと着こなして、
9月には、黒や橙や紫などの少し秋めいた色合いの帯を合わせたら素敵ですね

藤色の着物は手持ちが少ないので、どんな仕上がりになるのかとても楽しみ

いつもならば図案が決まったらすぐに生地を決めるのですが、今回は彩色見本を
確認してから、とお願いしていたので、次は生地を決めることになります。

単衣向きの、両面に違った織りのある生地をいくつか出して頂く予定です


イタリア料理教室《手打ちパスタ編・7月》

2013-07-18 23:37:18 | イタリア料理
今日は週に一度のお楽しみ、イタリア料理教室の日です。お仕事を定時で終わら
せて、一度帰宅してから車に乗り換え、お教室へ急ぎます。今日は手打ちパスタ
のコースなので、いつもよりもワクワクします


お教室に行ってみるとなんと今日も生徒は私一人だけで、マンツーマンで教えて
頂けることに。こちらのお教室は昼間の生徒さんの方が多いようで、夜は人数が
少ないのだとか。数人でワイワイお料理するのも楽しいですが、聞きたいことを
好きなように聞けるので、マンツーマンレッスンはありがたいです


いつもどおり一通りの説明を受けたあとに、レッスンがスタートします。まずは
手打ちパスタの準備から。強力粉・卵・塩・オリーブオイルを混ぜ合わせ、少し
モチモチしてくるまでしっかり捏ねて、終ったら丸めてラップをして冷蔵庫へ。
ここで1時間ほど寝かせます


次は前菜の準備に取り掛かります。前菜は「Seppie in zimino」。イカを使った
お料理で、前菜にしてもメインにしても良いそうです。下処理を済ませたイカを
一口大に切り、ニンニクと玉葱をみじん切りします。


鍋にオリーブオイルをしいて、ニンニクと玉葱を炒め、玉葱が透き通ってきたら
イカを入れて更に炒めます。イカが全体的に白くなったら、白ワインを入れて、
アルコールを飛ばします。


水・トマトペースト・塩コショウを入れて、イカが柔らかくなるまで1時間ほど
コトコト煮込みます。今日はスルメイカを使いましが、イタリアではコウイカを
使うのが主流なのだそうで、堅いコウイカでも1時間煮込めばグッと柔らかくなる
そうです


前菜を煮込んでいる間に、パスタの詰めものの準備をします。今日のパスタ
「Ravioli di pesce e ricotta con salsa di pomodoro fresco」。ラビオリの中に鮮魚
とリコッタチーズを入れたものを作ります。魚は何でも良いそうですが、今日は
ブリを使います。ブリを角切りにして塩コショウをし、玉葱を切ります。


フライパンにオリーブオイルをしき、玉葱・ブリ・リコッタチーズの順に入れて
炒めていきます。リコッタチーズの水気が飛んだら、タイムの葉を入れて火を
止めます。ハーブはタイムでなくても、好みのもので良いそうですよ


炒めたものをミキサーにかけて、ツナ状に仕上げます。これをしばらく冷蔵庫で
冷やして粗熱を取ってから、絞り袋に入れておきます。生クリームを絞るときに
使う、ビニール製の袋で大丈夫です


詰めものを冷やす間にメインの準備をします。メインは「Involtini di melanzane
e pesce」。インボルティーニとは「ロールした」という意味で、今日はナス
お魚を使います。大きめの米ナスを、1cmほどの厚さにスライスします。


今日は白身魚を一緒に巻きますが、薄切りの豚肉やベーコンなども良く合うそう
なので、中身を変えて色々なバリエーションを楽しめそうです白身魚は薄切り
にしておきます。


オリーブオイルをしいたフライパンで両面じっくり焼いたナスの上に、白身魚、
バジル、パルミジャーノの順で乗せていきます。塩もしっかり振っておきます。
パルミジャーノが多めのほうが、美味しく仕上がるそうですよ


これをくるんと巻いてから綴じ目を下にして、上に更にパルミジャーノを乗せて
からオーブンへ。食べる直前に、200度のオーブンで10分ほど焼きます。



冷蔵庫で寝かせておいたパスタ生地がそろそろ馴染んだころなので、冷蔵庫から
取り出して成形します。まずはパスタマシーンを使って、ごく薄く伸ばしていき
ます。最終的な薄さになるまで、今日は9回ほど伸ばしました



伸ばした生地を横半分にして折り目をつけ、上半分に絞り袋に入れた詰めものを
2cmほどの間隔で搾り出します。なんだかお菓子を作っているようで、ひとりで
ウキウキしながら作業をしていたら、先生が写真を撮ってくれました


詰めものを絞り終わったら、下半分にはハケでお水を塗ります。餃子のように、
お水が接着剤がわりになるのですね


お水を塗った下半分を持ち上げて詰めもの側に被せて、なるべく空気が入らない
ように気をつけながら包んでいきます。軽く包んだあと、ペットボトルのフタを
被せて詰めものの周りをグッと押さえるようにすると、密着度が高まります


ここまで来ると、もう終わりが見えてきました。パイカッターでそれぞれの詰め
ものの周りを切り取り、四角いラビオリに仕上げます。パイカッターが無い場合
には包丁で切るだけでも良いのですが、パイカッターで切ると、フチのラインが
可愛いうえに生地同士の密着度が高まるそうです。


こうして無事ラビオリが出来上がりました。ラビオリ作りはすごく難しいという
イメージがあったのですが、実際にやってみると少し手間はかかりますが、それ
ほど大変でもなく、とても楽しい作業でした

今回はお魚とチーズを詰めましたが、かぼちゃペースト、ほうれん草とチーズ、
きのこ類など、ゆるいものでなければ好きな具材を中に詰めることができます。
中身に合わせてソースを変えれば、色々な種類のラビオリが出来ますね

今回は100gの強力粉で30個以上のラビオリを作ることができました。コース風に
食べるのであれば3~4人分でしょうか。余ったラビオリは冷凍ができますので、
一度に食べ切れなければ冷凍しておくと便利です


そろそろ各お料理も最終段階に入りました。1時間以上煮込んでいた前菜の鍋に、
下茹でした青菜(今日はほうれん草です)を入れ、5分ほど煮込んで完成です。
同時にオーブンも稼動させて、メインを焼き始めます。


そしてパスタ用のソース作りを開始します。湯剥きしたトマトの種を取ってから
角切りに。フライパンにオリーブオイルをしいてみじん切りのニンニクを炒め、
トマトを少し炒めたら、お水とタイムを入れて塩コショウで味を調えます。

ハーブはタイムを使っていますが、もしラビオリの中身に別のハーブを使ったの
だとしたら、そのハーブと同じものを使った方が良いそうです。香り同士ケンカ
しないように、ということのようですね


1分半ほど茹でたラビオリをソースの中に入れてしっかり絡め、水気を飛ばして、
最後にオリーブオイルを入れて乳化させたら完成です。器に盛るときには、上に
パルミジャーノをたっぷりとかけて。

すべてのお料理が終わったところで、お待ちかねの試食タイムへ移ります


前菜はイカのインズィミーノ。1時間以上かけてじっくりコトコト煮込んだイカは
とっても柔らかくて、スープにもしっかりとダシが出ていて美味しかったです。
材料を切ったら煮込んで放置しておくだけの簡単さなのに、本当に美味しい


パスタは鮮魚とリコッタチーズのラビオリをフレッシュトマトソースで。今まで
お魚のチーズとの組み合わせはあまり食べたことがなかったのですが、とっても
美味しくてびっくりしました。トマトソースの酸味とも良く合います


メインはナスと鮮魚のインヴォルティーニ。こちらも焼いて巻くだけのシンプル
なお料理ですが、それぞれの素材の味がお互いを引き立てあっています。最後に
基本のトマトソースを添えているので、ソースをたっぷりつけて食べるとさらに
美味しい一品です


今日も全品お持ち帰りさせて頂き、夫に試食してもらいました。実は夫はイカや
タコが苦手なので、一応食べてはくれたものの、家で作るときは前菜は別のもの
にしよう、と言っていました(苦笑)

ラビオリとインヴォルティーニは大好評で、特にラビオリの作り方に興味深々。
私が「手打ちパスタはとっても楽しいから、パスタマシーン買っても良い」と
聞いたら、二つ返事でOKを出してくれました

早速パスタマシーンとパイカッターを注文したので、明日中には届く予定です。
自宅で手打ちパスタが出来るだなんて、とっても楽しみ~


【帯の別誂え(フルオーダー)第2弾】《仕立て上がり編》&《まとめ》

2013-07-17 23:38:13 | 着物
昨日の記事でアップした薬玉柄の小紋と一緒に、その小紋に合わせて別誂えした
王朝風の染め名古屋帯も仕立てあがってきました


とても綺麗な黒い塩瀬地に京友禅らしい華やかな色使いで、几帳や投扇興など、
平安王朝を髣髴とさせる柄が描かれています。こちらはお太鼓の部分です


前帯の部分は関西腹には源氏香が、関東腹には貝桶と合わせ貝が描かれていて、
どちらを出しても華やかになるので、とても気に入っています


小紋に合わせた彩色でお願いしたので、組み合わせとしてはばっちりですね。
とても雅やかで可愛らしい一揃いが出来上がりました

黒地の帯なので他の着物にも合わせやすくて、お花を主体とした柄の着物などと
合わせると色々なストーリーを楽しめそうです

せっかく出来上がってきたのに妊婦ということもありしばらく着られませんが、
出産後は折を見て着物を着られるようにするつもりなので、その時のお楽しみと
してとっておこうと思います

仕立てが終わりましたので、今までの工程の記事をまとめました。こちらの帯は
工房の担当者さんが入院されている中お作り頂いたということもあり、いつもは
送って頂いていた友禅中の画像がなく、そちらについての記事は書いていません
が、よろしければご覧くださいませ

今後別誂えを考えていらっしゃる方のご参考になりましたら幸いです

◆図案編
◆全体の図案編
◆彩色見本編その1
◆彩色見本編その2
◆友禅完了編