今日は暖かな一日ではあったが。
今夜のメニューは「グラタン」。
実家の両親が和歌山で買ってきてくれた、「もちもちカボチャ」を使った。
切った感触は、ズッキーニにも似ている。ズッキーニは、もともと「ウリ科のかぼちゃ」であるから、同じようなものではないかと思う。
グラタン用のホワイトソースは、牛乳1カップに対し小麦粉大さじ1。次回のパン教室でも同じものを作るが、少し固めのホワイトソースだ。
仕上げにバターを少量加えたり、白ワインを加えて風味を付け濃度を調整する。
私のホワイトソースの作り方は、いたって簡単。牛乳と小麦粉を、鍋で泡だて器で混ぜる(出来ればザルで漉す)。それから、火にかけ、弱火でフツフツとするまで木べらでかき混ぜる。
火にかけながら、先日娘とゴマ豆腐を作ったことを思い出した。
その日は、久しぶりに自宅に帰宅した娘のために、ゴマ豆腐を作っていた。
他にも何種類かお惣菜を作っていたので、忙しく。娘が見かねて「私、鍋をみとくわ。」と、手伝いを買って出てくれた。
我が家のゴマ豆腐は、1:1:8の割合(くず粉:練りゴマ:水分)。この柔かさが、気に入っている。
びん詰めの練りゴマを使うため、特に漉したりはしない。
娘は、それが気に入らないようで。
「漉さなあかんのちゃうの~。もろもろやよ。これ」と心配そう。
「大丈夫、これ、何回もお教室でやってるから」
娘は、恐る恐る弱火でかき混ぜている。
「ママ、これあかんで。全然ゴマと水分が混ざらん」と、しつこく文句を言う。
「もう少ししたら、あっと言う間に混ざるから」と言っても信用せず。
しばらく、ブツブツ言いながら加熱していたが。
「あっ、ホンマや!混ざってきたわ!」と、声を上げた。
ホンマに良かったわ。今日に限って失敗したら、何言われるかわからんし。
娘の口が悪いのは、今に始まったことではないし。
「ママ、もうママの役目は終わったで。そろそろ、実家帰ったら」と、平気な顔で言う・・・。
しかも、夫はわが意を得たりとばかりに
母親に対して、そんな事を言うたらあきません!とは、決っして言わない。
ゆえに、娘の発言はとどまるところを知らない。
この日は、実家の母にまで「そろそろお返しします。あなたの娘」と言いだし。
「お断りします・・・」と、母も困惑気味。
つまり、私は婚家では「用済み」。実家では「賞味期限切れ。返品お断り」ちゅうやつやね。
あ~ぁ。
つくづく女というものは、「幼い時は親に従い。嫁に行っては夫に従い。老いては子に従わなければならない」とされるから、一生の間、広い世界のどこにも安住の場所がない。つまり、女に定まる家はなし。
今夜のメニューは「グラタン」。
実家の両親が和歌山で買ってきてくれた、「もちもちカボチャ」を使った。
切った感触は、ズッキーニにも似ている。ズッキーニは、もともと「ウリ科のかぼちゃ」であるから、同じようなものではないかと思う。
グラタン用のホワイトソースは、牛乳1カップに対し小麦粉大さじ1。次回のパン教室でも同じものを作るが、少し固めのホワイトソースだ。
仕上げにバターを少量加えたり、白ワインを加えて風味を付け濃度を調整する。
私のホワイトソースの作り方は、いたって簡単。牛乳と小麦粉を、鍋で泡だて器で混ぜる(出来ればザルで漉す)。それから、火にかけ、弱火でフツフツとするまで木べらでかき混ぜる。
火にかけながら、先日娘とゴマ豆腐を作ったことを思い出した。
その日は、久しぶりに自宅に帰宅した娘のために、ゴマ豆腐を作っていた。
他にも何種類かお惣菜を作っていたので、忙しく。娘が見かねて「私、鍋をみとくわ。」と、手伝いを買って出てくれた。
我が家のゴマ豆腐は、1:1:8の割合(くず粉:練りゴマ:水分)。この柔かさが、気に入っている。
びん詰めの練りゴマを使うため、特に漉したりはしない。
娘は、それが気に入らないようで。
「漉さなあかんのちゃうの~。もろもろやよ。これ」と心配そう。
「大丈夫、これ、何回もお教室でやってるから」
娘は、恐る恐る弱火でかき混ぜている。
「ママ、これあかんで。全然ゴマと水分が混ざらん」と、しつこく文句を言う。
「もう少ししたら、あっと言う間に混ざるから」と言っても信用せず。
しばらく、ブツブツ言いながら加熱していたが。
「あっ、ホンマや!混ざってきたわ!」と、声を上げた。
ホンマに良かったわ。今日に限って失敗したら、何言われるかわからんし。
娘の口が悪いのは、今に始まったことではないし。
「ママ、もうママの役目は終わったで。そろそろ、実家帰ったら」と、平気な顔で言う・・・。
しかも、夫はわが意を得たりとばかりに
「ははは・・・」
と、楽しそうに笑っている。母親に対して、そんな事を言うたらあきません!とは、決っして言わない。
ゆえに、娘の発言はとどまるところを知らない。
この日は、実家の母にまで「そろそろお返しします。あなたの娘」と言いだし。
「お断りします・・・」と、母も困惑気味。
つまり、私は婚家では「用済み」。実家では「賞味期限切れ。返品お断り」ちゅうやつやね。
あ~ぁ。
つくづく女というものは、「幼い時は親に従い。嫁に行っては夫に従い。老いては子に従わなければならない」とされるから、一生の間、広い世界のどこにも安住の場所がない。つまり、女に定まる家はなし。
女三界に家なし
とは、よう言うたもんやわ。