自分の事は自分で

　昨夜は、少し早い忘年会をかねて。

京都へ、チェロの演奏を聴きに行ってきた。

　帰宅は１１時を少し回り。あ～ぁ、疲れたなと帰宅したら。

夫が、「レオが、りんご食べたいねんて～」と言う。

あっ、そう・・・・・。

　玄関には、親戚から届けられた美味しそうなリンゴの箱が。

　着替えもそこそこに、リンゴをむく。

（勘弁してよ～。何の因果でリンゴ剥かなあかん？こんな、夜中）と心の中でブツクサ言ってはいたが。仕方ない。

息子は受験生だし。明日も大事な模試がある。

　リンゴを剥いている私の傍で、

「私のは、皮付きでいいから」と、夫が口をはさむ。

はぁ？

「それって、どう言う意味？私に貴方のリンゴまで剥けっちゅう事？」

「自分の事は、自分でして下さい！リンゴ位剥いてっ！」

思わず、口をついて出た。

「そんなん言うんやったら、わたし食べへん！絶対食べへん！二度と食べへん！」

と、夫もキレた。



　ほんま、皮付きでええんやったら、丸ごとかじったらいいのに子供か



　結局、夫の分も剥いて置いたら。

お風呂から上がった時に見ていたら、なんと！夫はリンゴをむしゃむしゃ食べていた。

２度と食べへんと、どの口で言うたん？

　ほんま、呆れるわ・・・・。