スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

競技用自転車2台が車に衝突2人死亡

2007年07月19日 | 水泳

■ タイトルは、今夜のテレビニュースからです。

『19日午後1時50分ころ、美浜大橋から千葉マリンスタジアムに向かう市道で、県立京葉工業自転車競技部の高校生2人が、駐車中の乗用車に衝突して全身を強く打ち死亡した。
現地は見通しのよい直線道路。
2人は、自転車競技の県代表選手で、佐賀県で行われる全国高総体に出場する予定だった』

… …

事故の発生場所は、いつもジョギングで走っているところです。、

ときどき、京葉工業高校の選手が自転車のインターバルトレーニングをいているのに出会っていました。

その時出会っていた高校生のうちの2人なんだろうな~。

かわいそうに。

仲間もショックだろうな。

… 私も、ちょうど20年ほど前、同じ道路のはす向かいの箇所で、同様の事故を起こしていました。

幕張メッセのイベント会場が出来上がったばかりのころです。

たしか、平成元年の時でした。

 

■ 当時を振り返ってみます。

『… 当時、私がカナズチから水泳を習い始めた「後楽園スイミングスクール」(今はありません)に、ロードレーサーをやっている男がいました。

エンジンなしで、健康な体でイキイキ動き回る、究極の乗り物「ロードレーサー」に興味を持ち、ブルーのロードレーサーを購入しました。

軽いのには、驚きました。

9kgです。

片手で持ち上がります。

また、スピードが出るのには驚きました。

非常にゆるい下り坂でしたが、見通しが良かったので全速力でペダルを踏みました。

56km/hのスピードが出ました。

その後、事故に逢ってから、このようなスピードは出さないことにしています。

 

… 「Tクラブ」の練習にも顔を出すようになっていました。

幕張メッセの近くで、一周4kmのコース(当時は葦が一杯生えていましたが、今は幕張ベイタウンになっています)が練習場になっています。

そこに、日曜日の午前中に集まり、40kmくらい周回して、三々五々帰っていくのです。

これまた、中学生から60歳くらいまで、年令、性別、職業の違った人たちが楽しんでいます。

彼らに、ロードレーサーの乗り方と取り扱い方を教わりました。

一年ほど経って、初めて120kmの日帰りツーリングを体験しました。

その翌月の平成元年10月の終わりごろ、仲間との練習中、駐車中の乗用車後部に衝突、体はリアウィンドウを突き破って、はねかえされ、道路に投げ出されました。

車の主は、第一回モーターショーに出店準備をされている方でした。

おそらく、路肩に車を停めて休んでおられたのでしょう。

そこに後ろから、突然突っ込んだんです。

スピードメーターを見ていて、前方不注意だったんです。

時速30km弱くらいで、ノンブレーキで突っ込みました。

自転車のフレームはひび割れ、ハンドルも曲がり、もちろん再使用に耐えません。

ヘルメットは着用していたんですが、一瞬、額から血が吹き出るのが見えました。

倒れて、目を瞑ったまま、あたら体を動かさないことにしていましたが、顔に血が流れ、体はなぜか寒くなりました。

仲間が救急車を手配しているのがわかりました。

日曜日に、救急指定の川鉄病院に運ばれ、7日ほど入院です。

額の裂傷と右腕、右脚付け根の打撲を負い、若干時間が経って鞭打ち症の症状が出ました。

打撲は痛みをこらえればよかったですが、額の裂傷は、いささかショックでした。

美浜:「額、大丈夫でしょうかね?」

外科の先生:「営業とか、人を相手の仕事ですかね?」

美浜:「お客さま相手の仕事をしているんですが」

額にカサブタを付け、包帯を巻いて会社に行く…。

傷跡はどうなるのかな?

右目から鼻寄り5mmくらいの位置に、額から縦状に鼻の下まで、乗用車のリアガラスで切っていました。

額には、こなごなのガラスが入っていました。

額を洗われて、ガラスを取り出され、縫われる時は、神妙でした。

現在は、30針弱縫合した傷跡も分かりませんし、後遺症もありませんが、まかりまちがえば、命を失うか、失明するところでした。

… …』

 

■ 以来、ロードレーサーの魅力はわかっているんですが、長年同居している相方から、購入することが許されていません。

ですが、来年、仕事上の責任がなくなったら、安全に注意して、再度関わってみたい気がしています。

『…つまりこれは要約すると、「からだを動かす面白さを知った」ということじゃないかな。この世の中、いろいろな喜びがあるでしょうが、つまるところ健康な体でイキイキと動きまわることくらい根源的な喜びはない。人間は動物であるということを確認する必要が、今ほど強い時代はないのです』
 (バイシクル・バイブレーション、1989.7.8 五月書房、著者:長尾 藤三より)

『自転車の速さで生きる。自転車の軽さで暮らす。自転車のシンプルさで考える。これは狂気のように速くて重くて複雑な時代を、ヘルシーにハッピーに人間らしく生き抜くための一服の清涼飲料水のようなものだ』
 (同上)

 

今日のJ&S     5k 
                       7月累計  106km   今年度累計 1483km
 

コメント (10)
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