■ 今、私たちの選択はどこにあるのか?
私たち自身は、どうするのか?
誰かがではなく、自分たち自身でエネルギーの未来を切り開く。
ドイツ、スイス、イタリア… …と、原発依存の危険から離れようとしている。
2日前、山形県の「さくらんぼマラソン大会」に参加した。
往き返り、東北道を行き来する復興支援の自衛隊車に、何回もすれ違った。
帰りに寄り道をした、外見上比較的被害が少なそうな被災地でも、傷ついた瓦屋根がそちこちで見受けられ、胸が痛んだ。
原発から噴出した目に見えない放射線は、関東一円にまで影響し、
今日のニュースでは、福島原発から1100km離れた九州の佐賀県の松葉から、セシウムが検出されたと報道された。
海洋に漏洩したものは、茨城県沖、千葉県沖 … …と拡散し、海水や海底の土に潜んでいる。
被災地の人々の痛みを自分のこととして共有し、
危険の要因を断ち切るため、事実を正しく見て、正しい選択をし、事態を好転させていきたいです。
※ 以下は、最近の小出裕章(京大原子炉研究所助教)ブログから、転記したものです。