スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

タイミングよい放射線量の説明会

2011年06月23日 | 地域活動(環境)

■ 新習志野プールで、「成人水泳教室」を申込み、2km泳いで帰宅した。

午前中から用事で外出していた妻が、

「お父さん、Tコミュニティセンターで、放射性医学研究所が千葉市内の放射線量値と体への影響を説明する会があるよ。日曜の午後のようです」

用事の帰りに、趣味の毛糸の編み物サークルが無いか、Mコミュニティセンターに寄ったところ、案内が掲示してあったとのこと。

さっそく、Tコミュニティセンターに問合せてみた。

センターは、

「たしかにその時間に3階ホールを借りていますが、こちらでは内容まで把握していません。、主催者の「福祉の街○○を作る会」に問合せて下さい」

会に電話確認した。

内容は次のとおりだった。

『 開催日時場所:6月26日(日) 14:00~16:30)
 
 放射性医学総合研究所の広報課長と

千葉市役所の環境保全部環境規制課の方が来られ、

・千葉市内の放射線量の測定値について&放射線の体への影響

について参加者に説明され、質疑応答を行う』

というものであった。

前回の当ブログ記事で確認と検討を」していた内容に符合して、タイミングが良かった。

・市の方には、

→ ① 測定機器や測定箇所・方法について

・放射性医学研究所の方には、

→ ② 野田市役所の安全暫定基準値の算出方法、
  ③ 千葉市の安全暫定基準の考え方について、
  ④ 食べ物などによる内部被曝を考慮すると安全基準値はどう考えればよいか、
  ⑤ 特に水、食べ物、呼吸から取り込むことについて、

 また可能であれば
  ⑥ チェルノブイリの25年後の健康被害の状況について

について質問してみたい。

<今日のことば>
原子力というものはどういうものか、気がついてほしいということですね。
一度手を染めてしまえば、100万年にもわたって毒性が続く。自分では始末のできないゴミを生み出すという、そういうものです

交通事故などと異なって、原子力発電所の事故は、一度事故が起きたら取り返しのつかない被害が起きるものなのです(小出裕章)

千葉国際総合水泳場  2.0k 
 
 当月累計  R=94k  S=10.1k  年間累計  R=963  S=49.9km 

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千葉市周辺の放射線量

2011年06月23日 | 地域活動(環境)

(1) 放射性物質の蓄積残留値

普段住み暮らしている千葉市、および昨年まで勤務エリアだった県東葛飾地区(柏市、松戸市、流山市、…ホットスポットになっていた!!)の放射線量値、気になる原発の事故時の放射線汚染マップの予測について、ネットから確認してみた。

チェルノブイリの事実を知れば、

20011年3月11日以降、

在住する住所地周辺の、

地表・空間と、

土壌、上下水、海底、海水、

食物(米・野菜、海からとれる魚など海産物、加工品)について、

基本的な放射線値を知って暮らさなければならなくなった。

原発を進めてきた政治家、電力会社、原子力業界、行政、そして巨額の交付金と原発のリスクを交換した誘致県・市町村の大人の責任であって(一番の責任者は、国策を決断した政治家かもしれない)、

原発のリスクを知らされなかった一般市民や、

ましてや、なにも知らない後世を引き継いでいく子どもや孫、生まれてくるもの一切の責任ではない。

 

千葉市周辺の放射線の蓄積残留値

 半減期が長いので、どれくらいの年数で3月11日以前の値に低減していくのかわからない。

① 千葉市  ② 船橋市  ③ 鎌ヶ谷市  ④ 長柄町  ⑤ 茂原市  ⑥ 市原市

 追加(習志野市

・千葉県のホットスポット地区といわれている箇所

 松戸市  ⑧ 柏市  ⑨ 流山市  ⑩ 我孫子市  … …

⑪ もんじゅ原発事故時の放射線汚染マップ予測(福井県敦賀市

 福島第一原発事故による放射線汚染マップ 

   ・拡大

   ・ 柏、松戸、流山・三郷など

 浜岡原発事故時の放射線汚染マップ予測 

 

(2) 住まい周辺の、現時点での放射線量の管理値

次に、周辺をジョギング、ウォーキングしたり、プールで泳いだり、衣食住の日暮しで、日常問題ないか検討してみた。

食べ物(米、野菜、魚、加工品など)、呼吸

口から入り、何割かは排泄、何割かは体内に蓄積され影響されていく。

洗ったり、料理の仕方でなんぼか除染されるのだろう。

この飲食分の放射線量は?入っている値も、許容限度値も不明のまま。
(ま~、放射線の影響が少ない、われわれ高齢者は、先も短いことだし、そんなには気にしていませんが、正しい知識は把握しておかなくてはならない)

あとは、空中放射線量、外部被曝分ですが、これは(1)の最近の行政の測定値で判断するしかない。

 

京大原子炉実験所の小出先生は、たとえ低いμSV/hであっても、「安全な被曝は存在しないと言っている。

3月11日以降の東日本では、現実にはこれは期待できない!!

したがって、国際放射線防護委員会が示す管理目標値の、1mSv/年以下を基準に考える。

適切な考え方をネットでしらべたが、わからない。

で結局、6月22日に千葉県野田市が公表した暫定基準値0.19μSv/hを、自身の基準値とすることにした。

(暫定基準の算出根拠が、いまいちわからない:目標を国際基準の1mSv/h年にし、外出を1日8時間、屋内に16時間居てその時の低減係数を文科省と同じ0.4と仮定して算出したという)

・ 単純に、1mSvを24時間×365日でわると0.114μSv/hになる。
・ 自然の放射線量が、約0.05μSV/hは込みなのかどうなのか(この値は、3月11日以前の千葉県のモニタリングポスト値、0.022~0.044μSv/h)
・ 水、食べもの、呼吸からとりこまれる分は、含まれていない

  

6月6日、6月7日測定の千葉市の住まい近くの空中放射線量値は

海浜保育園0.16、0.17)、
さざなみ幼稚園0.13,0.13)、
打瀬小学校0.16,0.15

だった。
0.13~0.17で、野田市の暫定基準値はクリアーしているが、

自然の放射線量は、この測定値に含まれているとして、水、食べ物、呼吸からとりこまれる分は含まれていない。
国際基準の年1ミリシーベルトは外部被曝なんだろうか?

もし、そうだとすると口からとりこまれる内部被曝の限度は、誰もなにも言っていない?

放射線に照射され、口からも取り込んで、長年にわたる健康リスクをどう判断すればよいのかの判断指標が、今もってわからない(今までの政府、テレビ、新聞ネット情報ではチンプンカンプン!!)   
※  放射線被曝

 

フォトジャーナリストの大石芳野が、チェルノブイリ原発の事故後8年めにキエフに訪れた時、測定した値は0.6μSv/hだった(「チェルノブイリの家族の肖像」)。 子どものガンが多発していた。  長期の低線量被曝は、初期になんでもなくとも、数年から数十年後にガンになる危険性が高まる(晩発障害)といわれている。

 

影響を受けやすい子どもや孫たちの世代のことを考えると、

遠出をする場合など、東北~東関東各県・行政の測定値を調べて行動を計画したくなる。

政府が示す避難区域の目安は、20mSv/年超過。

福島県の子どもを対象にした暫定上限値も20mSv/年。
子どもには高すぎると批判を受け(子どもたちが被曝させられる)、学校にいる時間の被曝を1mSv/年以下とする目標を作った。

福島県外の子どもの基準はない。

小出先生の発言を頭に入れつつ、国際放射線防護委員会の基準にのっとって判断するしかない。あるいは、可能ならば、チェルノブイリの現状などを知って、参考にする必要がある。

 

千葉市の自宅周辺の保育園、小学校は、
3/11以前より高い値だけれど、国際基準をクリアーしている。(といって、0.022~0.044→0.13~0.17なので安全ではない。また口から取り込む内部被曝は考えていない

また、菜園のある茂原市、長柄町あたりは、
畑の土壌の値ではなく保育園や小学校校庭の値ですが、低い値を示していた。一応めやすにはなる。 

(1)の⑦~⑩のホットスポット地域は、小学校や公園で、0.2~0.6μSv/hで、国際放射線防護委員会の基準を超えている!!これらの市は、どう対応するのだろうか?

 

※ 参考報道(読売新聞) : 野田市は22日、小中学校や保育所などの施設で大気中の放射線の被曝(ひばく)限度を年間1ミリ・シーベルト、毎時0・19マイクロ・シーベルトとする独自基準を明らかにした。市民からの不安の声に対応し、国が明確な基準を示すまでの暫定的な基準としている。県によると、自治体による独自基準は県内では初めて。

 市によると、年間1ミリ・シーベルトの基準は、文部科学省が福島県内の学校で「年間1ミリ・シーベルト以下を目指す」という数値目標を示していることや、国際放射線防護委員会の基準を参考に設定。1時間あたりの限度は屋外で1日8時間活動することなどを前提に換算した。

 市の測定で毎時0・19マイクロ・シーベルトを超えた場合、同一施設内の複数箇所を測定するとともに、園児や生徒の施設滞在時間を調べ、年間に換算して1ミリ・シーベルトを超える場合、子供の屋外活動を制限する。

 このほか、測定で毎時0・30マイクロ・シーベルトを上回る地点の遊具などには立ち入りを制限する。

 市のこれまでの測定では、保育所、小中学校の計4か所で毎時0・19マイクロ・シーベルトを超えた。うち1か所で再測定し、年間換算したところ最高で0・51ミリ・シーベルトだったという。毎時0・30マイクロ・シーベルトを上回る地点では砂場をブルーシートで覆ったり、滑り台の周りに白線を引いたりして子供らが近づかないようにしている。 

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