■ 西国分寺駅近くでやぼ用を済ませたあと、9年ほど前に近くにいながら観ることのなかった史跡に寄り道をし散策をしてきた。
そのまま一駅歩いて、国分寺駅から千葉に帰った。
西国分寺駅から高層マンションのあいだをぬって府中街道を直進する。
地図の右下、閑静な住宅地をぬけ、坂を下った約15分ほどのところに国分寺跡がある。
周辺は、昔の武蔵野の雑木林、農村にきたかのような風景。
石段を上り、こんもりとした森に入る。
「仁王門」をくぐると、
「薬師堂」
ふたたび石段を戻り、墓地の間を抜けると、
「最勝院国分寺」と、その境内にある「万葉植物園」
ぐるっと一巡りして、
「おたかの道湧水園」に入る。
湧水源 サワガニ
吉祥草の花、赤いのを見ると良いことがあるらしい(毎年咲くとはかぎらない?)
草木や花、湧水の流れを見て、資料館に入る。
園を出て、川に沿い歩くと、
お鷹の道 遊歩道
アチコチから水が湧き出ている??
あずまやがある。
そこを右折。
「真姿の池」、「弁財天」
手前の石の間から水が湧き出ている(真姿の湧水群-名水100選)
引きつづいて、お鷹の道を進み、国分寺街道へ。
坂を上ると左手に国分寺駅。
右手に、駅から歩いて3、4分のところですが、「殿ケ谷戸庭園」がある。
「次郎弁天池」の「湧水源」
この湧水源は、国分寺崖線(通称ハケ)が生み出す生命の水。縄文人もココでノドの渇きをいやしていた。
湧水量は平均して1分間に約37リットル。水温は年間をとおして15~18℃。
下の写真は、池から急峻な石段を上って頂にある「紅葉亭」(見晴らしのよい休憩小屋)のわきにあった「鹿おどし」です。
鹿おどし
含んだ水の重みで、頭が下がり、その水を放出。軽くなり、再び頭を持ち上げる。竹筒が岩にぶつかり、大きなよい音がする。コ~ン、コ~ンと繰り返す。