ここ数日、メディアを通して見、聞こえてくる政府、都知事などの動きを見ていると、
9年前の3月11日以降、テレビで見聞きした福島原発(原発震災)の水素爆発前後と二重写しになって見えた。
( 2020/2/27、 2011/3/15、3/14、3/13、3/12、3/11 )
※ 今日は、千葉公園に行きましたが、桜はほとんど終わりでした
なしくずしで、先が見えない、…
手に負えない、コントロールできない、…
水素爆発、感染爆発、緊急事態宣言、ロックダウン、…
感染急増の危機を脱して最悪の事態が回避されることを願っていますが、
決断や実行のタイミングが後追い、後手後手、被害が拡大しているみたいに見えます。
混乱と不安、…
目にみえない新型コロナウィルスが、人間らしい暮らしを、勝手気ままに 破壊している。
今日の午後は、急増が続いている東京都医師会の会長が記者会見していた。
会長はこの場で、
「土曜日(4日)、日曜日(5日)と三桁台のコロナの感染者が出てきていることに非常な危機感を覚え、これ以上患者が増えると、今の医療現場は持たないと非常に強く思っている」と述べた。
そのうえで、6週間の外出自粛を提言した。」
また、発熱外来を創り、患者を振り分ける…のような話をしていた。
期待したい。
(※ 追記:同日夕、安倍首相は7都府県に、4月7日に1か月の「緊急事態宣言」を発令する方針を表明した)
政府の決断の良し悪し(内容とタイミング)、それに対応する国民の行動、が国の命運を左右する。
困難に出逢った時は、一面的ではなく複眼思考をとれ、ということで、
専門家の現状の見方、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎先生のブログを拝見した。
⇒ ロックダウンはするしないの二元論ではない。「する際の条件」こそが重要である。(2020/4/5)
明日発令される非常事態宣言区域に勤務する近所のご主人、
壮年で現役ですが、今日会社から「明日から2週間休日」の指示が出たらしい。
テレワークの仕事をしないでもよい外出自粛の休暇で、給料は8割給付とのことだった。(よい会社ですね!)
これが、「ロックダウンをする際の条件」かもしれない。
ただ、休業要請に対しては「補償(給付か?)とセット」でなければ、実現は難しいし
国に補償金(給付金か?)を申請する場合、
申請書類の作成・審査などの煩雑さ、認定金額、支払時期、なんていうのがネックになるかも??
あと、緊急事態措置期間を過ぎた時に、感染者数が目に見えて減少してくれればよいのですが???
(この措置後、こんなはずではなかった!とか、ニューヨーク状態に近づいた!とかが杞憂に終わればよいのですが)
参考(4/8): 感染症の治療に関する問題(神戸大感染症内科)、(良い教育をやってますね!) カワセミ