■ 毎年8月に開催されている、「JTRC」の「興津合宿」に初めて参加しました。
参加のきっかけは、偶然のめぐりあわせ。
日程は、8月4日(土)~6日(月)でしたが、仕事などの都合で途中で帰られる方もいました。
宿泊場所は、千葉県勝浦市の興津海岸です。
職業、年令が異なるみなさんとの交遊の中で、楽しい情報交換がなされ、面白くて充実、有意義な2泊3日を過ごさせていただきました。
関係者のみなさん、ありがとうございました。
■ 以下は、‘私見’合宿体験記です。
私は、「海での泳ぎの習得」が主目的でしたが、加えて、今はバイクをやっていませんが、みなさんがどんなバイク練習をしているのかも興味がありました。
ほとんどの参加メンバーは9月の佐渡大会に向けたスイム、バイク、ランの総仕上げで参加されていたようです。
興津海水浴場
暑さの中で、往き75km、復り70kmのアップダウンコースを、バイクで走ることがメインのようでしたね。
初日7時20分、Hさんの赤いデミオに同乗し、最寄駅を出発。
8時前、集合場所の、京成千原線「学園前」駅に到着。
集合:「学園前」駅
新宿から、輪行で来られたYさん以外、それぞれリュックを背負い、自宅からロードレーサーに乗って現れる、総勢10人。
みなさんの荷物を車に詰め込み、8時25分「学園前」駅をスタート。
コースを熟知しているHさんの赤いデミオに同乗して、みなさんのバイクに伴走です。
「おゆみ野」から「ちはらだい」を抜け、「うぐいすスライン」に入ります。
第一集団
(茂原海道沿い潤井戸から勝間に行く途中、うぐいすライン手前です)
第二集団
(同上)
約10kmほどの、うぐいすラインのアップダウンを通過し終わると、茂原から牛久に通じる409号道路に合流します。
ウグイスラインの終点で:先頭はOさん
今年Aタイプ初挑戦だそうです。
Tさん
Aタイプ挑戦。
Mさん
若手のバリバリ、Aタイプ連続挑戦。
ピアノは8歳から習い、クラシック、軽音楽なんでもござれのようです。
Hさん
Aタイプ初挑戦。
今回お誘いし、参加したYさん。
今年の富士登山競争を完走されたとのこと、トライアスロンはショートタイプ参戦で、ロングは未経験のようです。
富士山を走って上る実力の持ち主ですから、合宿で佐渡常連のみなさんの刺激を受ければ、Aタイプ挑戦にも火がつくでしょう。
「皆生トライアスロン」を走破してきたばかりの、紅一点、Nさん。
Aタイプ挑戦。
Mさん
Aタイプ参戦のベテラン。
Tさん
71歳で、トライアスロン現役の御大。
今年Bタイプ参戦。
かつて、私より上の年令で、Aタイプを完走されたとお聞きしました。
9時20分、最初の休憩地点
(409号との合流交差点にあるセブンイレブン)
「笠森鶴舞自然公園」を抜け、高滝湖レイクラインの橋を渡り、清澄養老ラインに入る。
2回目の休憩地点(養老渓谷駅)
10時30分、ローカル線の小港鉄道「養老渓谷」駅に到着。
第1、第2集団の差は12分。
各休憩地点では、20~25分くらいの時間を費やしていたでしょうか。
3回目の休憩地点(粟又の滝)
養老渓谷の温泉街を抜け、11時10分ころ老川十字路を左折、急な坂を上る。
岩ツツジで有名な「水月寺」を通り過ぎ、11時35分、名瀑「粟又の滝」に到着。
休憩中、お店のおばさんから、全員、冷たくておいしい「シソジュース」をいただきました。
適度に甘い、シソの香りのジュースが疲れを癒します。
ここで、日曜日に仕事が入ったMさん、千葉市の花火大会行きを予定しているNさんが、バイクで帰宅。
更に養老川源流へと上り、会所、内浦県民の森、麻綿原高原付近を過ぎ、こんどは下り。
田園を渡る稲穂の風を切り、上植野で右折、緑濃い山から天津小港の海へ、日蓮上人降誕の地「誕生寺」へと向かう。
昼食後、よろずやの前。
肋骨骨折も癒えないカラダで、ロードレーサーを組み立てるHさん。
12時過ぎ、内浦湾に到着。
誕生寺近くの「よろづや」で昼食をとる。
ここで、今までデミオを運転してきたHさんがバイクにチェンジ、代わって美浜が運転手交代。
誕生寺参道
誕生寺に寄る。
全員参拝、佐渡完走を祈願したのでしょうか?
「願満の鯛」を抱えて(本堂前)
14時近く、宿泊先の興津海水浴場の民宿に到着。
興津の海
荷を降ろし、全員スイムの練習に入る。
佐渡大会のために採寸、新調したウェットスーツを着て泳ぐのは、今日が初めて。
スリーピースで揃えましたが、上はみんなと同じくノースリーブとしました。
初日、バイクのあとは海でスイム練習
(自分も泳いでいたので、スイムの写真が撮れませんでした)
着るのもぎこちないが、泳ぐのもぎこちない。
カラダ、とくに下半身が浮く感じです。
これだと、クロールでなくては、まともに泳げない感じがします。
海水浴場の、コの字形のコースロープ沿いに、往復約2kmの初泳ぎです。
ま~、なんとかウェットスーツになじんだ感じ。
首まわりと、脇まわりがすれて痛い。
あらかじめ、ワセリンをぬると良いらしい。
シャワーを浴び、風呂に入り、17時から夕食。
初日の夕方、東京世田谷より輪行で興津到着のWさんも加わる。
Wさんは、佐渡リレータイプのバイクの選手、私がスイムを終わってタスキ(?)を渡す2番手です。
初日の夕食、懇親
10時近く就寝。
熟睡中の真夜中に、深夜の浜辺で飲み会を延長された3人(?)ほどが、ふすまをそっと開けて入る気配がした。
■ 2日目の日曜日は、あまり記憶がない。(合宿から、一週間弱経って、本記事を仕上げています)
朝食前、5時30分ころからHさんと2人で走る。
宿から、勝浦の山、つづら折れの興津坂を上る。
夏の早朝、日が上る前、朝露を含んだ山道、田園の道を走るのは気持ちがよい。
上って下って1時間、約9kmのジョグ、そして7時30分、みんなと朝食。
T、O、Yさんの3人が、自転車で家に帰られるのを見送って、9時ころからスイム練習。
2日目は、長袖のウェットスーツを試し、前日と同じく約2kmを泳ぐ。
海水が冷たければ別ですが、半袖のほうが泳ぎやすい。
昼食は、近くの中華屋で済ませ、
私を除いて、T、H、H、Wさんの4人は、13時過ぎバイクのロングライドに出かける。
「美浜さんは自転車に乗れないのだから、バイクの練習中は興津坂を、ジョグ練習せよ」、と言い残して、炎天下を風のように去って行きました。
粟又の滝、麻綿原高原のアップダウンを練習してきたようです。
私は、この間、暑さの中を走る気力が生ぜず、布団の上で昼寝。
おかげさまで疲労回復しましたが、みんなには、ちょっと後ろめたい感じがしないでもありませんでした。
■ 3日目は、みんなが寝ている4時30分ころに目が覚めました。
日の出前の海は静かです、海水浴場は人一人いない。
初日に試したノースリーブのウェットスーツを着て、海辺に出る。
ちょっと冷たい感じがしましたが、5時10分~6時20分ころまで、コの字形に往復2kmを泳ぐ。
途中、沖側のコースロープ沿いでヘッドアップすると、朝陽がまぶしい。
ウェットスーツの着脱方法も覚えた。
朝食を済ませるまもなく、8時30分帰路につく。
初日車運転のHさんは、バイク組、私はバイクの伴走で車を運転。
勝浦かんぽの宿あたりの別荘地、松野、みちの駅「たけゆらの里」、大多喜城の横を通過し、長南町に入る。
ところどころで車を止め、各選手をパチリ。
Mさん
(3日目大多喜から長南町に入るゆるい上り坂で)
Hさん
Hさん
Aタイプ挑戦。
(往きは車を運転、帰りはバイク)
故障中のカラダを押して、とうとう泳いで、走って、乗っちゃいました。
Tさん
Wさん
リレータイプのバイク担当。
(初日夕方、東京世田谷より輪行で興津到着)
ウ~!あつい!!氷と水、ジュースを買う。
(帰路の休憩地点、長南町から長柄町に入る手前のセブンイレブンで)
長柄町の権現森を通過し、
「権現大橋」にて
初日2名、2日目3名が、
仕事などの都合で、早めに帰られましたが、長柄ダムの「権現大橋」で、最終日の帰路ロングライドをされたみなさんと記念撮影。
解散 (おゆみ野「夢庵」にて)
「日本エアロビクスセンター 」から誉田を抜け、おゆみ野の夢庵にて、昼食。
13時過ぎ、解散。
■JTRC千葉からは、
2007年佐渡大会に、Aタイプ12人(うち初挑戦3人)、Bタイプ5人、リレータイプ3人、計20人が参加
すると伺いました。
いよいよ大会まで、残すところ20日余りとなりました。
この間、事故・故障とも無く、最善の状態で大会に臨めるよう祈念しまして、合宿体験記を終えたいと思います。
8/4~8/6のJ&S
J 興津山間部アップダウン 9k 8月累計 9km 今年度累計 1561km
S 興津海岸 約2k×3=6km 6km 35.1km