
今日は本業もあるにはあったんだけど、
サッサと終わらせてまたいつものエンジン作り。
モダンワークスさんに頼んでいた部品がやっと届くらしく、
さらに今日は注文してあった塗装剥離剤も来たから、
滞っていたロンシン125を分解してみた。
このエンジンのオーダーは56ミリのボアアップシリンダーとGPX用ビッグバルブヘッドを使った140ccのコンプリートエンジン。
つまり腰上の部品ほとんど使わず、フルオーバーホールしながら作っていくんだけど、
黒く塗装されたロンシン125を実際いじるのは初めてで、
ちゃんと塗装は剥離出来るんかねぇ?
それ以外はいつものエンジンなんだが、
ウチの場合は他にもオイルフィルターローターは軽量品を使っているくらいだから、
GPXのヘッドがあれば誰でも作れると思う。

クラッチを外したら分かったんだが、
シフトドラムストッパーアームが外れてギアチェンジが出来なくなっていた。
原因は良く分からんがアームを曲げたり交換すれば直る症状だが、
たぶん最初から曲がったまま組まれていて使ってるうちに外れたってぽい
だってそう簡単に外れる物でもなく横方向によほどガタか無きゃこんな事にならないからねぇ。

とりあえず全バラは終わったけど、
残念ながらキックスピンドルは曲がっていて交換かな。
明日から剥離をしてクランクの芯を出すんだけど、
キックスピンドルが曲がっている以外は状態が良く、たぶんあまり使ってはいない感じで、
やはりこのエンジンもたいして使わないうちにギアチェンジ不可になったのかなぁ?
ただ、キックスピンドルの場合は徐々に曲がっていく物ではなく、
瞬間的な力で一気に曲がるから、つまり始動方法は間違っていたのは直ぐ分かる。
キックスピンドルって純正を買うと高いから大事に使って欲しかったんだが、
正しい始動方法を知らない方がまだまだ多いって事か…
頑張って正しい中華エンジンの始動を広めないといけないなぁ。