
今日は本業が終わってからタイガーエンジンをバラしていて必要な部品を取り出すのが終わった。
で、これから粉体塗装に出すからベアリングを抜いていたんだけど、
タイガーエンジンは昔から不二越(NACHI)のベアリングが使われているんだが、
ミッションとクランクのベアリングはC3が使われているみたいだ。
ご存知の通C3ベアリングは熱が入った状態で適正な精度になるよう作られているから冷間時では少しのガタがあるんだけど、
私なんぞ暖気運転はほとんど行わないからC3は使っていないし不要だとすら思う。
そもそも通勤時間に暖気してたら迷惑だもんねぇ。

これはタイガーエンジンから取り出したクランクなんだが穴開きで少しだけ軽量化されてるんだね。
ちなみにこのクランクの元はC100の2次側遠心クラッチクラッチ用なんだけど、
C100は50ミリストロークでスモールエンド径は13ミリなんだが、
タイガーのクランクは54ミリストロークのピン径が14ミリだから全く別物。
そもそも14ミリのピン使ってるピストンが無いから、
前はGPX143ccキット使った143ccの4バルブを作った事あるが非常に汎用性の無いクランクと言える。
ただC100のクランクにするとストロークは50ミリだがピンは13ミリだからピストンが選べるんだけどねぇ。
明日はもう1機のエンジンから140ccキットを取り出して必要な部品を粉体塗装に出す準備でもしてみるけど、
組み立てルームが狭過ぎてもう部品置場が限界だわ。