
今日はミッションの加工をHISPECさんにお願いしたりキャブの納品もしたし、
前に自分が使っていたエンジンをバラバラにして部品を取り出したりもしていた。
このエンジンはクランクケースがロンシン125の下セル仕様で、
クランクは57ミリストロークの1次側クラッチ用をベアリングとスプロケットを打ち換えて14丁から16丁にしてありミッションとスターターギアはGPXのリターン4速のノーマルのままを入れてあり、
クラッチは下セルエンジン純正の5ディスクやGPXのプライマリギアに武川さんのスペクラ用ロックナットを使いスペクラカバーをいれていた。
つまり自分が持っていた中華エンジンの部品の中から使える物を掻き集めて作ったから何がベースとかは全く無く、
テンショナーはセミオートにしてあったりHISPECさんが昔販売していたベアリング支持ローラーだったり、
ジェネレーターはミニモトさんの軽量アウターローターと本当にバラバラの状態から作ったから、
逆に中華エンジンも部品を知っていれば部品単位から作るなんて芸当も出来るんだな。
ただ数年前に急いで作ったから組み立てが本当に雑で、よく壊れずに動いていたと感心するばかりだが、
今は少しの慢心も自分に返って来るのを知ってるからストイックになったと我ながら思うが知識やテクはまだまだ足りてないと思う。


メールでこのエンジンの素性を聞かれたんだがバラした事も無いし何にも分からなかった。
多分ロンシン125の1次側クラッチエンジンだと思うんだけど使われている部品は想像出来るが、
エンジン形式だとボアが53ミリとなっており全く分からん。
普通は52.5ミリだから約53ミリかもしれないし、本当に53ミリピストンだったりしたら互換性以前の問題で、
こんなんだから私ですらバラした事が無いエンジンの方が遥かに多いんだろうねぇ。
明日はまた忙しくはないから溜まっていた農機の修理かな。