南信州のりもの倶楽部♪

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自分のエンジンなんぞ所詮は実験台

2019年10月29日 21時32分45秒 | 輸入横型エンジン編


今日は本業も落ち着いていたしバラした部品が邪魔だったから自分のエンジンを作ることにした。

先ずクランクケースはタイガー125のセル付きでマストテクノさんで結晶塗装の黒の砂点に塗ってもらっていたから、
いつものようにベアリングを打ち込んでから組み立てていく。

このエンジンで写真の腰下の仕様はクランクは昨日バラした57ミリストロークでカムスプロケットは16丁になっている物で、
クランクの芯を見たら0.02ミリ閉じていたから芯出しはしないでそのまま組む。

と言うのも自分のエンジンなんだから閉じてるのは気にならないし、クランクなんぞ使ってればいずれ開いて来るんだから予め閉じてるんなら全く問題無いわ。

逆にねじれて開いたクランクは気に入らないから当然芯出しはするし、お客様のクランクはどんな状態だろうが0.01ミリまでは持って行くから閉じてればOK♪ なんて事にはならないけどね。


ミッションなんだがマグナに積んでジョッキーシフトにするから操作性が分かりやすいようボトムニュートラルのGPXミッションを入れる。

このミッションはアニマの4速と同じクロスミッションでアニマの4速と同じになるんだけど、
アメリカンなどの場合はクロスよりトップが離れている、前にモダンワークスさんが販売していた初期のボトムニュートラルの方が良かったんだが、
手持ちでそのミッションの在庫も無く今はクロスしか無いからこれを入れるしか無い。

ちなみにボトムニュートラルの前期ミッションは今のリターンのギア比と同じで、
当然リターンをアニマと同じギア比にしてもらいたかったが高過ぎるロットの壁に阻まれ諦めたんだっけか。
でも今はリターンのままでもセミクロスで似たギア比にできるあから拘る方には大丈夫です。


あとはクラッチカバーは150cc用を使うからキックスピンドルをBタイプのロングシャフトにしたくらいかな。

ウチには22丁のキックスターターギアの在庫は困らないくらいはあるしタイガーのギアも22丁だったからそのまま使えば良いだけで、
安い中華のCタイプと違いBタイプにするのは少しお金がかかるけど、
CD90やSR400と違いキックスタートでエンジンがかかってキックペダルを踏んだままでもスターターギアが擦れる音がしないのが利点だ。

写真で見ると分かるけどCタイプのラチェットギアを押さえるプレートは必要無いからBタイプと分かると思うが、
このケースはそのプレートを押さえるようにもなっていてちゃんとネジ山ま切られていたからケース的にはどちらのスターターにも対応してるって事みたいだ。

まぁCタイプのロングスピンドルシャフトを探すのが難しいからBタイプになっただけで、
C100はBタイプでロングシャフトだから部品は困らないはず。

そんな訳でここまで行った時点で本業が入り終わったが、
明日も本業の予定がありそろそろ剥離に出していた部品が返って来るからしばらくは進まないとは思うけどまた見て下さいな。



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