南信州のりもの倶楽部♪

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修理は誰でも出来る。問題はその先

2020年07月15日 21時20分00秒 | 農業機械編






昨日と今日は本業があり忙しく何も出来なかったが、
そうは言っても納期があるしアルバイトの農機具修理をしていた。

今回はバッテリー式のナイロンベルトで草を刈るビーバーで、
普通に動くんだがモーターの交換をしていて面倒だったが何とか終わった。

作動確認で少しだけ草刈りしてみたんだがグリップ式のスイッチは10分も握ってると手が痛くなり、
しかもスイッチロックが無いから我慢するしかない。

そう言えば依頼書にもスイッチが硬い、なんて書いてあったが多分コレの事で、
さらに依頼者は女性みたいだから5分も使えばもう無理だと簡単に想像出来た。

ウチの担当者にスイッチロックを付けないのか聞いてはみたが安全装着だから無理みたいで、
でもエンジンのビーバーはアクセル固定が出来るから同じようにロックを付ければ良いのにねぇ。

そんな訳でグリップスイッチを縛れるように取り外しが出来るタイラップを付けてあげて、
本当はスリングベルトや100均で売ってるようなマジックテープのベルトなんかが良いと思うから、
返却する時にアドバイスを書いた紙でも入れておく事にする。

こう言った機械って長い年月をかけて使う事になるから、
使ってる方が満足してくれるよう世話を焼いてあげる必要があるし、
満足してくれないと他の物に買い替えられてしまうから、
修理してお返しするだけではなく販売店の方にも色々とアドバイスするのが私の仕事と勝手に考えている。

実際スイッチを縛っただけでバッテリーが尽きるまで草刈り出来るから今までよりはマシになったはずだ。

ウチのメーカーは修理する物が出ると引き取りと納品までするから、
販売店の方も電話するだけで修理が終わっちゃうしアフターサービスはかなり良いと思うが、
私のエリアが飯田下伊那だから阿南や遠山郷まで引き取りとか言われたらどうしようかねぇ…



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