南信州のりもの倶楽部♪

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ヘッドは届いたがハイカムのベアリング交換が必要になりました

2021年05月31日 20時20分00秒 | オートバイの無い生活





今日やっとLIFAN 150のヘッドが届いたかLIFAN125ccの1次側遠心クラッチ改150ccを組み立てようと思ったんだが、
ヘッド側のカムの小さい方のベアリングが入る部分の径が違うためベアリング交換する事にした。

ただベアリングサイズを忘れてしまったから久しぶりにミスミのパーツリストで探してみる。












カム側に元から付いているベアリングは6002となり、
必要な小さい方のベアリングサイズは内径が15ミリ、外径が28ミリだから6902か6902Z(Zは片側金属シール、ZZが両側金属シール)のようなんだが、
6002の厚みは8ミリに対して6902は7ミリとなっているから、
もし6902に交換する場合はカムのツラまでにベアリングを押し込むように気を付けよう。

今回はウチに6902Zのベアリングが丁度あったため交換のみで済ます事にした。












ベアリングを外す場合はデコンプごと外す事になるから中のスプリングやローラーが飛び散らないよう手で囲いながら外したり入れるようにすると良い。

中華ベアリングは金属シール入りではないがデコンプとベアリングの間にカラーが挟んであるから、
多分このカラーでベアリングの玉の隙間を塞ぐのとベアリングとワンウェイクラッチの適度な隙間量があるんだと思う。

よってもし6902を流用してしまうと腰下から来たオイルがベアリングの玉の隙間からヘッド内に逃げてしまい、
カムやロッカーアームにまでに油圧がかからなくなってしまうため、
もし国産ベアリングに交換する場合は必ず6902Zを使うようにしよう。

ヘッドが届いたのが夕方近かったためここまで行いまた歩きに出かけて終わったが、
明日からの本業も出来れば予定内に終わらせてエンジン作れればと思う。






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