また中華エンジン用のトップクロスを作りました

ここ数日アニマの販売やらで忙しかったんだけどこんな時も色々考えていて、
GPX用のクロスミッションをもう1つ開発したからやっとお披露目出来る。

まずGPXやロンシン125のミッションは3〜4速が離れているからCD90の4速に交換してトップをクロスにしようってのがトップクロスなんだが、
そこまでクロスしてなくても良いけどオーバードライブ感は嫌だって時のため、
セミクロスと言うミッションを作ってみた。










とりあえずギア比表を作ってみたんだが、
ノーマル4速だと0.916のギア比を1.043にしたのがトップクロスで、
セミクロスは0.958にする事により近くなり過ぎた感が無くなる設定かなぁ。

1番右の数値はギア間の離れ具合を数値化した物だけど、
トップクロスの1.132は結構近い設定で4速でも急な登坂路はグイグイ登っていくんだが、
セミクロスはグイグイ感はないけど色んな坂をそこそこ登れるオールマイティで、
実はアニマ150のギア比も私が作ったセミクロスに結構似ている。

ヨーロッパ向け150ccアニマのクロス数値は1.246なんだけどセミクロスは1.232と、
ボトムニュートラルミッションよりは若干クロスだけど良い感じの離れ具合だから普通に使うならセミクロスで充分かなぁ。

ウチらの感覚だと151号線の新野千石平に行く時はトップクロスが良いんだが、
アップルロードの飯田病院の坂や城下坂はセミクロス、みたいな感じ。
南信州に住めば嫌ってほど分かるよ。

ちなみに部品はどちらもC100の4速だから普通に買えし実際作ったがドグも問題なかったが、
トップクロスもセミクロスも金額は同じくらいになるから、
走る場所やエンジンパワーで選んでもらっても良いと思う。










今日はLIFAN125の遠心クラッチを作っていたんだけど、
このエンジンのミッションはギア比がC100と同じだからCD90のメイン側23丁に交換するとギア比が1となる。
C100に乗ってる方は行った方もいるんでないかと思う。

ちなみにCD90の4速ギアをそのまま使うとCD90と全てのギアが同じになるから、
こちらも好きなトップのクロスを作れる事になるかな。

そして今日また考えたのが、C100のシフトドラムをこいつに移植したらリターンからロータリーになるんでないかって事。
ただドラムロックが無いと走行中に4速からニュートラルに入るから、
ロック機構もあった方が良いと思う。



本当はアニマをバラしたいんだがまだバックオーダーがあるからそれが終わってからになるけど今週中には大丈夫かな。

エンジン届きました

そんな訳で国内では初となるデイトナ正規品のアニマが到着しました！
自分の力ではないんだけど賛同してくれた方が居たのは事実だしこの日を迎えられて感無量だ。

んで、前に何機もレプリカの方はやっていたから重いだのデカイだのの感動は無く、
届いていきなり発送の事を考えてしまったくらい。
ヤマト運輸って25キロ以上は宅急便ではなくヤマト便となり、
運ぶ人の事考えてるから重い物を1箱に詰める事が出来ないから、
やっぱりこれもヤマト便の2箱発送か西濃運輸さんになるかなぁ。

見た目なんだけどまずレプリカと決定的に違うのがクラッチカバーとジェネレーターカバーのデザインで、
あとはシリンダーに共鳴防止のゴムが挟まってたくらいかなぁ。
見た目だと2バルブと4バルブの違いが分からなかった。












ジェネレーターカバーはスッキリしたデザインとなっていて、
レプリカの方はばかり見ていたから寂しい感じだ。

あとはヘッドカバーが黒でお決まりのデイトナのカタカナのロゴが入っている。
海外では日本語のロゴや漢字が人気だからその感じで入れてあると思うんだが、
日本では見慣れているから無い方が良いて言う方もいるかもしれないねぇ。
ただこのロゴこそがアニマの証だから恥ずかしがらず乗ってもらいたい。

まぁ見た目なんぞ私にはどうでも良く中身が重要なんだが、
早くバラしたかったが現在3機のエンジンがバラバラで置き場が無いから週末くらいになるかなぁ。

こう言っちゃなんだがレプリカとの違いって腰上とカバーのデザインくらいで、
腰下の中身はほぼ共通ってのは事前に調べてあるから、
あとは弱そうな部分を探したりして末永く使っていただけるよう情報公開はバッチリ行う事にする。


そんな訳でとりあえず1機は買ったんだがすでに行き先は決まっているから、
このアニマが終わったらまた3機ほど購入しないとだから忙しくなりそうだ。

アニマ販売の裏で他のエンジンも作ってました

昨日から販売が始まったアニマなんだけど、私の予想では正直言ってさほど売れないと思っていたんだが、
朝起きたら結構な数のメールが届いいていて、さらに初期オーバーホール込みのご依頼も一緒に入っていたから驚いた。
だって15万って結果な金額でボロいミラやアルトなら買えるくらいで、
そんな高額なエンジンを欲しがる方なんてそうはいないだろうなぁ、と考えていたが意外と多くてビックリしている。

で、今日気が付いたんだけどアニマはマニホールドの方向が最初から右か左かに選べるらしく、
大きなキャブを使わない限りはアタッチメントの必要が無いのかもしれない。

ただFCRやダウンドラフトなどを使う場合はやっぱり方向が選べないと無理かなぁ、って気がする。
私なら32ミリ以上の口径のキャブを使いたいからアタッチメントで横向けないと無理だ。










アニマの販売の裏でもちゃんとエンジンは作っていて、
今日は125ccエンジンの剥離に出しに行ったりケースのボーリングに出して足りなかった部品を届けたり、
夕方からLIFAN150の腰上のオーバーホールをして組み上げたりと、
本業が暇じゃなかったらこんなに色々出来ないわ。

実のところアニマの他にもエンジンのオーバーホールを承っていて、
納期に関しては下手すると2月に入っちゃう方もいるかもしれないけど酒控えて頑張ります。









最近こんなエンジンをまた買った。
ロンシン125でギア抜けするようなジャンクなんだが私が欲しかったのはケースだけだから関係ない。

このケースをランポートさんのリジッドマウントにして140ccのビッグバルブエンジンを作りクラッチカバーは150ccのを使って、
このエンジンをマグナ50に載せて販売しようかと企んでいる。

ミッションはGPXのリターン改トップクロスでクランクは1次側エンジン用の57ミリストローク。
モダンワークスさんの140ccキットにGPXヘッドを使った仕様で、
ロンシン140ccコンプリートエンジンの150ccクラッチカバー付きかな。
現在キックスピンドルを延長加工に出してるから1LIFAN150のクラッチカバーを使ってみる予定だ。

もし買ってくれる方の要望があればこのクランクケースを使った143ccの4バルブなんてエンジンも作れるが、
まぁ作ってる暇無いからいつ完成か全く分からん。

でもマグナ50がVツインマグナと同じペースで走れるんだから面白いだろうねぇ。
でもそこまでやれば私が乗っても全然構わないわ。


そんな訳で多忙を極めてるがアニマの1機目が明日届く予定だから超楽しみ♪
早くバラしたいが暇ないからじっくり観察するかね。

デイトナ アニマの販売が始まりました

そんな訳で本日よりメーカー認定で本物のdaytona anima190ccの販売が始まります！

そもそも事の発端は比較的安価で弄らなくてもパワーがあるようなエンジンが日本でも買えるようになったらなぁ、
みたいな私のワガママだったんだけど、
結局最後は「アニマが欲しい」みたいな個人的欲求がどう言う訳か叶ってしまったような感じで、
正直言い出しっぺの私が1番驚いている。

これには賛同して下さったアローズさんのおかげなんだけど、
それと同じくして私のブログを見ていてくれた皆さんの力のおかげでもあるのは間違いないんだよね。

過去にW190やアニマの販売の前にブログで欲しい人アンケートを取っていたでしょ。
その結果は正確に報告していたからアローズさんが本気になって下さり、
終いにゃdaytonaさんから販売許可までいただいて本当に日本で正規品のアニマが販売される事となった。
だから今回のアニマ販売って本当に凄い事なのよ。

そもそも私なんぞ皆さんと同じただの中華エンジン好きなプライベーターなんだが、
この夢を多くの方の協力で実現出来たんだから携わってくれた方々には感謝しかない。

アローズさんをはじめデイトナさん、そしてアンケートいたただけた方に私のブログユーザーの方々、
皆様本当にありがとうございます！











肝心の金額なんだけどヨーロッパと同じ価格との事で153,000円(税別)に決定したようです。
当然初期オーバーホールも承るつもりなんだけどご依頼をいただけた方はエンジン代を安くするつもりで、
あとエンジンのみの販売も喜んでお受けするのでよろしくお願いいたします。
私から購入の場合は多少だが値引きも考えとります。


それとアニマ用のマニホールドアタッチメントも6000円で用意してるので、
モンキー用のマニホールドを使いたい方は是非どうぞ。



もしトラブルで修理が必要になった場合なんだけど、
部品を発注するのにエンジン番号が必要になり、
これが無いとデイトナさんから部品が出ないみたいで、
さらにエンジンナンバーはデイトナさんで管理していてウチで販売した正規品しか修理が出来ないみたい。

よって個人輸入や並行輸入品については部品が出ない事になってるから、
もしエンジンを持っていたとしても壊したら終わりなので壊さないようにね。

ただ、こう言っちゃなんだが状況によってはアニマも修理は出来るため、
もし何かあったら相談して下さいな。
私なら意地でも修理するわ。

それと当たり前だけど正規品購入の方はもし何かあってもサポート出来るから安心してご購入下さいな。

それと最近増えてきた原付バイクの軽二輪登録なんだけど、
オーバーホールの際に言っていただければ登録に必要な写真も用意出来るのでもし必要なら言って下さいな。
私も高速ツーリングは超好きだがモンキーやカブが高速走るって考えただけでワクワクするねぇ。


まぁ15万もするエンジンがポンポン売れる訳ないのは千も承知だが、
ヨーロッパやアメリカではエンジンスワップと言えばアニマ1強だし、
金額も有名メーカーのコンプリートエンジンの半額以下だから、
ガンガン乗って楽しんでいただきたいと思う。

新品でもコレは酷いよ

今日は休日だったんだがバイクにも乗らずエンジン作り。
LIFAN150ccをバラしていたんだけど腰下は問題ないどころか中が綺麗過ぎる。

多分だが走行距離で1000キロ行ってないんじゃないかってくらいで、買って早いうちに焼き付いたと思われる。

まぁオイルが無けりゃ焼き付くんだが、それにしてもオイル点検窓が取れたのかが不可解で、
普通に使ってりゃ取れる訳が無いんだが不思議で仕方ない。









ちなみにこのエンジンもクラッチカバーのエレメントにオイルと水が混ざって詰まっていた。

私が思うにLIFAN 150はエレメントが金網なんだけど、
金網だと鉄粉なんか濾過出来る訳無いしザル同然だからエレメントが無いも同じで、
さらに錆びて詰まってるんだから無い方がまだマシだったと思う。

ちなみにオイルエレメントなんだが私の場合は金網は使わず、形が同じドリーム50のろ紙タイプに交換している。
普通は使い捨てだけどパーツクリーナーで洗って乾かせば何回かは使える。

それとどんなエレメントでも、もし詰まってしまった場合は油圧でバイパスが作られる仕組みで、
フェイルセーフ機能もクラッチカバーには備わってるんだけど、
エレメントなんて安いもんだから交換で良いと思う、んだが、
私はオイル交換ごとに洗って再利用してるため5000キロくらいは平気で使っていたりする。

Dトラッカーなんぞ走る距離がハンパないからオイル交換2回でエレメント交換なんぞ無理で、
洗いながら1万キロくらい平気で使っていたりするがオイル交換だけはしてるから、やっぱりメンテナンス次第だと思う。

エンジンの方は問題なかったから明日はベアリングとクランクの芯出しをしてまた組んでいくかね。





それと私の中では明日2018年12月10日はちょっとしたメモリアルデーになるかもしれないから、
次回の更新だけは是非見てもらいたいねぇ。

LIFAN 150のリビルトエンジンを作る

そう言えばまたメールの返信が出来ず申し訳ないです。
何せ本業を優先しないとだからエンジンの方は後回しになっちゃうんだけど、
メールは必ず返信するのでほんの少しだけお待ち下さいな。



週末を挟んでしまい剥離に部品が出せないんだがバラすのは終わってしまったから、
少しだけ手が空いたのでLIFAN150の修理をする事になった。

実は前に修理に入って来たエンジンなんだけど焼き付いていたから新しいエンジンを買ってもらえる事になり、
この中古は私が引き取ったのは良いが修理にお金がかかるから直すか決めかねていたんだが、
フルオーバーホールしたリビルトとしてなら値がつくと思う。









ピストンはこのザマでシリンダーもガリガリだからどちらもオシャカ。

焼き付いた原因なんだがクラッチカバーのオイル点検窓が無かったから、
多分だがオイルが入って無いまま走っていたみたいだ。









ピストンはミニモトさんから、シリンダーは中華ジャンキーさんから購入しておいた。

LIFAN150はこれと言ったチューニングも無いからいつものようにフルオーバーホールして組んでいくだけなんだけど、
クラッチカバーとジェネレーターカバーは剥離とブラストするから見た目はほとんど新品になる。

とりあえずバラして腰下が問題無ければ作ってみて、
その後に金額を考えるがGPXの新品より安く売っても構わないくらい。
使ってくれる方がいればそれで良いさ。

このエンジンがロータリーミッションだったなら

今日からまた新しいエンジンで125ccの1次側遠心クラッチなんだが、
同じ時期にこのエンジンのオーダーが2機入ったので剥離に出すためにバラしていく。

ちなみにこのエンジンのケースもGPXにしてみれば強化ケースだから、
クラッチカバーが大きなオイルポンプ対応のを組み合わせて作れる。

下セルだから左側ケースの形状はえぐりがあるけどリジッドマウントだからロンシンのケースみたくリジッドマウントキットを買う必要が無いのも良いね。










夕方から映画のボヘミアンラプソディーを観たくて映画館に行きたかったんだけど、
夢中になってバラしていたら残念ながらタイムオーバー。
週末は混むと嫌だからまた来週かなぁ。












おまけ

Bohemian Rhapsody - Marc Martel (one-take)




フレディマーキュリーの声にソックリな方がボヘミアンラプソディーを歌っているんだが、
声はもちろん口の開き方とかまで似ていてフレディが生き返ったのを見たようだった。

ちなみにこの方、マーク マーテルさんと言う方らしいが、
実際に映画でも声の一部を担当したみたいなのも凄いが、
ブレディみたくピアノを弾けるのも普通に考えると凄い。


そしてボヘミアンラプソディーの歌詞を直訳するとなかなかハードな内容なんだけど、
ミドリカワ書房の母さんと少し似てると思ったのは私だけかなぁ。

中華エンジンのギア飛び対策部品の一部

今日もGPXを作っていたんだけど、まずはシフトドラムのニュートラルセンサーの切り欠きをサンダーで作ってから、
ギア飛びの対策部品であるスプリング2つを取り付ける。

写真のがそのスプリングで、どちらもホンダ純正部品だから普通に購入出来るので、
ギア飛びが心配な方は交換しておいても良いかもしれないね。

ちなみに部品番号はチェンジアームの小さいバネが 24641-061-000
シフトドラムストッパーアームのは24435-GF6-003

この2つのバネはどちらもGPXの物より太いから強化スプリングとなり、
交換する事でシフトドラムをスラスト方向に押し付ける力が強くなるから、
結果的にドラムが勢いよく回らなくなりギアが飛ばなくなる仕組み。

このミッションもチェックしてみたらドラムの回転に勢いが無くなり、
モサッと回るようになったからかなり違うと思う。

ただ！LIFAN150のハズレミッションのようなシフトドラムは、
ギアが飛び過ぎてミッションのドグが削れたりしてしまうから、
そんな場所は結局シフトドラムやミッションなど全て交換となる。
ギアなんて単品で買えないんだけどアッセンで買ってもたいした金額ではないが、
中古エンジンがハズレミッションだったら高くつくから微妙だ。











今日は暇だったから腰上の加工も全て終わらせて完成。
当たり前だがバルブの擦り合わせや平面研磨など全てやり直したんだけど、
オーバーホールするほどではなかったかなぁ、と思う。
まぁエンジンを開けた理由がシフトドラムの交換だから他の作業はオマケみたいなもんだが、
またリセットされたから来シーズンも楽しんでもらえると思う。

そんな訳で明日は最終確認してから次のエンジンに手をつけるかね。

GPXクロスミッションは挫折しました

以前書いたGPXのフルクロスミッションなんだけど、
部品が実際届いたから混ぜてみたんだがドグの形状は全く違うしシャフト径まで違っていて4速すら使えなかったため諦めた。

また無駄な買い物しちゃったがセル付きカブのシフトドラムがあれば使えそうだから何かのために保管しておくかねぇ。

そんな訳でトップクロスすら作れないからまた新たな方法を模索してみる。










GPXのドラム交換のエンジンだがニュートラルセンサーの取り付け用の切り欠きがドラムに無かったため、
それだけは何とかしてやれば後は問題無さそう。

まぁセンサー側を好きな場所で止めれるようにすればそれでも良いかもだが、
少しの位置合わせ程度にしておいた方が良さそうな気もする。

今日はここまで作っていたらまた本業が入ったためまた明日。
やっぱり年末近くだからなんだかんだで仕事は入って来るねぇ。

GPXの再販が始まりました

長らく品切れしていたGPX125なんだけどやっと再販が始まった。
とは言ってもミニモトさんで普通に買えるんだけど、
あっちはヘッド以外にシルバー塗装されているので自費で剥離とブラストに出していたんだが、
アローズさんのは塗装無しのタイプだから初期オーバーホールするにしても凄く楽で、
ベアリングさえ在庫があれば下手すりゃ1日でオーバーホールが終わる。

シルバーの塗装はいわゆる荒隠しのためなんだけど、
私仕様のGPXは最初からブラストしてあるため塗装があるより冷却効率も良いから、
欲し方は是非アローズさんから購入して下さいな。
ジェネレーターは点火専用で使えないため、
その時には一緒にDENSOタイプのジェネレーターも購入しておくとなお良く、
4000円でモンキー純正の新品ジェネレーターが買えると考えるとかなりお得だ。









GPXと一緒にオイルフィルターの蓋も届いたから、
この部品に関しては私が在庫しておく事にするから、もし欲しい方がいたら私に連絡下さいな。

この部品ってボルト1本だけ強く締めたりすると簡単に割れてしまうため何人からかお願いされていたんだけど、
遅くなっちゃったけど4つは部品を押さえたからしばらくは大丈夫だと思う。


これからアニマの販売が始まる時にこんな事言うのも何たが、
アニマやW190は好き者のためのエンジンであって、
普通に使うならやっぱりGPXの方が扱い易いしお手頃だから、
通勤やツーリングに使いたいならGPXの方が良い。
消耗品も普通に買えるし国産の部品がたくさん使えるから修理も困らないからねぇ。

そんな訳で今日は本業があって何も出来なかったから明日からまた頑張ってエンジン作ります。

結局は国産純正部品が1番良い

今日も空いた時間でミッションをいじっていて、
対策品のシフトドラムキットが届いたから交換していた。

シフトドラムを外して比べてはみたんだけど溝のパターンは当然一緒なんだけど山の形とかが微妙に違っていて、
多分だが溝の些細な違いではなくドラム横のピンの入る穴の位置が微妙に違うような気がする。

このキットにはストッパーアームとチェンジスピンドルのスプリングが同梱されているんだが、
こっちは純正品だから純正強化品として使えると思う。









後のドラムストッパーなどはどうもモンキー純正みたいで、
結局はモンキー純正をかき集めただけのような気がする。

今日作りたかったんだがドラム横のピンの長さが全く違うから、
こちらも純正品を注文したから届き次第作るつもり。

もう12月入っちゃったから急がないといかんねぇ。

このトラブルを安く解決出来ればなぁ

また暇だったからエンジンのオーバーホールをするんだけど、
写真のはGPX125のハイコンプピストン 入りで去年に納めたんだがシフトダウンで2速を飛ばしてニュートラルに入ってしまうらしく対策する事になった。

まぁシフトドラムを対策品に交換するだけなんだがエンジンは当然ケースまでバラす事になる。










必要なだけバラしてはみたんだけどちゃんとオイル交換していたみたいで中はビックリするくらい綺麗で、
ピストンとシリンダーも全く傷が入っていないからさぞや大切に使ってくれていたんだろう。

中古のエンジンってバラせばどんな使い方されていたかだいたい想像がつくし、どこが壊れたかで扱い方まで分かっちゃうんだけど、
こうも中が綺麗だと走行距離も少ないと分かるから、
早めの段階でギアが飛んでいたと思うんだが、
バラす前にしつこくチェックしたんだが全く飛ばないから困りものだ。

当然組んでる段階でもしつこくチェックするんだけど、
多分熱が入った時などで変わってきちゃうんだろうねぇ。

そんな訳で明日は休みだから組み立てに入りますかね。