

今日はロンシン125をバラしていたんだけど、
多分だがこのエンジンはオイル漏れを止めるケミカルが入れられていてあちこちに液体ガスケットのような塊があった。
あとピストンを外してクランクを回そうとしたら何故か回らず、
ただクラッチを外したら回るようになったから不思議に思っていたんだが、
キックスピンドルのポンチマークを無視して組んであったため、
クラッチを外したら回転するようになったみたいだ。
だからキックしようと思ったらクランクが回らんとお悩みだとたんでないかな?

Bタイプと違ってCタイプにはスピンドルとストッパーにポンチマークが入っており、
ここを合わせないとキックがちゃんと作動しない。
ただ中華エンジンの場合はポンチ位置を合わせただけだとまだ60点で、
そもそもポンチ位置が間違っていて遊びがやたら有るエンジンもあるから、
組み付け時には実際にキックペダルを取り付けて遊びを確認し、
遊びが多いようだったらストッパーを時計回りに1つ進めて調整しても構わない。
GPXなんかだと先ずポンチマーク位置はいい加減だから、
調整しないと蹴りしろの半分が遊び、なんてエンジンもあるくらいだ。

続いて修理の1P60FMKもバラしてみたんだが、
クランクケースやミッションは無事だったようなのでクリーニングして再利用し、
クランクとピストン、シリンダーとバルブは早速注文しておいた。
ガスケットもミニモトさんでまだ販売されていたが、
フルセットで3,000円近くもするから意外と高いねぇ…
ロンシン125の方は剥離とブラストが早速終わったから明日から組み立てます。