写真はモダンワークスさんで販売されているクランクケースで、
オイルポンプが純正タイプが使えてスタッドボルトピッチもC系やZ系と同じで、
さらにベアリングはCD90と同じ物が使えるようになっている。
まぁ簡単に言うとCD90のケースと一緒みたいな物なんだが、
こちらはキャストのため実際は強化ケースみたいな感じで、
ただ価格は5,000円しないから超絶安い。
ウチではよくモンキーやカブの110ccを製作させていただくんだけど、
これくらいの排気量になるとクランクケースも強化しておいた方が良いと思うので、
カブなんかの場合はミッションがそのまま使えるので使っていただきたいし、
モンキーのミッションも強化ラーを使えば問題なく強化ケースとなるから、
価格も安いんだし保険だと思っていただければ良いのかなぁ、と思うし、
このケースに交換したら振動が減ったとのインプレもあるから値段以上の効果はあると思う。
もし5速ミッションを入れたい場合なんだが、
CD系ケースのベアリングは6203が2つと6201、6001が1つづつだから、
キタコさんと武川さんではCD系ケース用の5速もちゃんと販売されているし、
モンキー用しか持ってない方も強化ラーでどうにかなるため、
ミッションに関しては何を使っていただいても大丈夫となる。
当然カブの3速だって使えるが、ケース交換するならデヤンの4速を入れた方が良いとは思う。
ウチに良く来る国産のエンジンの場合ケースが腐食している物が多く、
まぁウォーターブラストでクリーニングはするから綺麗にはなるんだが虫食いみたいな溝はそのままだから、
そんな設備持ってないけど自分で綺麗に作りたいって場合はいっその事ケース交換もアリ。
左側ケースの下側には普通だとフレーム番号が刻印されているが、
それが無いため見る人が見れば直ぐ強化ケースだと分かるよ。
本当はGPX用のクラッチキットが販売されていて、
ミッションもGPXの4速を入れれば簡単に2次側クラッチにはなるんだがクラッチキットは欠品中のため、
先ずミッションだけはGPXのを買っておいてCクリップ溝を掘り1次側クラッチで乗っておいて、
再販されたら2次側クラッチに移行するって手もあるかな。
まぁ作り方は千差万別だから色々考えて活用していただきたい。
おまけ
19時くらいにアップルロードの上郷高架橋を歩いていたら、
西の山に水平に伸びる変わった雲がかかってたから撮影してみた。
真ん中の山は風越山なんだけど、飯田意外から来た人はよく「ふうえつざん」と読んでしまいがちだが「かざこしやま」が正解で、
しかし麓には風越高校があるから最高にややこしく、
でも今年のセンバツで無失点で脚光を浴びた東海大相模の石田投手も読み方は「いした」だし、
最近ご結婚された有吉弘行さんも名前は「ひろゆき」ではなく「ひろいき」が正解のようで、
探せばもっと読み違い的な物が見つかるかもね。
風越山の左側の低い場所は大平宿へと繋がる飯田峠で、
去年ロードバイクで登頂を目指したがハンガーノックで中途下山したから、
今年はどうにか1日休みを作り、たっぷりの水分と補給食を用意して登りきってみたいねぇ。