子供の頃 父親に「歳をとったら、ひとり寂しく養老院に行く」と言われた時は、「僕が面倒見なくては」と思ったことがあります。

　中日新聞の読者投稿欄に「『姉弟仲良く』親の願い」というタイトルで、39歳の女性が投稿されていました。



　私には小学校一年生の長女と幼稚園に通う長男の子どもが二人がいて、仲良く遊んでいる姿は実に微笑ましいですが、
いつの間にかけんかしていることがあります。

　「あなたたちはこの世でたった二人のきょうだいでしょ。
父ちゃんと母ちゃんがおじいちゃん、おばあちゃんになって死んじゃったら、二人で仲良くやっていかないと・・・」

　けんかを始めたわが子に私自身が小学生のとき父から言われた言葉を掛けました。
少し黙った後に「僕より先に死んじゃうの？嫌だ。ずっと生きていて」と長男。
思えば小学生だった私も父の言葉を聞いて同じことを感じて急に寂しくなったことがよみがえってきました。

　とても切なくなって、自分より先にこの世からいなくなってしまう親を悲しませたくないとの気持ちになりました。

　私が父の言葉を今もかみしめているように、わが子二人も心の片隅に置いて
相手を思いやることができたらどんなにいいでしょう。

　以上です。


＞「あなたたちはこの世でたった二人のきょうだいでしょ。
父ちゃんと母ちゃんがおじいちゃん、おばあちゃんになって死んじゃったら、二人で仲良くやっていかないと・・・」

　こんな脅し文句は、両親に言われたことはないです。（笑）
こんな言葉を言われたら、投稿者さんのご長男のように「僕より先に死んじゃうの？嫌だ。ずっと生きていて」と言うでしょうね。（苦笑）

　子供の頃　父親に「歳をとったら、ひとり寂しく養老院に行く」と言われた時は、「僕が面倒見なくては」と思ったことがあります。

　母が亡くなる前に「兄妹仲良くしてね」と言われました。
妹がこの言葉を守って、会う段取りをしてくれています。
毎年１回　兄妹３人で会い、食事をしながら子供の頃の思い出や両親の話をしています。
財産もほとんどなかったので、相続でもめることがことがなくて良かったです。（笑）





空よ（トワ・エ・モワ）　1970年(ｓ45).3月発表。「♪空よ水色の空よ　雲の上に夢をのせて・・・」