団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私は心細くても、慣れている住居での一人暮らしを選択するでしょうね。

2020-02-22 03:53:07 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「転居」というタイトルで、80歳の女性が投稿されていました。



 転居先の鍵をもらったのは、昨年4月のことだった。
高齢の私は一人暮らしである。
夫が逝って8年、長男が「近くへ」と呼び寄せてくれたのだった。

 当時の寂しさは言葉に言い表すことができない。
思えば、実家での暮らしは60余年である。
思い出が走馬灯のように頭を巡る。

 3人の子を育てた。
無口な夫だったが、ここぞというときは、きちんと答えを出してくれた。

 長年飼っていた愛猫の柱の傷跡。
今の時期には、決まって咲くレンギョウの花がきれいだった。

 特に私は毎朝、家庭菜園を見るのが何よりも楽しい日課であった。
傷んだ葉を摘み取り、虫はいないかと時間をかけてよく観察していたものだった。

 それが転居して生活が一変した。
周りには親しい人は誰もいない。

 だが、一歩西へ出れば県道で、そのガードレールに沿ってサザンカがきれいに赤い花を咲かせ、
楽しませてくれる。

 住宅密集地であるが、どの家も樹木が生えていて、自然に恵まれた地域である。
スーパーも近い。
「住めば都」とはよくいったものだ。

 今は、実家とは違う環境を満喫しながら、ジョギングにも出かけている。
毎日、コースを変えながら。


 以上です。


 投稿者さんは、親孝行のご子息をお持ちですね。

>夫が逝って8年、長男が「近くへ」と呼び寄せてくれたのだった。

 ご子息は、お母様がとても寂しがっていらっしゃるのを見かねて近くに呼ばれたのかな。
お母様もやっと新しい環境に馴染まれたようですね。

 歳を取ってからの転居は、あまり良くないと言います。
ご子息のご家族と一緒の生活が良いのか、一人暮らしが良いのか悩みますね。
 投稿者さんはご子息のご家族と一緒の生活を選択されましたが、
私は心細くても、慣れている住居での一人暮らしを選択するでしょうね。




オリビアを聴きながら(ライブ音源)  尾崎亜美さん
コメント (8)
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