団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

来年の節分も、年の数の豆を食べ切っていただきたいです。(笑)

2020-02-19 05:09:45 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「96粒の豆」というタイトルで94歳の女性が投稿されていました。



 節分の朝、ディサービスの車を待つ間に、孫が聞いてきました。
「おばあさん、今年は年の数の豆、大丈夫かなあ」。

 私は「多分大丈夫だと思うから、いつものように用意しといてね」。

 私は大正生まれ、数え年の96歳。
年の豆は96粒。
本当にこれだけの豆を食べ切ることができるのか、孫が案じるのも当然でしょう。

 でも私には、自分の歯が27本あるのです。
治療した歯も何本かあるけど、入れ歯や差し歯は1本もありません。
全部自分の歯です。

 夕げの膳には、小升に入った96粒の豆がありました。
口に入れてゆっくりかみしめます。

 子どもの時、母がほうろくでいってくれた大豆は、ずいぶん固かったと記憶していますが、
現代のいり豆は軽く噛むだけでほろりと崩れ、香ばしい味が口いっぱい広がります。

 小豆の甘納豆や落花生も交ぜてあり、味の変化も楽しみつつ今年も完食しました。

 振り返ってみれば、同級生も趣味の友も逝ってしまい、
周囲は寂しくなってしまいました。

 残り少ない人生の終着駅まで持って行けそうな丈夫な歯を授けてくれた両親には、
ただただ感謝です。

 来年もまた、無事に年の数の豆がいただけるのを願っています。


 以上です。

 永久歯は親知らず(第3大臼歯)の4本を除くと上下で28本ありますが、
投稿者さんは、94歳で27本もご自分の歯があるとのこと。
考えられません、丈夫な歯の持ち主ですね。

 これでしたら、節分の豆を96粒も食べられるのが理解できます。
来年の節分も、年の数の豆を食べ切っていただきたいです。(笑)






このレコード持っていました。 何も云わないで 園まり 1964
コメント (12)
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