団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

寡黙が似合わない男です。(笑)

2020-02-06 04:30:27 | 日記
 
 中日新聞の「くらしの作文」に、「追憶」というタイトルで75歳の主婦さんが投稿されていました。



 先日、その喫茶店の横を走り抜けた。
何かとても懐かしいような、切ないような気分になった。

 夫は3年前、1年間の闘病を経てなくなった。
寡黙で必要以上にしゃべらず、娘たちが自立してからは
「俺は俺、おまえはおまえ」で、夫婦でドライブとか、行楽で出かけることは皆無だった。

 定年になってからは、元気に友達とお出かけするなどして、結構楽しく過ごしていたよう。
発病してからは、通院、入退院の繰り返しで、出かけられなくなった。

 ある日、病院の帰りに喫茶店を見つけ、「寄っていこ」とひと言。
一瞬「ん?」と感じながらも、私はうれしくなった。

 落ち着いた雰囲気のその店で、私たちは別に何を話すわけでもなく、
本当に久しぶりにおいしいコーヒーを飲みながら、静かに落ち着いた時を過ごした。

 病床に伏してからも、夫は弱音をはくこともなく、一つの言葉も残してもらえなかった。

 でも、ひつぎの中の夫は、生前のどんな表情より優しく、穏やかで、
まるでほほ笑んでいるかのように私には見えた。

 それは言葉ではなく、不器用な夫が最後に、
ピカいちの優しい笑顔を私に残してくれたのだと感じている。


 以上です。

 

>寡黙で必要以上にしゃべらず、娘たちが自立してからは
「俺は俺、おまえはおまえ」で、夫婦でドライブとか、行楽で出かけることは皆無だった。

 夫婦はいろんなかたちがありますね。
寡黙で必要以上にしゃべらずですか!
私には無理です。(苦笑)

 寡黙な男でありたいと思いますが、どうしてもおしゃべりです。
寡黙が似合わない男です。(笑)

 それにしても「俺は俺、おまえはおまえ」で、夫婦でドライブとか、行楽で出かけることは皆無だった。
これってありですか!

 子供たちが自立してから夫婦の時間を楽しめるのに。(苦笑)

>ある日、病院の帰りに喫茶店を見つけ、「寄っていこ」とひと言。
一瞬「ん?」と感じながらも、私はうれしくなった。


  思いがけない優しい言葉をかけると、女性はよりうれしいのかな?
このご主人、女心がよく分かっているのかな?
私は日頃からやさしく振る舞うので、ダメなようです。(苦笑)
 このようなご主人が奥様に愛されるのかな?(笑)











森高千里さん 『渡良瀬橋』
コメント (8)
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