団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

いつも思う。注射の痛さって、注射されるまでの痛いぞと思う気持ちの痛さなのか、 された瞬間の痛さなのかって。

2020-08-18 03:16:28 | 日記



  7月初旬に手に入れた長田弘(おさだ ひろし)さんの詩、いせひでこさんの絵「風のことば 空のことば(語りかける辞典」という本を、
先日ネットが繋がらないので暇になり、少し読んで見ました。

  長田さんが読売新聞の「こどもの詩」の選者を11年間にわたり務めていた時に、
選んだ詩に添えた「選評」だけを一冊にまとめられた本のようです。

 三分の一ぐらい読みました。
 そこまでに印象に残った長田さんの言葉をピックアップしました。



 赤ちゃんと大人のちがい。

 あくびがとてもかわいいのが赤ちゃん。

 あくびがもう少しもかわいくないのが大人。



 特別な朝もいつもとおなじ朝。

 いつもとおなじ朝だけど特別な朝。

 人生はその二つで一つの朝でできている。



 雨がふった後って、風景が全部綺麗になる。

 まるで顔を洗ったみたいに。

 空も川も木も草も、土も。



 どんな言葉より胸にひびくんだ。

 子どもにとって。「ありがとう」と、

 おとなが子どもに声かけることは。



 「ありがとう」というのは、

 人はことばを大事に使わないといけないと教えてくれる、

 一番大事なことば。


 いつも思う。注射の痛さって、注射されるまでの痛いぞと思う気持ちの痛さなのか、

 された瞬間の痛さなのかって。


 消しゴムで消せるものより、

 消せないものが、いっぱいふえていくのが、

 人生という自分のノート。



 好きとおいしいは同じじゃない。

 食べ物で苦手を言うと、必ず言われる。「体にいい」って。



 四字熟語ってうんと誇張した言い方が多いけど、

 「一木一草」「一期一会」「一宿一飯」、つつましい四字熟語が好き。



 パソコンは何でもできてすごいよね。

 できないのは一つだけ。それが問題。体を動かすことをしなくなる。



 沢山の素敵な言葉が書かれている本です。
いせひでこさんの挿絵もかわいい本です。

 後三分の二、今度はいつ読む気が起こるかな。(苦笑)







竹内まりや/Mariya Takeuchi~みんなひとり
コメント (6)
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