団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私も高齢者ですので、ワクチン接種の優先対象者のようです。

2020-08-29 03:17:59 | 日記
 中日新聞の「中日春秋」で、ワクチン投与順に関してのコラムが載っていました。



 井上ひさしさんが国立結核療養所でアルバイトをしていた時、
そこの所長さんがこんな質問をした。

 待合室に二人の患者がいる。
一人は貧しい身なりで子どもを抱かえた、お母さん。
もう一人は金持ちでいかにも威張った人物。

 どちらを先に医者に案内するか。
井上さんは即座に「貧しい人です」。

 そう答えたくなるのは分かるが、所長さん、「君はだめだねえ」と言った。
「病気の重い方を先に案内するんだよ」。

 社会的地位も人柄も関係なく「重い方」を先に診察する。
井上さんへの質問以上に複雑な難問かもしれない。

 新型コロナウィルスのワクチンができた場合の接種順位である。
初期の段階で手に入るワクチンの量には限りがある。

 政府の分科会は高齢者と基礎疾患のある人、医療関係者をまず優先的に接種させるべきだとの提言をまとめた。
異論はない。

 重症化の危険が高い人と、治療によって感染リスクの高い医療従事者にまず接種してもらうのは当然で、
命を落とすケースは最小限に抑えられるだろう。

 問題はそれ以降の順番か。
あくまでリスクの高い方を優先すべきであって、自分こそ社会に必要な存在などとあつかましいことを
言う人間が出てこないことを願う。

 感染症を描いた米映画の中にワクチン投与順をくじ引きで決める場面があったが、案外、恨みっこなしのやり方か。

 人の命に優先順位など付けられまい。


 以上です。

 

>政府の分科会は高齢者と基礎疾患のある人、医療関係者をまず優先的に接種させるべきだとの提言をまとめた。

 私も高齢者ですので、ワクチン接種の優先対象者のようです。
でも、副作用が怖いので、優先対象者から外してもらって結構です。(笑)


>あくまでリスクの高い方を優先すべきであって、自分こそ社会に必要な存在などとあつかましいことを
言う人間が出てこないことを願う。

 真偽のほどは分かりませんが、下記のようなネットの記事がありました。

 ラサール石井、つるの剛士のPCR検査“優遇”を指摘
8/27(木) 22:52配信

 タレントのラサール石井が27日、自身のツイッターを更新し、この日、新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになったタレント・つるの剛士についてコメントした。

 ラサールは、つるのが今月21日に発熱があり、同日にPCR検査を受けたことを伝えるツイートを引用。「橋下徹氏、太田光氏、つるのくん、みな即日PCR検査が受けられている。」と指摘した。続けて、具体例は示さずに「一般人は病院に受診を断られ、保健所に200回電話して繋がらず、高熱でも何日も待たされ、あげくに陽性と分かったときには重症化。こんな格差はあってはいけない。そのために亡くなった、本当なら助かっていた命は確実にある。」とつぶやいた。

 つるのは所属事務所を通じて発熱・検査・診断結果の時系列は明かしているが、優遇措置があったかどうかについては明言していない。橋下氏、爆笑問題・太田も同様だ。


 PCRの優遇措置、あってもおかしくないように思いました。(苦笑)





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コメント (8)
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