団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

日本の住宅事情はあまり良くないのに、テレワークで一部屋独占されるのは家族にとってはた迷惑でしょうね。

2020-08-12 03:45:01 | 日記
 中日新聞の「気まぐれ定年塾」に「テレワーク」というタイトルで、西田小夜子さんがエッセーを書かれていました。




 バスと電車を乗り継ぎ、夫は一時間近くかけて通勤している。
自宅を出るのは、毎朝七時半だ。

 それが四月半ばからインターネットで仕事するようになり、毎日自分の部屋にいる。

 夜は夕食の後、テレビの前に三時間ものんびり座っているのが習慣になった。

 「やれやれ、寝るか」と、うれしそうに自分の部屋へ入るのは、いつも午後九時ごろと決めているらしい。

夫のテレワークは、香織さんをいらいらさせる。
以前は小学生の子どもたちと三人で早めに入浴した後、テレビを見ながら夕飯を食べていた。

 夫は午後八時過ぎに帰宅する。
香織さんは夫が帰る前に、一日の仕事をすべて終わらせていた。

 子どもたちが遊び疲れてベッドに行く。
一日が過ぎるのは早い。

 香織さんにとって大切なのは、「やっと一人になれる時間」だ。

 それなのにテレワークで、「一日中部屋を出られないんだ。じゃまするなよ」と、
夫はドアに鍵をかける。

 自室で仕事をした後、居眠りする。

 起きると、香織さんがいる居間のソファで横になる。
テレビのチャンネルを自分の好みに合わせたまま、「腹減った。昼めしはまだか」と言う。

 再び昼寝が始まった。
それから「おやつ内の?」とせかす。

 「私だって、ソファで本を読んだ李テレビを見る時間がほしいわ」

 「フン、女は家ん中でブラブラしてんのが仕事だろ!」。
香織さんはテレワークが憎くなった。


 以上です。


 私の現役時代テレワークはしたことがないです。
今回のコロナ禍で、テレワークをされる企業が多くなったようです。

 日本の住宅事情はあまり良くないのに、テレワークで一部屋独占されるのは家族にとってはた迷惑でしょうね。

>香織さんにとって大切なのは、「やっと一人になれる時間」だ。
 それなのにテレワークで、「一日中部屋を出られないんだ。じゃまするなよ」と、
夫はドアに鍵をかける。

 このような事も起こっているでしょうね。
この機会をとらえて、定年後の夫婦のあり方をご主人と話し合うきっかけにされたらいかがでしょうか。

 定年後に起こる夫婦の問題が、テレワークによって早めにきたように思います。






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コメント (4)
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