中日新聞の「おじさん図鑑」に「道迷い」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。
今や自動車にはカーナビと、ドライブレコーダーが欠かせないものとなっている。
ただ、後者は事故や違反など(後日の証拠)に効力を発揮するもので、運転時に直接役立つものではなかろう。
その点カーナビはすばらしい装置だ。
未知の土地に行っても道に迷うことはない。
衛星利用測位システム(GPS)などとの通信で現在地や目的地が分かるのだそうだ。
その複雑な仕組みは理解不能だが・・・・。
半世紀前には考えられなかったことが、今は現実となっている。
おじさんの若い頃は、目的地まで地図を頭の中に入れ、不安と道連れで車を走らせたものだ。
特に旅先では初めての道を「間違いないか」と何度も車を止め、地図帳を広げて確かめた。
それでも迷った。
今はカーナビのおかげで道を間違えることはない。
真っすぐに目的地まで行けるようになった。
しかし、途中の風景はまったく記憶になく、カーナビ無しで行けと言われても、二度と行けないだろう。
人間、試行錯誤を繰り返し、迷いながら目的地まで行くことも大切なことのように思える。
しかし、便利さには負ける。
カーナビは必需品となった。
そしてワシらは道に迷う”自由”と”緊張”とを失った。
以上です。
>そしてワシらは道に迷う”自由”と”緊張”とを失った。
そうであればいいんですが、カーナビは人間が動かします。
人間は時々操作間違いを起こします。😅
今年 草餅を食べたくなり、おちょぼ神社に行くことになりました。
ここの草餅は美味しいと評判です。
かみさんも私も方向音痴なので、カーナビが頼りです。
カーナビに従って目的地につきましたが、おちょぼ神社が未当たりません。😅
近くにいたおばあさんに「おちょぼ神社は、何処ですか?」と尋ねましたら、指を指されて「あっちの方、まだまだ遠いよ」と仰いました。😅
どうもカーナビの入力の仕方を間違えたようです。
「岐阜県のおちょぼ神社」と入力すれば良かったんですが、「おちょぼ神社」とだけ入力しましたので愛知県の津島市にある「おちょぼ」さんに来てしまったようです。
まさか愛知県にそのような紛らわしい場所があるなんて。😅
カーナビに再度「岐阜県のおちょぼ神社」と入力し、目的地に向かいました。
目的地に着くのに、2倍時間がかかってしまいました。😅
恋(弾き語り)松山千春