中日新聞の「くらしの作文」に「手をつないで」というタイトルで、74歳の女性が投稿されていました。
毎日、一時間程度のウォーキングをしています。
気分の乗らない時も、夫の「行くぞ」という呼び掛けに、しぶしぶ腰を上げていることもあります。
何の物陰もない田園の中を歩くのですから、風当たりは強いです。
今はもう田植えも終わり、一面の緑が日一日と濃くなり、目を楽しませてくれています。
農閑期ともなれば、代わり映えしない殺風景な眺めの上に、ほとんど行き交う人もありません。
そんな頃でした。
何となく冗談のつもりで「手をつないでみようか」ということになりました。
結婚以来五十二年、手をつないで歩いた記憶がありません。
決して、ふっくらと、滑らかな、とは言えない感触は、年月の重みを物語っているのでしょうか。
もし私が何かにつまずいて、転びそうになったら、夫は力を入れて引っ張ってくれるに違いありませんが、反対の場合、私は夫をとても助けられそうにないと、ふと頭をよぎりました。
力で支えることが無理ならば、心で支えることにしましょう。
これまでの長い道のりに、多少のずれによる危機はあったけれど、今のこの心境を大切にしていきたい。
そう思った、ある日のウォーキングでした。
以上です。
>農閑期ともなれば、代わり映えしない殺風景な眺めの上に、ほとんど行き交う人もありません。
そんな頃でした。
何となく冗談のつもりで「手をつないでみようか」ということになりました。
結婚以来五十二年、手をつないで歩いた記憶がありません。
投稿者さん、前からご主人と手をつないで歩きたかったんだと思いました。😊
人が行き交わないところなら、ご主人も恥ずかしくないでしょうから。
冗談のつもりで「手をつないでみようか」と言われたそうですが、ちょっぴり勇気がいったのでは?😊
ご主人も奥様の提案を受け入れられたという事は、奥様と手をつないで歩きたかったんだと思いました。
仲の良いご夫婦ですね。
>もし私が何かにつまずいて、転びそうになったら、夫は力を入れて引っ張ってくれるに違いありませんが、反対の場合、私は夫をとても助けられそうにないと、ふと頭をよぎりました。
力で支えることが無理ならば、心で支えることにしましょう。
心で支える、奥様のご主人に対する愛情が滲み出ていますね。
たまに、私もかみさんとウォーキングをします。
手をつないで歩きはしませんが、後ろから車や自転車がやって来ると、かみさんに「危ない!」と、腕を引っ張られます。
特に自転車の音は聞こえにくいので、「危ない!」と、腕を引っ張られることが多いです。
投稿者さんご夫婦は、手をつないで歩かれてますが、私は腕を組んで歩く方がいいです。😊
大橋純子 - 愛は時を越えて[OFFICIAL MUSIC VIDEO]