中日新聞の読者投稿欄に「得手不得手 人それぞれ」というタイトルで15歳の女子中学生が投稿されていました。
私は双子です。
勉強を教え合ったり、友達が倍増したりと双子には良いこともいろいろとありましたが、その分、嫌なこともたくさんありました。
成績や運動神経などで双子は比べられがちだったからです。
そのことで悩んでいたら母は「『みんなちがってみんないい』。それぞれ長所や短所が一緒だったら面白くないでしょ」と言ってくれました。
それから私は、得意なこと、不得手なこと、人はそれぞれで、比べるべきでないことを知りました。
それが、母が好きな詩人、金子みすゞの思想や世界から伝えたかったことなのでしょう。
私はこの先も「みんなちがってみんないい」を大切にしていきたいです。
以上です。
この投稿者さんのお母さんは、立派な方ですね。
「みんなちがってみんないい」は、下記の金子みすゞさんの詩から取られたようです。
あなたはあなたでいい
『私と小鳥と鈴と』
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
みんなちがって、みんないい。
失礼ながら、双子ちゃんは得意なもの、不得意なものが同じだと思っていました。
そうではないんですね。
初めて知りました。
双子ちゃんも、それぞれ違うんだ。
勉強になりました。
この映画、感動しました。 黒人が先生になるなんて思いもしなかった時代でした。Το Sir With Love - Lulu (Lyrics)