団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

母は「『みんなちがってみんないい』。それぞれ長所や短所が一緒だったら面白くないでしょ」と言ってくれました。

2021-06-24 01:29:49 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「得手不得手 人それぞれ」というタイトルで15歳の女子中学生が投稿されていました。


 私は双子です。

 勉強を教え合ったり、友達が倍増したりと双子には良いこともいろいろとありましたが、その分、嫌なこともたくさんありました。

 成績や運動神経などで双子は比べられがちだったからです。

 そのことで悩んでいたら母は「『みんなちがってみんないい』。それぞれ長所や短所が一緒だったら面白くないでしょ」と言ってくれました。

 それから私は、得意なこと、不得手なこと、人はそれぞれで、比べるべきでないことを知りました。

 それが、母が好きな詩人、金子みすゞの思想や世界から伝えたかったことなのでしょう。

 私はこの先も「みんなちがってみんないい」を大切にしていきたいです。

 以上です。


 この投稿者さんのお母さんは、立派な方ですね。

「みんなちがってみんないい」は、下記の金子みすゞさんの詩から取られたようです。


 あなたはあなたでいい

 『私と小鳥と鈴と』
 私が両手をひろげても、
 お空はちっとも飛べないが、
 飛べる小鳥は私のように、
 地面(じべた)を速くは走れない。
 私がからだをゆすっても、
 きれいな音は出ないけど、
 あの鳴る鈴は私のように、
 たくさんな唄は知らないよ。
 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがって、みんないい。

 失礼ながら、双子ちゃんは得意なもの、不得意なものが同じだと思っていました。

 そうではないんですね。

 初めて知りました。

 双子ちゃんも、それぞれ違うんだ。

 勉強になりました。
 




この映画、感動しました。 黒人が先生になるなんて思いもしなかった時代でした。Το Sir With Love - Lulu (Lyrics)
コメント (6)
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