団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

半死半生語

2022-09-16 01:18:24 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「愛惜コトバ」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。


 ほんの一昔前の日本語で、今は一般に使われなかった日本語が、おじさんはいとおしくてならない。

 だからわざと古くさい言葉を使うようにしている。

 「ひげをそる」ではなく「ひげをあたる」。

 「ソル」を忌み言葉として「あたる」にしたものだ。

 理容店で、「ひげをあたってもらえるかい」って、カッコいいと思いませんか。

 「たばこを吸う」ではなく「たばこを喫(の)む。

 「ここではたばこを吸えないよ」だと言葉がきつい。

 「ここではたばこを喫めないよ」の方が語感が軟らかくなる。

 おじさんが子どもの頃、「みそ汁」とは言わず、「おつけ(おみをつけの略だろう)」と言っていた。

 今も家で使い続けている。

 「捨てる」は「うっちゃる」。

 これは相撲の決まり手の「うっちゃり」でまだ命脈を保っている。

 その他、作る→「こさえる」「こしらえる」、価値観→「了見」、輸入品→「舶来」

 許さない→「承知しない」・・・と書き出せばまだまだある。

 ところで、最近はやりの言葉で「持続可能な」が、どうにも気になって仕方がない。

 何とかもっとやさしく簡単な日本語に言い換えできないものか。


 以上です。

 
> ほんの一昔前の日本語で、今は一般に使われなかった日本語が、おじさんはいとおしくてならない。

 私がよく見るNHKのテレビ番組「今夜も生でさだまさし」で投書ハガキに書かれている「半死半生語」ですね。

 昔はよく使われた日本語が、今では使われない。

 そのような日本語は多いですよね。

 
「みそ汁」とは言わず、「おつけ(おみをつけの略だろう)」ですか。

「おつけ」とは言った事がないです。「おみをつけ」とは言いましたが。

>「捨てる」は「うっちゃる」。

 「うっちゃる」も言ったことがないです、方言なのでは?







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コメント (6)
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