中日新聞の「中日春秋」に下記のような事が書かれていました。
『眠狂四郎無頼控』などの作家、柴田錬三郎さんは戦争中、召集されたものの、心臓の病を理由に「召集解除」となっている
兵隊の生活に耐えきれず、ある方法で心臓の不調を装った。
「ごくごくと、飲んだ。コップに半分ぐらいは、飲んだであろう」(『わが青春無頼帖(ちょう)』)。
まねしてはいけない。飲んだのは醤油(しょうゆ)である。
飲んだ上で全力で走ると心臓が早鐘を打つ。これで医師の目を欺いた。
醤油ではなく、ウクライナ侵攻に疲弊するロシアでは招集を逃れるため、自分の腕を折ることまで考えるらしい。
プーチン大統領が二十一日、軍務経験のある予備役を対象に三十万人規模の部分動員を発令。
その演説の最中から、検索サイトで「自宅で腕を折る方法」を調べる人が急増したそうだ。
本当に腕を折る人がどれほどいるかは知らないが、それほどまでに招集を回避したいのだろう。
無理もない。ウクライナの猛反撃に旗色は良くない。危険な上に、最初から大義の怪しい侵攻でもある
ロシア各地で部分動員への抗議活動が相次ぐ。
ビザなしで渡航できるアルメニアやトルコ行きの航空券は完売状態。国外に脱出しようというのだろう。厭戦(えんせん)ムードが広がる。
シバレン(柴田錬三郎)さんを診察した医師は醤油を飲んだことを見抜いていたそうだ。
それでも「召集解除」の判を押してくれた。
ロシアにそういうお医者がいてくれるかどうか。
以上です。
私も子どもの頃、母方のおばあちゃんに醤油を飲んで兵役を逃れようとした人がいたことを聞いた事があります。
私も召集令状がきたら柴田錬三郎さんのように、醤油を飲んで兵役を逃れようとするでしょうね。
「飲んだ上で全力で走ると心臓が早鐘を打つ」、下手したら死ぬかも知れませんが、戦場で死ぬよりマシのような気がします。
ロシアのように自分の腕を折るなんて事はできそうもないです。
いのちの歌 - 竹内まりや