団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

奥様が亡くなって十三年、日常を退屈に思った事がないなんて凄いの一言です。

2022-09-17 01:48:11 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「このごろ思うこと」というタイトルで、89歳の男性が投稿されていました。


 妻が亡くなり十三年。

 掃除、洗濯、炊事、買い物、ごみ出しなどのくらしのサイクルも、そこそこ板についてきたように思う。

 妻は歩いて二十分ほどのお墓で静かに眠っている。

 職歴五十五年、仕事一途だった自分をしっかり支えてくれた妻。

 月命日には欠かさず墓参りし「ありがとう」と花を手向けている。

 コロナ禍で窮屈な日が続く。

 以前は週に二回、近くのカラオケ喫茶に足を運んだ。

 腹の底から声を出し、四、五曲は歌った。

 谷村新司の「群青」が歌えないのが残念だ。

 若い頃からスポーツを視聴するのが好きだった。

 野球、相撲、駅伝、サッカー、ゴルフなど。

 新聞は体調が良ければ眼鏡なしでも読める。

 日常を退屈と思ったことはない。

 近所に住む長女は「お父さん、免許証はすぐ返しなさい」と進言してくる。

 あと少しで期限切れ。

 その時は六十五年の運転歴に終止符を打つ。

 車なき後は大変だ。

 食材を買うスーパーは結構遠い。

 歩きは無理。

 自転車を買うことを考えている。

 十月に卒寿を迎える。

 自分に言い聞かせていることは「人さまの世話にならず、自活できる日を一日でも長くキープすること」である。

 老人ではなく”朗人”で、後期高齢者ではなく”光輝好齢者”の心意気で日を重ねたい。


 以上です。



 この投稿文を拝読して思ったのは、ご自分で何でも出来る方は連れ合いに先立たれても長生きされる、私のように連れ合いがいないと困る人間は早く死ぬと思いました。

 奥様が亡くなって十三年、日常を退屈に思った事がないなんて凄いの一言です。

 私なんて、寂しくて駄目でしょうね。
 
>老人ではなく”朗人”で、後期高齢者ではなく”光輝好齢者”の心意気で日を重ねたい。

 この心意気で、さらに長生きして残りの人生を楽しんで頂きたいです。








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コメント (10)
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