ここ2週間ほどかみさんは腰を痛めたので、寝込む事が多くなりました。
昨日の夜 食事の後 洗い物を洗っていましたら、かみさんがやって来て洗った物を拭き始めました。
かみさんが「丈夫な人と一緒になれば良かったのにね」と言いましたので「俺は綺麗な人と一緒になりたかったので、綺麗な人と一緒になって良かった。丈夫な人と一緒になっても将来病気がちになるかもしれないし」と言いました。
そこからネットで見た年金の話をかみさんにしました。
「年金って先延ばし出来るけど、途中で死んでしまったら65歳の時の年金になるよ。例えば70歳でもらう事にして69歳で死んだら、65歳の時の年金がさかのぼって4年分もらえるだけだよ」と言いましたら、かみさんが「そんなのおかしい、69歳の時点の年金がもらえないの?」と言いましたので「もらえない。65歳にさかのぼって65歳の時の年金が4年分もらえるだけ」。
かみさんが「そんな馬鹿な」と言いますので「国は出来れば払いたくないので、おいしい話を持ってくるだけ。騙されてはいけないよ、自分の寿命は分からないので65歳で貰えばいいんだよ」と言いましたら、かみさんは納得出来ない顔をしていました。
下記にネットで例が書かれていました。
夫が65歳からもらえる年金額が200万円とした場合、70歳まで受給を遅らせると284万円(42%増額)の年金を受給できます。
ところが、夫が69歳で亡くなった場合、33.6%増額された年金は受給できず、本来65歳から受給できる年金を4年遅れて、まとめて受給することになります。
つまり、遺族であるあなたに支給される未支給年金は、800万円(200万円✕4年間)になります。
未支給年金には相続税は課税されませんが、受け取るあなたは雑所得として確定申告をする必要があり、所得税と住民税がより多くかかります。
また、遺族厚生年金の支給要件を満たせば、未支給年金(一時金)の他に、夫の老齢厚生年金の4分の3にあたる遺族厚生年金を生涯受け取ることができます。
赤字にしたところは、65歳で貰った時より、損になる部分です。
哀愁の夜 ( 舟木一夫)