中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「思いと行動」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。
本コラムは掲載のだいぶ前に書いているので大災害や大事件には即応できない。
元旦に能登・北陸地方を襲った大地震についても同様で、読者から「のんきすぎる」と批判されても「申し訳ない」と叩頭(こうとう)するしかない。
もちろん、さまざまに報道される悲痛な被害には、おじさんも胸を痛めたし、もらい泣きもした。
これは当たり前のことで、日本中の人々が同じ思いをしたのだった。
しかし、「それがどうした」という話だ。
一個人の思いなど無力なのだ。
「気の毒だ」と百万遍唱えても何の役にも立たない。
被災者の苦痛は、同情と祈りで軽減することはほとんどないと思う。
例えば消防団や自衛隊、あるいは諸団体による救護活動や道路修復などは、具体的に被災者の大いなる助けとなろう。
無私の精神で活動するボランティアたちの瓦礫の整理なども、実際に被災者と寄り添う行動だ。
無力なワシらにできることは、応援の募金しかなかろう。
今の世の中、大部分の人々は身を削っての募金となる。
そんな尊い募金こそ他者を救い、わが身をも救うのだ。
今月から新年度が始まる。
時節も春。
一から出直しの時だ。
以上です。
募金ですか、東北大震災の時に募金したぐらいです。
私は募金が、本当に被災者のところに届いているのか懸念しています。
以前 日本テレビ系列の子会社で経理等を担当していT・Mが、10年間にわたり「24時間テレビ」(日本テレビ系)の寄付金を着服していたことが発覚し日本テレビ系列の子会社は、この担当者を懲戒解雇とし、さらに警察へ被害届も提出したという。
T・Mは24時間テレビに寄せられた寄付金260万円超のみならず、局の売上金約850万円を着服。飲食代やパチスロなどの遊興費に使った。という事件がありました。
この番組には、たくさんの人々が寄付されました。
大人達だけでなく、子供達も寄付しました。
せっかくの善意が、一人の男の遊興費に使われてしまったなんて悲しすぎるし怒りが湧きあがります。
Julie London - Fly Me To The Moon - Best of Smooth Jazz