7日は会社の親睦行事で有馬温泉に投宿。40人ほどの大人数での宴会あり、初めての「太閤の湯」入浴ありで、なかなかにリフレッシュすることができた。
明けて8日は朝食後で解散となり、そのままゴルフコースに向かう人や、しばらくホテルでまったりする人など三々五々分かれたが、私はといえば有馬温泉駅から神戸電鉄に乗り、その後神戸高速、阪神、地下鉄を乗り継いで京セラドーム大阪に向かった。
今季初の京セラドーム。オリックス・バファローズ対昨年のアジアチャンピオン・埼玉西武ライオンズ。今季も優勝争いを繰り広げることが予想される相手だけに、オープン戦とはいえ勝っておきたいところ。
西武はWBC出場の中島、片岡を欠くが、本塁打王の中村や最多安打の栗山がラインナップに並ぶ。先発は、ローテーション入りの期待がかかる3年目の木村。
それにしても、初めて「レジェンド・ブルー」の新しいユニフォーム姿を見たが、やはりまだ鮮やかなブルーのイメージが強いせいか、別のチームに見える。それでもシンプルなデザインや新しいロゴがクラシックな感じがするので、じわじわと定着してくるのではないだろうか。
さて試合前にはサプライズゲストで、萩本欽ちゃんが登場。実は3月20日に茨城ゴールデンゴールズとオリックス2軍との交流試合が神戸で行われるとのことで、そのPRである。そうとなれば私も観戦に行きたいところだがこの日は先約があって残念ながら見送り。その中で、場内DJの堀江氏との掛け合いや、始球式、北川への「ヒーローインタビュー」などのマイクパフォーマンスを務め、場内から大きな歓声が上がっていた。
オリックスの先発は左のエース・山本。序盤から切れのある投球を見せ、西武打線につけ入るすきを与えない。4回まで2安打無四球で失点ゼロ。先発としての安定感が出てきたように見える。
一方の打線は木村の立ち上がりを捕らえ、初回、大村(不動の1番といっていいでしょう!期待しとるで)の安打をきっかけに、この日3番のラロッカ(まだまだ存在感あるな)の内野ゴロ悪送球で1点先制。4番ローズが2塁打で続き、5番北川の中越え2塁打で2点追加。初回から3対0とリード。
4回にも大引、大村のタイムリーで3点追加、5回には後藤のピッチャー強襲安打で1点追加。この当たりで木村は結局降板、7対0と一方的な試合展開。これには、ライトスタンドで「打倒西武」の旗を振っていた応援団も大喜びである。
6回、西武の佐藤がオリックス2人目の本柳からソロ本塁打を放ったものの、西武の得点はこの1点のみ。7・8回は抑えの切り札・加藤大輔もオープン戦初登板。9回は鴨志田が締めて7対1と快勝。本塁打こそ出なかったものの、打線のつながりがいい感じであった。
まあ、オープン戦だから勝敗は二の次であるが、大阪に戻ってからチーム状態は上向きである。ただこれからカブレラ、フェルナンデスも合流し、野手陣の1・2軍の振り分け競争がこれから激しくなってくるだろう。開幕ロースターがどのようになるか、これから注目していきたいものである・・・。
一方の西武、そういやG・G佐藤がやっと契約更改したということで。こちらも開幕を迎える頃には強力な打線になるはずで、今年も熱戦を繰り広げてくれるだろう。ぜひ楽しみにしたいものである。