先日津山から岡山までの区間で運転された「ありがとうキハ28・58」。私もいわゆる「その筋」の方たちの総会のような最終列車に乗車し、自分なりに最後の乗車ということでその乗り心地を味わうことができた。
さて、その列車について2011年版のカレンダーが発売されるということで、津山の観光協会のホームページから申し込んだ。それを本日受け取ることができ、早速部屋に展示する。
カレンダーは「みまさかスローライフ列車」(といいつつもその筋の客が大挙押しかけて大混雑となり、因美線にまで来て山手線のラッシュを味わうというハメになった列車だそうでどこが「スローライフ」やねん、ということだったらしい)として走ったこの車両の姿を追いかけたもので、駅での発着のシーンや、途中の山村の区間を走る姿が収められている。
それにしても、この塗装、この車体というのは日本の風土によく溶け込んでいるなと思う。北は北海道から南は鹿児島まで、どこにでも見かけた色だし、それがこの国の風景によく合っていたというのかな。
それがもうなくなるというのは惜しい話である。
まあ、鉄道写真のカレンダーというよりは日本の素朴な風景を写した写真集のカレンダーということで、来年1年楽しんでみたいと思う。
・・・一方でその前に、今年のオリックス・バファローズの12月のカレンダーを見てものすごく複雑な気持ちになったことだが、それはまた別の話として・・・・。