まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

カラバイヨ、BCリーグ初の三冠王

2014年09月18日 | プロ野球(独立リーグほか)

NPBプロ野球のペナントレースも終盤。パ・リーグはオリックス・バファローズがホークスとの3連戦の初戦を落とし、優勝に必要な3つを取ることができなかったことから、私も前の記事で「ホークス優勝」ということを書いた。ただ、残り2つを取りゲーム差を1縮めたかというのが、ひょっとしたら甦るのでは・・・という期待を持たせなくもない。その前に次のロッテ、西武という試合が余計重要になる。4位以下が混戦になっていて、楽天を含めた3球団とて楽には勝たせてくれないだろう。

さて、「次の新企画」のことを書く前に、また野球の記事で。一足早くBCリーグでは公式戦を終え(最後に来て、明石家さんまの1日コーチとか、木田優夫、大塚晶文の引退登板とか話題もあった)、ポストシーズンとして、まずは地区チャンピオンの決定戦が群馬対新潟、富山対石川の5試合制で行われる。

その前に個人タイトルの発表があったが、群馬のカラバイヨが72試合で打率.396、33本塁打、87打点という素晴らしい成績でリーグ初の三冠王に輝いた。

昨年も本塁打と打点のタイトルを取っており、今年は初の首位打者。群馬の強力打線の中軸として文句なし。このまま、独立リーグ日本一まで打ちまくるか。

・・・さて、カラバイヨと聞いて「あの選手か」と思い出した方もいらっしゃるのでは。そう、2010年途中に群馬からオリックス・バファローズに入団した選手である。一軍デビュー戦を生で観戦することになり、2打席目でいきなり本塁打。チームの勝利に貢献してお立ち台にも上がった。結局故障もあり2年で7本塁打という成績で解雇され再び群馬に戻ったが、やはりNPBの経験が今に生きているのだろう。

群馬とオリックスと言えば、駿太や安達ら同県出身の4選手が「ぐんま観光特使」に任命されたが、カラバイヨもある意味ご縁のある選手ではないかなと思う。まだ来季の戦力がどうのという時期ではないが、今年の背番号1のような選手をつかまされるくらいなら、もう一度、独立で覚醒したこの選手を大正ドームの一塁側に置いてみるのも、悪い話ではないと思うのだが・・・。(その時の観戦記事を振り返ると、同じくBC福井から入団した前田祐二が投げて、カラバイヨが打つという試合を観たいということを書いていた)

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