まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

松井山手に新幹線?

2017年03月08日 | ブログ
敦賀までの開業は決定しているものの、その後がどうなるのかという北陸新幹線。敦賀から京都までのルートの候補も複数あったが、その中で小浜~京都ルートに決まった。若狭地方への利便性を図りつつ京都まで速くということで、21世紀版「鯖街道」とも言える。私としては、湖西線を有効に活用できないのかなと思っていたが。

そして、京都~新大阪のルートとして、東海道新幹線の北回りか南回りかが議論されていたのが、南回りで、途中JR学研都市線の松井山手に新駅を造るという方向になった。北回りより建設費は膨らむが、所要時間にほとんど影響せず、新駅の需要が期待できるとしている。

まあ、一時は舞鶴を経由しようなどという案があったことに比べれば、この「寄り道」はありかなと思う。京都南部、また枚方あたりの客を取り込もうというのも、発想として悪くはない。新駅の利用者が皆北陸に行くのでないにしても、京都乗り換えで名古屋、東京とつながるとか、JRが不利な奈良へのアクセス改善につながるかもしれない。それには学研都市線の複線化も必要だと思うが。

北陸新幹線の大阪開業は今から約30年後、私も生きているかどうかという先のことである。その頃にはリニア新幹線もあり、交通環境も変わっているだろう。そうすると、速さだけを求めてノンストップにするのではなく、新駅を造っておくのも一つかと思う。北陸新幹線に速達性を求める利用客(1分1秒を争うという意味で)はほとんどいないと思う。

私としては、北陸新幹線開業によりJRから切り離される在来線、第三セクター線のほうが気になるのだが・・・。
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