まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

オープン戦観戦記・オリックス対阪神(エースコックにBsCLUB大撮影会)

2017年03月27日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
26日は何と言っても大相撲が盛り上がった。稀勢の里の逆転優勝はいろんな要素が絡んでのことで、元々日馬富士に敗れた一番でも怪我がなければ次の2日は順調に勝っていたかもしれないし、それ以前に照ノ富士が勝ち進んでなければもっと早く決まっていたかもしれない。まあ、だからこそ余計にドラマチックなのだが。

ちょうどこの時、私は大正ドームを後にするところだった。スマホのワンセグ画面を見てワォーッ!!と吠えているおっさんがいて、何事かと思ったが、そういえば千秋楽の結果はどうだったかとチェックした。映像は帰宅して見たが、これが本当の「執念」かと感じた。「執念」とは、バファローズの東京応援団の旗にも書いてあるな・・・。

ということで本題のオープン戦。バファローズ対タイガースという、例年オープン戦の最後に対戦するカード。久しぶりに観戦とした。やはり黄色やタテジマ姿のほうが目立つ。この日は地上波でも中継があるが、どうせタイガース偏向報道しかしない局の中継であり、そんなのを聴かされるくらいなら現場に来たほうが早い。またこの日は2017年のBsSPIRITSユニフォームでの試合であり、試合終了後には選手、スタッフ、そしてこのユニフォームを着たファンクラブ会員との大撮影会がある。大撮影会は初参加なので、どんなものか楽しみだ。

この試合はエースコックの協賛デー。何でも、バファローズとコラボした「いてまえワンタンメン」なるものが発売されるそうで、ショップにも並んでいた。また、子ぶたのキャラクターがバファローズのユニフォームを着ていたりする。猛牛軍団に子ぶたとはこれいかに。外のテントでは100円でガラガラ抽選会をやっていて、軽い気持ちで1回回すと何と1等賞。ワンタンメンに、わかめラーメン、スーパーカップ、スープはるさめの豪華詰め合わせである。ちなみに、先着入場でワンタンメン1袋いただいたから、結構なお土産となった。

指定席をあらかじめ買っていたのだが、割り当てられたのが後方のブロックでしかも列の真ん中で見にくいため、いつもの上段最前列に陣取る。

エースコックの協賛試合とあって、わかめラーメンのCMキャラクターを務める柳沢慎吾さんが始球式に登場した。柳沢さんといえば自分で実況する長い始球式が有名で・・・この日は「神奈川県立わかめ高校対大阪桐蔭高校」という決定。初めてナマで観たが、こまかな演出もいろいろあり面白かった。

また、WBCにバファローズから唯一出場していた平野への慰労ということで花束贈呈もあった。

先発はバファローズが西、タイガースが能見。今週末が開幕と考えると、第3戦はいずれもこの投手が先発だろう。最後の調整だが、結果だけ見れば明暗が分かれたようだ。

ちなみにタイガースの3番には糸井が入り、バファローズファンからも拍手が起きていた。確かに、昨年はこの場所から同じ背番号7を見ていたのだが、改めて違うユニフォームを見て、移籍したんやなと実感する。この日の糸井はタイムリーを含む2安打1打点。ランナーとしては激走、守備ではスライディングキャッチを見せ、翌日の関西マスコミは糸井を全面的に讃える記事であふれていた。

そんな糸井に比べて扱いは小さかったが、西は7回2失点と試合を作り、こちらもバファローズ先発の柱の活躍が期待できる。

一方で打線は、初回に能見の不調に付け入って一死満塁として小谷野がタイムリーで先制。ただ、続くT-岡田が簡単に打ち上げて追加点が奪えない。今年もファンは期待するがなかなか応えられないのかな・・・? その中で目立ったのが西野。2回には2点タイムリー、4回にはタイムリー三塁打と存在感を出していた。

バファローズは8回に澤田、9回は黒木という新人二人が登板。平野が最後に出るかなと期待していたことについては残念だが、オープン戦を通して好評を得ていた二人。シーズンでの活躍を楽しみにしたい。試合は4対2でバファローズの勝利に終わる。今年のオープン戦は何とか勝ち越すことができて、シーズンへの励みにしてほしい。

さて試合終了後、数の多かったタイガースファンはほぼ全てドームを後にしたが、バファローズファンの結構な数が残っている。これからの大撮影会の準備待ちで、グラウンドの様子を見守る。

やがて準備完了ということで、両側の大商大シート、ライトフェンスからファンがグラウンドに入場する。そしてファンクラブ会員の種別ごとに設けられた集合場所に向かう。私のゴールドはセンター方向である。この大撮影会、ホームベース付近を起点としてまずは監督、コーチ、選手が並ぶ。次にBsGirlsのメンバー、チームスタッフが並び、その後ろにファンクラブ会員のランクが高い順に並ぶ。それでVの字を作るというもの。ファンクラブ会員の種別をグラウンドでチェックするとアナウンスがあったが、実際はなかった。そこまで手は回らないだろうし、ファンそれぞれの良心によらざるをえないだろう。

位置決めで塊が少しずつ狭くなる。私も内野のそれなりのところまで詰めてきた。ようやく位置が決まったところで、ホームベース後方でゴンドラに乗ったスタジアムDJの平野さんから声がかかる。「勝利を」で右手を開けて上に掲げ、「いただき!!」で右手を拳にして顔の横に持って来る動作をするようにと言われる。そしてリハーサルを経ての本番。

今回撮影した画像や動画はまたアップされる。ポスターにもなるのだろう。またその時は、「まつなるを探せ!」とでもやってみようと思う(別にそんなおっさんを好き好んで探そうという方はいないだろうが・・)。

こうしたファンの集まりもいいと思う。31日からはいよいよ公式戦。相変わらずパ・リーグは強豪が競合する中ではあるが、今年こそ、その中に割って入る熱い戦いを期待したいものである・・・。
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